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2021.06.15
開拓時代の面影を訪ねて。一度は訪れたい札幌の歴史的建造物
街なかにも点在する歴史が刻まれた建物。開拓時代の面影を訪ねて、札幌の歴史さんぽに出かけましょう。
正時に鐘が鳴る日本最古の塔時計「札幌市時計台」
オフィス街の谷間にあり、今でも毎時間、鐘の音を響かせている
クラーク博士の提言により北海道大学の前身・札幌農学校の演武場として1878(明治11)年に完成。現在は札幌の象徴として、開拓の息吹を伝える重要文化財に指定されています。原形のまま作動している塔時計としては日本最古。内部は札幌農学校と時計台についての資料館となっています。
2階は建設当時、演武場であった姿を再現。コンサートが開かれることも
札幌市時計台
サッポロシトケイダイ
開拓時代の面影が残るクラシカルな洋館「豊平館」
柱や窓枠のウルトラマリンブルーが白い壁に鮮かに映える
1881(明治14)年に、開拓使が洋造ホテルとして開業。明治天皇をはじめとする皇室の宿泊場所となっていました。1958(昭和33)年に現在地に移築。アメリカ風の建築様式を基調としながら、ヨーロッパ風様式のバルコニーや円柱、館内には紅葉や牡丹といった意匠も見られます。
明治天皇の御座所として使われた2階の「ウメの間」
豊平館
ホウヘイカン
札幌の歴史的建造物はいかがでしたか?開拓時代に思いをはせながら、札幌の街をおさんぽしてみてくださいね。
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