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2016.04.05
谷中の和栗専門店で、オーダーを受けてから作るモンブランをいただきます
栗の名産地、茨城県の和栗を使用したスイーツがそろう「和栗や」では、ソフトクリームや大福などのほか、旬の素材といただく季節限定メニューまで、よりどりみどり。なかでも一番の人気はオーダーを受けてから作る、フレッシュな“モンブラン”です。
ジャズが流れる居心地のよい和の空間
店内奥にある工房ですべて手作りしている
レトロな商店が軒を連ねる谷中銀座商店街は、地元の人や観光客でにぎわうスポットです。そのなかにお店を構える「和栗や」は、東京メトロ千代田線千駄木駅から徒歩4分ほど。 ここは日本一の栗の産地、茨城県笠間・岩間地方の和栗を使用した、和洋菓子を食べられる和栗専門店です。
オーダーを受けて作る、風味豊かな絶品モンブラン
入口右側は栗型の小皿などの販売スペース
風味の“繊細さ”こそ、和栗ならではの醍醐味。その魅力を余すことなく味わえる「栗薫モンブラン」(700円。通年提供のイートインメニュー)は、渋皮煮ペーストとモンブランクリームで仕上げたもの。 洋酒や香料などは一切加えない上、オーダーを受けてから作るため、和栗の風味をそのままに楽しめます。土台のビスキュイのサクサクした食感も、作りたてならではですね。
春爛漫!フレッシュな苺と和栗が織りなす限定スイーツ
4月上旬〜5月下旬に食べられる「薫風パフェ」(1100円)
春になると「和栗や」に登場するのが、苺をふんだんに使ったメニューです。 「薫風パフェ」は、栗の甘露煮に渋皮栗のモンブランペースト、ソフトクリームやバナナなどが入ったパフェに、苺果肉たっぷりのソースをかけたもの。オーダーを受けてから作る温かなソースが、生乳仕立てのソフトクリームに絡み、春色のマーブル模様に。和栗本来の甘さがいきる甘露煮や渋皮煮ペーストと、フレッシュな苺のハーモニーを楽しんで。
苺の季節の次はメロンです。さわやかな「緑風パフェ」(1200円)
モンブランクリームを添えた「春色プレート」
「春色プレート」(1100円)
「春色プレート」は、モンブランクリームに完熟苺「女峰」を使用した自家製アイス、苺果肉に苺のメレンゲと、苺づくしのメニューです。その日の朝に摘んだ苺で作るアイスは、苺の果汁を60%も使った贅沢な味。でこちらは4月下旬までの提供(予定)なので、お早めにどうぞ。
小豆や白あんは一切不使用。「和栗や」特製の栗大福
通年販売している「栗薫大福」(1個350円)は持ち帰り専用
家でのおやつや手土産に、おすすめなのが「栗薫大福」。渋皮煮の煮汁入りの求肥で、栗と砂糖だけで炊いた栗あんを包んでいます。あんにはホクホクした甘露煮も入っており、どこから食べても栗を楽しめる逸品です。 和洋両方の栗スイーツを楽しめる「和栗や」で、極上の和栗を味わいましょう。
和栗や
ワグリヤ
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青木 萌
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