裏路地にひっそりと佇む知る人ぞ知る人気店

店内ではコーヒーや紅茶などのドリンクも提供

小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩3分ほどの場所にある「ORANGE COUNTY（オレンジカウンティ）」。高架に沿って進むと見えてくる古民家風の小さな建物が目印ですが、実はこちらはテイクアウト専門の窓口。イートインの入口は、ぐるっと逆側にまわった細い路地の先にあり、少し分かりづらいので見落とさないように注意して。 アットホームな雰囲気の店内は、一歩足を踏み入れるとクレープを焼く甘い香りがたちこめていて、いっきに幸せな気分で満たされます。

イートインの入口は小さな黒板サインが目印

メニューが豊富でどれにしようか悩んでしまう

甘酸っぱいいちごと生クリームが相性抜群の「いちごまつり」

メニューを見ると、バナナやピーチ、パインなどのフルーツと、生クリームや自家製カスタード、ダブルクリームの掛け合わせですでに数十種類。さらに、あずきや白玉をトッピングした和風クレープや、ティラミスやクレームブリュレといったスペシャルクレープもあり、あまりの種類の多さからなかなかオーダーが決められず立ちすくむお客さんもちらほら見られます。 さらに季節のクレープも見逃せません。12〜5月頃は、国産のいちごを使った「いちごまつり（800円）」が登場。たっぷりと盛られたいちごにカラフルな和菓子「おいり」を散らして目にも鮮やか。クレープの中にはバニラアイスも隠れていて食べ応えも十分です。 このほかにも、時期に合わせてモモやブドウ、モンブランやスイートポテトなど、さまざまな季節のクレープが登場するそうなので、SNSを小まめにチェックしてみましょう。

その日の気分や好みに合ったクレープが必ず見つかる

マスカルポーネクリームの下にはバニラアイスがたっぷり

濃厚な自家製マスカルポーネクリームにハチミツのさわやかな甘みとくるみの食感がアクセントになった「マスカルポーネ・ハニー・くるみ（600円）」も定番人気。パリッとした皮のおいしさをシンプルに味わいたいなら、「シナモンシュガー（350円）」もおすすめです。また、ツナサラダやカレー、お好み焼きなどのおかず系クレープは、ランチや軽食にもぴったりです。

生クリームの量が調節できる嬉しいオプション

甘さ控えめな生クリームは軽い口当たり

どのクレープもボリューム満点ですが、軽めにいただきたいなら、生クリームを少なめにしたり、無料で生クリームを豆乳クリームに変更してもらえるのも嬉しいポイント。逆に、「1メガ/+5㎝（50円）」、「2メガ/+10㎝（100円）」、「3メガ/+15㎝（150円）」と、生クリームの大盛りオプションもあるので、思う存分食べたい時はぜひ利用してみて。

祖師谷大蔵は商店街に活気があるので、テイクアウトのクレープ片手に街を歩くのも楽しそう。おいしくて見た目も華やかな「ORANGE COUNTY（オレンジカウンティ）」のクレープは、春の散策のおともにぴったりですよ。