バラ・コンクールに挑む感動の逆転サクセス・ストーリー。映画「ローズメイカー　奇跡のバラ」

2021.04.21

バラ・コンクールに挑む感動の逆転サクセス・ストーリー。映画「ローズメイカー　奇跡のバラ」

フランスが誇る大女優カトリーヌ・フロが主演。崖っぷちのバラ育種家が最高峰のコンクールに挑む笑って、泣いて、希望の花が咲く、感動の逆転サクセス・ストーリー。随所で登場する貴重なバラをはじめ、のどかな丘陵地帯に咲くバラ園やローズガーデンなど、美しい映像に心が癒されますよ。メインカット：© 2020 ESTRELLA PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINÉMA – AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA

STORY

フランス郊外。あふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、数々の賞に輝いてきたエヴ。しかし、数年前から巨大企業のラマルゼル社に賞も顧客も奪われ、亡き父が遺したバラ園は今では倒産寸前になってしまいます。助手のヴェラが何とか立て直そうと、職業訓練所から格安で前科者のフレッド、定職に就けないサミール、異様に内気なナデージュを雇いました。だが3人は全くの素人で手助けどころか一晩で200株のバラをダメにしてしまいます。

そんな中、エヴに新種のアイディアが閃めきます！交配に必要なバラがラマルゼル社のバラ園にしかないと知ったエヴは、フレッドにある“特技”を披露。パリの新品種コンクールまであと1年、はみ出し者たちの壮大な奮闘が幕を開ける──！

主演はフランス映画界が誇る名女優

エヴに扮するのは、フランスで最も栄誉あるセザール賞に10度ノミネート、その内『偉大なるマルグリット』他で見事に2度受賞し、大ヒット作『大統領の料理人』でも知られる国民的俳女優のカトリーヌ・フロ。色、形、香りと、究極の美を追求する本物のプロフェッショナルを、ユーモアと情熱を込めて演じきっています。監督はセザール賞短編賞をはじめ、数々の賞に輝くピエール・ピノー。作中ではバラに人生をささげる育種家を好演。仕事にかける情熱や難しさ、また新人のフレッドたちにかけるやさしさと愛情。表情や動き、繊細な演技に次第に引き込まれていきます。

住む世界の違う者たちが、ありえない出会いから、それぞれの生き方を変えていく。誰かと繋がることで、人生はいつでも幾度でも花開く。エンドロールですべての人が大輪の希望の花を受け取る、感動の物語です！観終わったあとに、ほっこりと心があたたまるストーリー。困難な状況のなかで、手を取り合って挑むさまは、仕事や人間関係に悩んだときのヒントにもなりそうです。