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2021.06.28
滋賀・伊吹山のふもとにある古民家「YANEURA」でガラスの魅力に触れる
滋賀県にある「YANEURA」は、ガラス作家の林和浩さんが手がけるガラス工房。手仕事が光るガラス作品の販売や、気軽に楽しめるワークショップを行っています。自然に囲まれた古民家の屋根裏部屋で心地よい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
おうちに遊びに行ったような感覚の落ち着く古民家
四季折々の風景を楽しめる
米原市にある伊吹山は日本百名山のひとつ。山麓にたたずむ風情ある古民家の2階が「YANEURA」です。 店主でガラス作家の林さんは大学で建築学を学んだ後、興味があったガラス作りを学ぶため、アメリカに渡りました。帰国後に栗東市や静岡県で活動していたところ、米原市でものづくりに関わりのある人を誘致する取り組みを行っていることを知り、この地を紹介してもらったのだそうです。
木のあたたかみを感じる屋根裏部屋
かつて蚕を飼育していたという古民家は築120年。セルフリノベーションを行い、1階は林さんと家族の住居、2階の屋根裏部屋はガラスのショップ兼ワークスペースとして使用しています。周辺は自然にあふれ、のどかな風景にも癒されます。
暮らしを彩る涼しげなガラス作品
「プレート」(4400円~)、「カトラリーレスト」(2本組4400円)、「PAPER WEIGHT」(5500円)
室内には日々の生活に取り入れたい器やオブジェなど、林さんが作った作品が並びます。 箸やスプーンを置くカトラリーレストは、伊吹山から流れる水をモチーフにしているのだそう。動きのあるデザインや色合いがさわやかです。 プレートと紙などを固定する球体のペーパーウェイトは、どちらも気泡が入った風合いが印象的。手作りなのでひとつひとつ表情が異なります。
ネックレス(26400円)
ネックレスやピアスなどのアクセサリーも販売。強化ガラスを使用したネックレスは、金と銀を溶かして色付けをしています。金はピンク、銀は青色や白色を表現できるそうで、じっくりと眺めたくなるような色合いや模様が魅力的です。
ワークショップでオリジナルの作品に挑戦
ガラス皿作りは、小皿2枚または大皿1枚で8000円。対象は小学生以上
ガラスを使った体験は電話またはメールでの予約制です。 ガラス皿作りは、お皿の形に合わせて色の付いたガラスを自由に配置し、好きな模様を作っていくワークショップ。ガラス炉での作業など仕上げは林さんが行い、後日できあがった作品が届きます。初心者でも気軽にチャレンジできるのがうれしいですね。
オーナメント作りは5000円、卓上ランプ作りは18000円~(照明器具付き)。どちらも対象は小学5年生以上
ステンドグラスのオーナメントや卓上ランプ作りも体験できます。ランプシェードやオーナメントのモチーフに好きなガラスのパーツをはんだ付けすると完成。自分で作った作品はより特別なものになりそうです。 ガラスの美しさを存分に満喫できる「YANEURA」。古民家や周辺の自然も相まって、素敵なひとときを過ごせますよ。
YANEURA
ヤネウラ
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Union Synapse 写真:保志俊平
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