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2021.06.15
【カメラ講座Part4後編】夏を撮る~夕景から夜景に挑戦~
簡単に習得できて、スマホでもデジタル一眼カメラでも 使えるテクニックを写真教室「たのしいカメラ学校」主催の矢島直美さんが伝授!今回は、街の明かりが灯り始める夕方から夜にかけてがテーマ。この時間帯ならではの美しい写真の撮り方を教えてもらいました。夏は湿度が高いため、空が赤く染まる美しい夕景に出会える可能性が多いのだとか。手ブレに注意して、 刻 一刻と変わる空の色や街の風景をおさめましょう。
【SCENE4夕景】シルエットに注目すると印象的な一枚に

夕陽を指で囲んだシルエット写真/デ ジタル一眼カメラで撮影
夕陽に向かってカメラをかまえると「逆光」になり、空に露出(明るさ)を 合わせて撮影すると人物などは暗く「シルエット」となって写ります。

ピントは水平線に合わせて撮影。手前のシルエットはやわらかく ボケ、夕陽に照らされた海が美しい/デジタル一眼カメラで撮影

【SCENE5マジックアワー】日没前後の数十分は美しい写真が撮れるチャンス

空が赤く染まる中、街の灯りもつきはじめ、なんとも幻想的/デジタル一眼カメラで撮影
日没前後の数十分は「マジックアワー」と呼ばれる魔法の時間帯です。空は真っ暗ではなく、水彩画で染めたようにやさしい色に染まり、幻想的な世界が出現。ノーテクニックでも美しい写真を撮影できます。

日没直前と日没後の船の照明が水面に写り始めた時間帯では、同じ風景でも印象が異なる /デジタル一眼カメラで撮影

【SCENE6夜景】手ブレに気をつけて & 補正で鮮やかに

屋台の舞台裏の風景。屋台の活気と、まったりした空気感が漂う /iPhoneで撮影
夜の撮影で一番注意したいのが手ブレ。カメラを手持ちで撮 影する場合は、脇をしめて両手で持つこと。それでもブレてしまう場合には、手すりや壁などに寄りかかるなどしてブレない工夫をしましょう。

夜空の中、ブルーにライトアップされた観覧車/デジタル一眼カメラで撮影


いかがでしたか?今回のカメラ講座は「夏を撮る」をテーマに、後半は「夕景~夜景をすてきに撮影する簡単テクニック」をご紹介しました。日が長くなる今の時季、会社帰りに、または休日に、カメラを片手にのんびりお散歩を楽しんでくださいね。
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神島由布子 写真協力/矢島直美
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