富山駅近ローカルタウンで「富山らしさ」を感じる賑わいスポット

開放的なムードが漂う正面入り口

富山県富山市。中心市街地にある「総曲輪通り」に面した一角に「SOGAWA BASE」はあります。自然豊かな富山で育まれた食材の販売や独創的な料理の提供など「富山のおいしい、楽しい」を提案する商業施設です。 “モノと人、人と人とが出会い関わる場”というコンセプトのもと、この地の再開発によって誕生した複合ビル「WAKURU SOGAWA」の低層階にオープンしました。

ゆったりとした共用スペースでは休憩やテイクアウト商品の飲食もできる

１階に広がるフードフロアには、これまで県内各地で腕をふるってきた精鋭な店主が営む飲食店や食料品店など、現在（※2021年7月）10店舗が出店しています。これまで地域限定でしか販売されなかった商品もこちらで購入できるとあって、連日たくさんのお客さんが訪れています。

食を通して富山を知る。個性あふれるフードがいっぱい♪

左上から時計回りに「ブルーミン」のクラフトビール、「beef kitchen by K・MEAT」の精肉、飲食店前フリーシートの様子、「ブーランジェリー ドーヨー」のパン

１階・フードフロアの正面から西側のエリアには、食料品店が並んでいます。 富山湾が誇る鮮魚や店主自慢の惣菜、地元の目利きが販売する良質な精肉や青果などが勢揃い。じっくり吟味しながら選べる店内は、洗練された空間でありながら活気あふれる市場をイメージさせます。 海沿いのまち・氷見市のブルワリーで醸造されているクラフトビールの店や、県最東端に位置する朝日町から移転オープンしたパン屋さんなど、どのお店もリピーターが続出しています。 東側のエリアには、選りすぐりの飲食店が軒を連ねます。 富山市内で長く愛されるイタリアンレストラン直営のパスタ専門店や、「昼呑み」が楽しめる酒場、インド人シェフ自慢の「南インドカレー」の店など、独創的な料理の数々に出会えます。その日の気分に合わせてセレクトできるのが嬉しいですね。 さらには期間限定で、県内外で話題の店が出店するなど、各地で頑張る若い人の新たな挑戦の場としても注目を集めています。

次世代の店主が営む新たな人気店も誕生

“粋”を感じるカウンターには自慢の和菓子がずらり

数あるショップの中でも、注目の2店を今回ピックアップしました。 フロアの中央に位置し、時には行列もできる「もちもなか源七」は、富山県魚津市に本店を構える「餅屋源七」の3代目店主が営むNEW SHOPです。 コロンと可愛らしい形の「もちもなか」は、伝統的な製法を元に独自に開発した看板菓子です。県東部に伝わる郷土菓子「芋かいもち」の生地をベースに餡やタレをまぶし、サクサクのもなかでサンド。フワッ、モチッとした独特な食感です。定番から季節限定商品まで、多彩で革新的な味わいが楽しめます。

また、総曲輪通りに面したガラス窓越しに佇むのは、コーヒースタンド「hazeru coffee（ハゼルコーヒー）」。富山市古沢に焙煎所兼カフェを構えるスペシャルティコーヒー専門店の2号店としてオープンしました。

店頭では季節に合うオリジナルドリンクや関連グッズの販売も

豆はオーナーバリスタが産地や生産者などにこだわって厳選したものを自社焙煎。品質の良いコーヒーを気軽に楽しませてくれるお店です。試飲しながら豆を選べるほか、他店のスイーツとのペアリングが楽しめるテイクアウトドリンクも充実。ショッピングの合間にホッと一息つく時間を過ごすことができますよ。

ポップアップストアや独自イベントの開催も

正面入り口前で行われた親子向けイベントの様子

「SOGAWA BASE」では常設店以外にも「ポップアップストア」として季節限定の商品などを紹介し、その度に多くの反響を呼んでいます。さらに施設前の広場では、季節に応じてさまざまなイベントを開催。フリーマーケットや親子向けワークショップ、音楽イベントなど、人と人、人とモノとが出会って交われる機会を提供しています。 富山の伝統と流行を融合させて、これまでありそうでなかった多彩な楽しみ方を提案してくれる「SOGAWA BASE」。今後は上層階もオープンしていく予定なんだとか。さらに新たな賑わいをみせてくれそうです。富山市観光の際にはぜひ訪れてみてくださいね。

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