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2023.06.30
富山で食べたいお寿司4選。地元の旬の魚を使った“きときと”のお寿司を味わいましょう
富山の方言で活きがいいことを意味する“きときと”。富山湾は“天然の生け簀”とも呼ばれ、漁場と漁港がとても近いため、新鮮な魚が短時間でお店に届きます。今度の旅では、富山で“きときと”のお寿司を味わってみませんか? こちらの記事では、富山湾の新鮮な海の幸と県産米を使ったお寿司「富山湾鮨」が味わえる本格寿司店と、気軽に楽しめる回転寿司店をまとめてご紹介します。きときとの魚を使ったお寿司を心ゆくまで堪能しましょう。

富山を代表する四季の旬ネタ(春・夏)

<春> ・シロエビ(左上) 透明な姿が美しい富山湾の宝石。トロリとした甘さがクセになります。 ・ホタルイカ(左下) 産卵のために富山湾にやってくるので丸々と肥え、とくに美味です。 <夏> ・ノドグロ(右上) 全国でも人気が高い、幻の高級魚。白身魚のトロといわれています。 ・本マグロ(右下) 日本海を回遊し、脂が乗った状態で富山湾に入ります。脂の旨さは格別です。

富山を代表する四季の旬ネタ(秋・冬)

<秋> ・ベニズワイガニ(左上) 水深450~2500mに生息。上品でジューシーな甘みが特徴です。 <冬> ・アマエビ(左下) 甘くとろける舌触り。新鮮なアマエビならではの青い卵も美味です。 ・ウマヅラハギ(右上) 淡白でぷりぷりの歯ごたえがあります。肝はこっくりと旨く甘みがあります。 ・ブリトロ(右下) 初冬から富山湾にやってくる寒ブリは、格別脂がのって身はまろやかな味です。

高級店の佇まいながらリーズナブル「美乃鮨」

季節で内容が変わる地魚10種の富山湾鮨3300円。どれも身がプリプリでとっても新鮮。ほかにも、ランチ(握り7種、巻物1本)1650円〜もあり
東京・目黒で長年寿司店を開いていた先代が1989(平成元)年に創業。現在は2代目のご主人が営んでいます。四方(よかた)や氷見でとれる30種以上のネタが常時カウンターに並び、鮮度抜群で見た目にも美しい握りが提供されます。

「富山湾鮨」の日替わり小鉢。前日までに富山湾鮨を予約すると、小鉢が付く。この日は富山名物のコバイの煮付け。

高級感のある店構え
美乃鮨
ミノズシ

食材へのひと手間が光るにぎり鮨「美喜鮨本店」

とれたての高級魚を盛り込んだ富山湾鮨3850円
市場や浜から毎朝仕入れる旬の魚や地魚が、3代続く老舗の技で繊細で美味しい鮨ネタへと変身。一品料理も充実し、料理に合う地酒やワインなどとマリアージュも楽しめます。

黒墨巻900円。イカの黒作りのねっとりとした味わいがたまらない細巻き。真っ黒な見た目がインパクト大で、くせになる味。

落ち着いた空間
美喜鮨本店
ミキズシホンテン

老舗寿司店が開いた回転寿司店「廻る富山湾 すし玉 富山掛尾店」

富山湾盛り770円と能登・輪島産、自家製ダレの焼穴子440円
70年以上続く老舗「金澤玉寿司」が開いた回転寿司店。ネタは親方自ら富山や金沢の港で買い付け、寿司に合うオリジナルしょう油や甘ダレを使用しています。店舗は、富山駅のきときと市場 とやマルシェ内にもあります。

ねぎトロ330円(2貫)。圧巻のボリュームのねぎトロ。軍艦部分からあふれそうなほど盛り上がっている。話のタネに、一度はチェックしたい一品。

平日は味噌汁が無料セルフサービス
廻る富山湾 すし玉 富山掛尾店
マワルトヤマワンスシタマトヤマカケオテン

氷見港直送の朝どれネタが自慢「氷見回転寿司 粋鮨 富山店」

茶碗蒸し、みそ汁付き数量限定ランチメニュー「The氷見」1485円
氷見港で毎朝揚がる海の幸を、富山市内で味わえるお店。魚本来の旨みを引き出すため、仕入れた魚は市場内で水洗いをするこだわりぶり。手間ひまをかけて仕込んだ自家製の鮨ネタも豊富で味わう楽しみがたくさん。

ゲソの酒盗焼き660円。季節によって種類が変わる、富山湾産イカのゲソに、酒盗とバターをからめた焼きたてを楽しめる一品。

白い看板が目をひく外観。広々としたボックス席とカウンター席がある
氷見回転寿司 粋鮨 富山店
ヒミカイテンズシイキズシトヤマテン
富山で味わえるお寿司はいかがでしたか?きときとの魚を使ったお寿司を、心ゆくまで堪能してくださいね。

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