富山の新たなトレンド発信スポットに

ガラス張りの開放的な飲食施設「環水テラス」

北陸新幹線駅・富山駅北口から徒歩15分。老若男女に人気の親水公園・富岩運河環水公園に隣接する「環水テラス」は、2020年10月にオープンした飲食施設です。 1階には本格中国茶や能登発祥のジェラートが楽しめるティースタンド、2階には北陸初進出の本格日本料理店、3階には夜景が楽しめるラグジュアリーなBARが入っています。どの店も北陸の食材にこだわったメニューを展開しているとあって、地元の人から観光客まで話題を集めています。

環水公園を眺望する1階「点点茶」のオープンテラス席

環水テラス・1階「点点茶」オーナーの蛯谷さんは、かつて仕事で滞在していた中国で、日常に根ざした中国茶の文化に魅了されました。 富山にUターンしたのち、国内外からさまざまな人が観光に訪れる富岩運河環水公園の景観を目にして「散策の合間にほっと一息つけるような、ここでしか味わえない唯一無二のティータイムを提供したい」という思いが募り、2020年10月にティースタンド「点点茶」をオープンしました。店名の「点点茶」には、点と点をつなぐように、この環水公園を訪れる人と人をつなぐハブ的スポットでありたいという思いが込められています。

カスタマイズができるスイーツティーが人気

香ばしいほうじ茶に爽やかなオレンジが隠し味の「カラメルほうじティー」605円（左）、ベリーの酸味と抹茶ラテのマッチングが嬉しい「ベリー抹茶ティー」682円（右）

「点点茶」のメニューは、中国烏龍茶「黄金桂（おうごんけい）」や台湾ジャスミン茶「茉莉毛峰（まりもうほう）」（各528円）などの本格的な中国茶のほか、チーズやミルク、タピオカをはじめとするトッピングを施してデザート感覚で楽しめるスイーツティーなど、バラエティ豊か。季節ごとに期間限定で販売されるオリジナルティーは、地元のパティシエとともにレシピを考案しています。

ミルク本来の濃厚さがたまらない「能登ミルク」のジェラートは各380円〜

カウンターに並ぶもうひとつの魅力は、石川県の能登半島にある人気のジェラート店「能登ミルク」のジェラート。自然豊かな能登で育まれた新鮮なミルクを使ったジェラートは、濃厚ながらさっぱりとした後味が楽しめます。富山や能登の食材を使ったフレーバーもあり、いくつか組み合わせて味わうのもオススメ。中国茶とのマリアージュも必食です。

自宅で気軽に楽しめるティーバッグなど茶葉の販売も

また、店内にあるポップアップスペースでは、「点点茶」関連グッズの販売や展示イベントも随時開催。環水公園で開催されるイベントにちなんだ企画をするなど、公園散策に訪れた人が地続きで楽しめる工夫もしているのだとか。訪れるたびに新しいワクワクに出会えそうですね。

北陸初出店の本格日本料理店やBARも

高級感あふれる空間でシェフ自慢のコース料理を堪能できる

そして「環水テラス」2階には、北陸初出店となる日本料理店「La BOMBANCE」（ラ・ボンバンス）が入っています。東京の西麻布で腕をふるっていたシェフによる、北陸の厳選食材を使った創作料理が味わえます。特にディナータイムには、昼間とは違った顔を見せる環水公園を眺めながらのスペシャルな食事体験ができますよ。

大人な雰囲気に酔いしれる「E-bar」

そして３階には、環水公園の夜景と共にしっぽりとお酒を楽しめる「E-ber」（イーバー）。ラグジュアリーな雰囲気が漂う「大人の社交場」をイメージさせます。バカラのグラスで味わえるのは種類豊富なウイスキーやワイン、オリジナルカクテルなど。しばしの間非日常にトリップできそうです。

昼と夜で違う雰囲気を楽しめる「環水テラス」を体感してみて

さまざまな形で北陸の食を楽しめる「環水テラス」。1階・点点茶では、今後も季節や旬を意識しながら、随時新メニューを展開していくそうですよ。訪れるたびに最新の北陸のトレンドに出会える予感がします。今後の展開にも大注目の環水テラスに、ぜひ何度でも足を運んでみてくださいね。