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2021.11.14
おいしいご飯と本とレコードと。一軒家カフェ/自由が丘「CAFE IKANIKA PRIVE (CIP)」
自由が丘の一軒家カフェ「Cafe イカニカ」が、オープンから12年目の2021年、コロナによる休業期間を利用して内装を大幅リニューアル。おいしいご飯や空間づくりなど、手作りの温もりは大切に残しつつ、店名も新たに「CAFE IKANIKA PRIVE (CIP)(カフェ イカニカ プリヴェ)」になり、再スタート。パワーアップしたお店の中をちょっとのぞいてみました♪店内の窓から眺める緑豊かな中庭も気分を癒してくれますよ。
つい長居したくなる「大人の書斎」
白壁にグリーンが映える一軒家カフェ
自由が丘駅から駒沢方面に向かって徒歩14分。産業能率大学のお隣に、一軒家カフェ「CAFE IKANIKA PRIVE (CIP)」はあります。こちらのお店の前身は「Cafe イカニカ」。オープン12年を機に、コロナによる休業期間を利用しながら、お店を大幅リニューアルをしました。
隠れ家的な雰囲気の入り口
店主の平井康二さん
店内は、ウッディーでクラシックな雰囲気に統一され、まるで「大人の書斎」のような雰囲気に。大きなソファとテーブルを新たに配し、壁一面には本や写真集、雑誌、レコードなどがずらりと並びます。これらはすべて、店主・平井康二さんの私物です。 店内で流れているおしゃれな音楽は、かつてレコード会社に勤務していた、音楽に造詣が深い店長自らが選曲。「店名の“PRIVE”はフランス語で“プライベート“の意味。静かにひとりの時間を楽しんだり、仲の良い友達とゆったりと会話を楽しんでもらえたら嬉しいですね」と平井さん。
茶色を基調とした落ち着いた店内
ヘルシーな定食メニューを味わう
ボリューム満点の「ご飯の定食」(1200円)
音楽や読書を楽しみながら、定食やカレー、ケーキなどのスイーツをいただくことができます。イチ押しは、オープン当時からのお店の定番メニュー「ご飯の定食」(1200円)。ご飯と3皿のお惣菜、お味噌汁、すり流しがセットになった野菜たっぷりのヘルシーメニューです。 この日の内容は、アジと生姜の炊き込みご飯と、キャベツたっぷりのお味噌汁、ビーツとジャガイモのすり流しスープ。お惣菜は、大根の風呂吹きやキュウリの酢の物、にんじんのラペ、ゴボウのきんぴら。懐かしく、やさしい味わいが身体にしみわたります。
おしゃれな器でスイーツタイム
「ハーフ&ハーフ」(600円)と「コーヒー」(500円)
スイーツでおすすめは「ハーフ&ハーフ」(600円)。濃厚な味わいの「チーズケーキ」(600円)とクーベルチュールチョコレートを使用したビターな「ガトーショコラ」(600円)を盛りあわせたもの。両方をちょこっとずつ味わいたい、というわがままを満たしてくれる贅沢な一皿です。 ケーキのお供におすすめはハンドドリップで時間をかけてていねいに淹れる「コーヒー」(500円)。軽やかな酸味のある浅煎りのコーヒーで、豆は近所の焙煎所から、都度、焙煎してもらってフレッシュなものを仕入れているそう。
特等席の大きなソファは座り心地抜群
窓から眺める中庭の景色も素敵で、プライベート感たっぷりの空間が広がる「CAFE IKANIKA PRIVE (CIP)」。ぜひ自由が丘のお散歩リストに加えてくださいね。
CAFE IKANIKA PRIVE (CIP)
カフェイカニカプリヴェ
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田賀井リエ 写真:キムラミハル
Writer
田賀井リエ
東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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