41
2021.11.20
緑に囲まれた素敵な空間が広がる♪カフェとレコードと植物のお店/自由が丘「STILLPARK」
自由が丘と田園調布の中間地点に、レコードと植物とコーヒーが楽しめるお店「STILLPARK」がオープン。アンビエントな音楽が流れる店内で、珍しい観葉植物やレコードを選んだり、緑がいっぱいの庭を望める気持ちの良いテラス席でコーヒーを楽しんだりと、くつろぎのひと時を過ごせます。田園調布の名店が手掛けるお菓子もありますよ。
レコードと植物とカフェの融合
建築家・堀部安嗣氏が設計したモダンな建物
自由が丘駅から田園調布方面へ、学園通り沿いに歩くこと13分。緑豊かな閑静な住宅街の一角に、カフェ「STILLPARK」が、2021年5月にオープンしています。緑に囲まれたアプローチを潜り抜けて店内へ進むと、その先には約300枚のレコードと大小さまざまな観葉植物がずらり。音楽を聴きながら、コーヒーと焼き菓子を片手にのんびりとした時間を過ごせます。
グリーンが映えるウッディーな店内
新しい音楽との出会いも
気になるレコードは試聴することができる
店主を務めるのは、音楽ディレクターの山崎真央さん。店内に並ぶレコードは、山崎さんの所蔵レコードの中からラウンジやアンビエント、ジャズなどをメインに300タイトルを厳選し、販売しています。 店名の「STILLPARK」は、日本の環境音楽の代表的アーティスト・芦川聡さんの楽曲「Still Park(Piano Solo)」から。「まだ何も始まっていない、朝の公園の時間ってとても気持ちいい。そんな“”ほっとできる場所”になれたらと思っています」と山崎さん。
オーストリアのレコードプレーヤー「TONE」も素敵
珍しい観葉植物がいっぱい
大小よりどりみどりの植物が並ぶ
約30種類の珍しい観葉植物の販売もしています。最近話題のビザールプランツ(珍奇植物)のひとつ、鋭いトゲが特徴の「アローデア・プロセア」や、樹木や岩などに付着して成長し、室内では壁に掛けて鑑賞できる「ビカクシダ」など、大小さまざまな珍しい植物が並びます。
左「アローデア・プロセア」(4800円)、右「ビカクシダ」(7200円)
鉢入りの植物は鉢もセットの価格で販売(500円~)
植物との生活を長く楽しんでほしいとの思いから、丈夫で長持ちする、育てやすい植物をひとつひとつ目で見て、仕入れているそう。水やりの方法や育て方、自分のライフスタイルに合う植物を、植物に詳しいスタッフと相談しながら選べるのも嬉しいですね。
こだわりのコーヒーや軽食をぜひ
「きのこのオイルハーブ煮のホットサンド」(800円)と「ドリップコーヒー」(450円)
レコードや植物を楽しみながら、コーヒーや焼き菓子、軽食メニューなどをいただくこともできます。コーヒーは、「体に優しく、毎日飲めるもの」がテーマ。コロンビア産の豆を金沢の焙煎所で中深煎りに焙煎したものを提供しています。酸味を抑えたコーヒーで、スッキリとした味わいです。
ハンドドリップでていねいに淹れる
「南仏ハーブとクミンのマフィン」(500円)
焼き菓子や軽食メニューは、近所にある自由が丘のカフェの名店「Les gourmandises(レ グルマンディーズ)」を手掛ける大野ユキエさんのレシピによるもの。 「サンドイッチのきのこのオリーブオイル煮」はたっぷりのきのこにサラミとチーズが入った上品な味わい。「南仏ハーブとクミンのマフィン」(500円)はふわっと広がるクミンの香りがやみつきになる逸品です。どちらもテイクアウトもできます。
緑の庭を望むテラス席
カフェとレコードと植物が楽しめる「STILLPARK」。今後は、音楽イベントなどの開催も予定しているそう。気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。
STILLPARK
スティルパーク
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
田賀井リエ 写真:キムラミハル
Writer
田賀井リエ
東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
の人気記事