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2021.11.06
【心も身体も整う発酵レシピ】~甘麹(甘酒)を使ったフレンチトーストとかぼちゃスープ~
お休みの日は、身体も温まり、免疫力もアップする発酵食材を使ってブランチを作りませんか?体にやさしい食材を使った料理に定評がある料理研究家のごはんさんに、毎回ひとつの発酵食材を主役にした簡単レシピを教えていただきました。第一回は「甘麹(甘酒)」をピックアップ。別名・飲む点滴と言われる栄養価の高い「甘麹(甘酒)」で、フレンチトーストとパンプキンスープを作ります。天然の甘みが生きた味わいに、心と身体がほっこりとほぐれます。

ほっと安らぐ甘みの「甘麹フレンチトースト」

甘麹入りの卵液にバゲットを浸して、ひと晩冷蔵庫で寝かせて作るフレンチトースト。このひと手間が、ふわふわに仕上げる秘訣です。砂糖不使用だから罪悪感もなし!甘麹(甘酒)ならではのまろやかな甘みがやさしく香り、味わい深いひと皿に仕上がります。麹の粒が大きい甘麹(甘酒)は焦げやすいため、火加減を微調整しながら調理を。 【材料(2人分)】 ★甘麹(甘酒/濃縮タイプ)…大さじ2 ★卵…1個 ★牛乳…1/2カップ ・バケット(2cm幅にカットしたもの)…4枚 ・バター…10g ・ジャム、はちみつ等…お好みで

【作り方】 ・★を混ぜ合わせて卵液を作る(写真1) ・バケットを卵液に両面浸して、ラップをかけて一晩寝かせる(写真2) ・フライパンにバターを溶かし、片面中火で2分ほど焼く(写真3) ・お好みでジャム、バターを添える
秋を感じる「甘麹(甘酒)のかぼちゃスープ」

秋の味覚・かぼちゃを楽しむスープ。甘麹(甘酒)を少し加えるだけなのに、素材の旨みが引き立ち、味にグンと奥行きが生まれます。甘麹(甘酒)が下にたまると焦げやすいので、ゆっくりとかき混ぜるのがポイント。きのこなどを入れるとより秋を感じるひと品に! 【材料(2人分)】 ・甘麹…大さじ1 ・かぼちゃ…1/6個(200g) ・玉ねぎ…1/2個 ・ベーコン…3枚 ・牛乳…1カップ ・水…1/2カップ ・塩…ひとつまみ ・塩こしょう…適量

【作り方】 ・かぼちゃと玉ねぎは5㎜の薄切りに、ベーコンは1㎝幅に切る ・鍋にかぼちゃ、玉ねぎ、ベーコン、水を入れ、塩をひとつまみふってから蓋をして弱火で10分煮る(写真1) ・かぼちゃが柔らかくなったら木ベラで荒く潰す ・牛乳と甘麹(甘酒)を入れ弱火で煮立たせないように温め、塩こしょうで味を整える(写真2)
食後に飲みたい「ローズヒップティ」

野ばらの小さな果実である「ローズヒップ」。植物の中で最も多くビタミンCを含み、その量はレモンの約20倍とも言われています。美肌効果や抗酸化作用など女性にうれしい効果効能がたくさん。ほど良い酸味と甘い香りで飲みやすく、爽やかな余韻が残ります。
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神島由布子 撮影/山下コウ太
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