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2021.12.10
【プレゼントも♪】小浜市・おおい町・高浜町をめぐる♪若狭の冬グルメと歴史にふれる旅
日本海をはじめ、美しい自然が広がる福井県南西部の若狭エリア。今回は、その中にある小浜市・おおい町・高浜町をめぐる冬の旅をご紹介します。日本海で育った旬の海の幸を堪能したり、若狭の歴史や文化に楽しく触れてみませんか。おみやげに福井で愛されるスイーツも手に入れて、おうちで旅の余韻に浸るのもおすすめ。冬ならではの若狭旅を満喫しましょう。 記事の最後には素敵な賞品がもらえるアンケート&プレゼントキャンペーンも♪ぜひ応募してみてくださいね。
「お食事処 濱の四季」で気軽に若狭ふぐを味わいましょう
「若狭ふぐのてっさ&てっちり御膳」(4950円)
小浜湾のそばにたたずむ「お食事処 濱の四季」。ガラス張りの店内で海や山の景色を楽しみながら、新鮮な海の幸を使ったメニューをいただくことができます。 季節の海の幸をはじめ、お米や水も地物を取り入れています。お箸も地元の伝統工芸である若狭塗で、味わいだけでなく、さまざまな小浜の魅力を堪能できます。地元のお母さんが手作りする、やさしい味のお惣菜も人気。小鉢を日替わりで2種類サービスしてくれるのもうれしいポイントです。
テーブル席や座敷があり、ゆったりと過ごせる
冬に登場するのが「若狭ふぐのてっさ&てっちり御膳」。プリプリとした歯ごたえのてっさや、小浜市の老舗「とば屋酢店」のポン酢で味わうてっちり、ふぐの皮のてっぴを使った料理などを1人前で気軽に味わえるメニューです。てっちりを堪能した後は、ご飯と卵、薬味を入れて雑炊も楽しみましょう。 若狭ふぐは、12月頃から4月頃まで提供予定。予約なしでもいただけますが、確実に食べたいという方は2日前までに電話で予約しておくのがおすすめです。ふぐのほかにも、臭みのなさが魅力の若狭牡蠣をはじめ、若狭かれいやわかめを使った冬ならではのメニューが充実しているのも楽しみです。
お食事処 濱の四季
オショクジドコロハマノシキ
「料理旅館 由幸」で本格的な若狭ふぐコースを満喫
「ふぐコース(写真はコースの一例)」(1名16200円~ ※日帰りの場合は10800円~)
高浜町でご家族が営んでいる小さな旅館「料理旅館 由幸」。目の前には若狭湾が広がるほか、「日本の棚田100選」に選ばれた「日引の棚田」や山々など、豊かな自然に囲まれています。 お部屋はシンプルで過ごしやすい和室。気候の良い日には船を出して、手ぶらで釣りを楽しんだり、養殖場のふぐにエサをあげる体験もできます。静かでゆったりと流れる時間にリフレッシュできそうです。
落ち着きのある和室の空間。写真におさめたくなる絶景も素敵
「料理旅館 由幸」のご主人は、宿を営みながら若狭ふぐの養殖を行っています。そのため、冬に限らず1年中ふぐを味わえるのが魅力。てっさやてっちりのほか、唐揚げや酢味噌で和えたものなど、多彩で本格的なふぐ料理をコースで楽しめます。 2年かけて大切に育てられたふぐは身が引き締まり、うまみたっぷり。若狭ふぐ発祥の地といわれる高浜町でいただくのは格別です。ほかにも、若狭ふぐとカニを一緒に味わえる贅沢なコースも。自慢の料理の数々は、日帰りでもいただくことができますよ。
料理旅館 由幸
リョウリリョカンヨシコウ
「SAVOR」ではフランス料理のコースで海の幸を楽しめます
ディナーで味わえる「フィオーレ(冬)」(10000円)
おおい町の「ホテルうみんぴあ」の館内にあるレストラン「SAVOR(さぼうる)」。大きな窓から海を一望できる開放感あふれる空間で、本格的な味が楽しめると人気です。宿泊客だけでなく、ランチやディナーは日帰りでも利用できますよ。 「SAVOR」で味わえるのは、若狭の海の幸や野菜、おおい町のきのこなど、地元の食材を取り入れたフレンチ。ランチタイムには、オマール海老のブイヤベースをはじめ、日替わりで提供される魚料理や肉料理がそろいます。
海を間近に優雅なひとときを過ごしたい
若狭の海の幸を存分に満喫するなら、事前予約制のディナーがおすすめ。旬の素材を使ったコース仕立ての料理で、季節によって内容が変わるのが楽しみです。 冬のコースは、12月から2月中までの提供予定。コースの1つ「フィオーレ」では、てっさやブイヤベース仕立てのクリーム鍋といった若狭ふぐを使った料理を味わえます。素材を生かし、うまみがぎゅっと詰まった料理は、美しい見た目にもうっとりとした気持ちになれますよ。
レストランSAVOR
レストランサボウル
「若州一滴文庫」で作家・水上勉の思いに触れる
「車いすの方でも気軽に来れるように」という水上氏の思いから、本館はスロープになっている
若狭エリアには深い歴史や文化を感じるスポットがたくさんあり、歴史に詳しくないという方も気軽に楽しむことができます。 「若州一滴文庫」は、『雁の寺』や『ブンナよ、木からおりてこい』など多数の作品を生み出した作家・水上勉氏が、故郷であるおおい町に開館した施設。水上氏の「地元の子どもたちが本を読んで、人生や夢を拾ってほしい」という思いから生まれたのだそうです。 本館には図書室があり、水上氏の作品や約2万冊もの蔵書、子どもも楽しめる絵本などが置かれ、館内で読むことができます。また、水上氏にまつわる資料はもちろん、本人とゆかりがある芸術家の作品なども展示されています。
竹が美しい「くるま椅子劇場」は入場自由で、写真を撮りに訪れる人も多いそう。竹人形文楽などの公演が行われることも
本館のほかにも、竹人形文楽で使われる人形を展示した「竹人形館」や、ステージ後ろの竹が美しい景色を作り出す「くるま椅子劇場」、たくさんの植物が植えられ、季節によってさまざまな表情を見せるお庭など、たくさんの見どころがあります。
「よもぎもち」(220円)、「コーヒー」(330円)
喫茶スペース「六角堂」では、施設内で採れたよもぎで作ったよもぎもちや梅ジュースなどの軽食やドリンクが楽しめます。施設の中央に位置しているので、お庭や建物を眺めながら心地よいひとときが過ごせますよ。
若州一滴文庫
ジャクシュウイッテキブンコ
「福井県立若狭歴史博物館」で若狭の歴史と仏像の魅力を知る
美しい若狭の仏像が一堂に会する
小浜市にある「福井県立若狭歴史博物館」は、若狭の歴史や文化を多角的に知ることができる施設。豊富な史料によって、さまざまなテーマの展示が行われています。 館内の見どころのひとつが「若狭のみほとけ」の展示です。寺社が点在し、数多くの仏像が現在まで受け継がれていることで知られる若狭エリア。平安時代につくられた黒駒地区の大日如来坐像など、歴史を感じる仏像を間近に見ることができるほか、通常は拝観できない馬居寺の馬頭観音像などを実忠実に再現されたレプリカも、実物さながらの迫力があります。
個性豊かなお祭りの衣装や鳥浜貝塚から出土された土器など、じっくりと時間をかけて巡りたい
ほかにも、お祭りなどで使用する衣装や道具の展示も華やかで、独自の文化は見ごたえがあります。また、若狭町の鳥浜貝塚の出土品から、江戸時代に活躍した小浜藩医の杉田玄白に関する資料まで、さまざまな時代から若狭の歴史を学べる貴重な展示品が並んでいます。 ミュージアムショップには杉田玄白の「解体新書」の表紙を再現したノートなど、ユニークなオリジナルグッズも。ぜひおみやげにチェックしてみてはいかがでしょうか。
福井県立若狭歴史博物館
フクイケンリツワカサレキシハクブツカン
見晴らしの良い「青葉山 中山寺」へお参りしましょう
本堂に安置されている仏像
「若狭富士」の別名でも親しまれる青葉山の中腹にある「青葉山 中山寺(あおばさんなかやまでら)」。はじまりは奈良時代と伝わる古い歴史を持つお寺です。 入母屋造で檜皮葺の本堂や本尊などは重要文化財に指定されています。本堂に安置される本尊・馬頭観音菩薩は33年に一度ご開帳が行われる秘仏。通常は木造の前仏と毘沙門天立像、不動明王立像を拝むことができます。
境内からの眺めが素晴らしい。茶室の源氏香図には「中山寺」に合わせた意味のものが彫られているのだそう
海や山の雄大な自然を一望できる境内には、2010(平成22)年に作られた茶室「望洋庵」も。現在の住職と茶道の流派のひとつ・裏千家とのご縁がきっかけで生まれた茶室で、設計や施工に裏千家が関わっています。香道から生まれた「源氏香図」という文様が欄間に施されていたり、経年とともに風合いが増す土壁など、細部にこだわりが詰まっています。 また、仁王門には、イギリスの大英博物館でも展示されたことのある金剛力士像が安置されているので、ぜひそちらも拝んでみてはいかがでしょうか。
青葉山 中山寺
アオバサンナカヤマデラ
【おみやげにはこちら】若狭で人気の和スイーツ
「でっちようかん」(5本入り540円~)、「いちご大福」(1個216円)、「松露」(1パック約15個入りで500円)
福井県では冬に水ようかんを食べる風習があります。若狭地域では「でっちようかん」と呼ばれており、小浜市の「菓子司 木屋傳」のでっちようかんは白砂糖や小豆、寒天を使用。さっぱりとした味わいなので、1パックをぺろりと食べる人もいるのだとか。 また、冬限定の「いちご大福」もおすすめ。ほどよい酸味のいちごと白あんが相性抜群で、お餅にメレンゲを入れることで、ふわふわの食感が生まれます。 おおい町の「丸栄菓舗」の「松露」も地元の人たちに愛されるお菓子のひとつ。北海道産の小豆を使い、4日間かけてじっくりと作ります。蜜がかかった外側はさっくり、中はもっちりとした食感で、あんこのやさしい甘さが口いっぱいに広がります。
【物件データ】
■菓子司 木屋傳(カシツカサキヤデン)
住所:福井県小浜市小浜白鬚42
電話番号:0770-52-0565
時間:9:00~18:00
休:水曜
■丸栄菓舗(マルエイカホ)
住所:福井県大飯郡おおい町本郷119-10-1
電話番号:0770-77-0113
時間:8:00~19:00
休:日曜
【おみやげにはこちら】若狭で人気の洋スイーツ
「梅ジャムガレット(12枚入り)」(1500円)、「若狭ラスク」(380円)、「ぽっぽロール バニラ」(ハーフ850円)、「ぽっぽロール 苺の里」(1340円)
「うみんぴあ大飯」や「サニーマート」で購入できる「おおい夢工房」の梅ジャムガレットは、おおい町産の完熟梅で作った無添加のジャムを使用。ほろほろと崩れるクッキーも、国産の小麦粉など厳選された素材を使用。酸味が強すぎない風味豊かな梅ジャムとの組み合わせがたまりません。 高浜町のベーカリー「むぎわら帽子」のラスクは、通販サイトのラスク部門で1位を獲得したこともある人気の品。お店のコッペパンを使っており、サクサクとした軽い食感と濃厚なバターの風味が広がります。 高浜町の洋菓子店「ぽっぽフジワラ」の看板メニューは、第23回全国菓子博覧会で内閣総理大臣賞を受賞した「ぽっぽロール」。ボリューム満点のロールケーキで、たっぷりの生クリームが素朴な味わいの「バニラ」や、いちごとメロン味の生地を巻き込んだ「苺の里」など、店頭にはシンプルなものからユニークなものまで常時20種類が並びます。
【物件データ】
■おおい夢工房(オオイユメコウボウ)
電話番号:0770-77-3002
購入できる場所:道の駅うみんぴあ、サニーマートおおい店、サニーマート高浜店(UMIKARA内)など
URL:https://ooiyume.stores.jp/
■むぎわら帽子(ムギワラボウシ)
電話番号:0770-72-2681
購入できる場所:サニーマート高浜店(UMIKARA内)など
URL:https://r.goope.jp/mugiwara-boshi
■ぽっぽフジワラ
住所:福井県大飯郡高浜町宮崎69-12-8
電話番号:0770-72-3092
時間:9:00~19:00
休:水曜(祝日は営業)
URL:https://r.goope.jp/sr-18-184811s0205
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Union Synapse 写真:保志俊平
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