藩主の御茶屋屋敷「界 長門」

長門湯本温泉は、江戸時代に歴代の藩主が湯治に訪れていた場所です。「界 長門」は、藩主が参勤交代の時に休む場所「本陣」として使われた「御茶屋屋敷」をテーマにし、武家文化を体現しています。

ご当地部屋「長門五彩の間」

また、町を流れる音信川沿いには遊歩道が続き、古民家カフェや立ち寄り湯などそぞろ歩きでの出会いを楽しめることが長門湯本温泉の魅力。 「界 長門」では、宿泊者が気軽に温泉街に出ることができる「あけぼの門」や、宿泊者以外の方も利用できる「あけぼのカフェ」を併設しています。季節ごとの味を楽しめるどらやきとドリンクがあるので、街歩きのおともに利用してみて。

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長門湯本温泉の冬の風物詩「音信川うたあかり」

1月31日(金)〜3月9日(日)の期間は、温泉街を流れる音信川を舞台に、長門市出身の童謡詩人金子みすゞの詩をテーマに織りなす幻想的な光の空間を演出するイベント「音信川うたあかり」が開催中。 詩のナレーションに合わせた光の演出「うたあかり幻燈輪舞（げんとうロンド）」や、市内の児童生徒が制作した数千個の「あかりのうつわ」など、寒い冬でも心が温まる特別な風景が広がります。

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音信川うたあかり16作品目の詩をテーマにした「あかりのライブラリー」

「音信川うたあかり」では、金子みすゞの詩にあわせて、15作品のプロジェクションマッピングによる光と音の演出が行われます。 界 長門トラベルライブラリーでは、16作品目の演出として「明るい方へ」の詩をテーマにした空間を演出。山口市の無形文化財である徳地和紙のライトと影絵で彩られた「あかりのライブラリー」で、金子みすゞの世界観に浸ることができます。 イベントをより一層楽しむことができる、宿泊者限定の特別な空間です。

色鮮やかな彩墨で行う、行燈の絵付け体験

さらに、「界 長門」では行燈に絵付けして幻想的な灯りの中をそぞろ歩くプログラム「墨で彩る行燈そぞろ歩き」を開催します。 まずは、長門市出身の童謡詩人「金子みすゞ」の詩をモチーフにしたイラストが描かれた、界 長門オリジナルの行燈に、7色の彩墨（＊1）で絵付け体験を行います。 絵付けでは山口県の伝統工芸品である「赤間硯」を使用し、体験中は赤間硯ならではの墨の伸びや発色の良さを体感することが可能です。また、赤間硯の特色や歴史にまつわる解説をスタッフから受けることができ、絵付けしたオリジナルの行燈は旅の記念に持ち帰る事ができます。 ＊1東洋で古くから使われている画像のひとつで、顔料と膠（にかわ）を練り合わせて造られた様々な色の墨のこと

オリジナルの行燈を持って、長門湯本温泉街をそぞろ歩き

絵付け体験を行った後は、自身で作った行燈を持って長門湯本温泉街をそぞろ歩き。 イベント開催期間中の温泉街は様々な灯りで彩られ、幻想的な空間が広がっているのが特徴です。自身で作った行燈を持ちながら温泉街をそぞろ歩くことで、オリジナルの行燈が「音信川うたあかり」の空間を演出する灯りの一つとなります。 また、通常は昼のみ営業しているあけぼのカフェが、イベント開催期間中は夜もオープンしています。オリジナルの行燈を提示した方には、メニューの中からお好きなドリンクが1つプレゼントされますよ。

冬の長門湯本温泉は温泉だけでなく、イベントも開催されそぞろ歩きがより楽しい時期。温泉街の幻想的な世界観を満喫する、贅沢なひとときを過ごしてくださいね。

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