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2022.02.09
小倉トーストに鉄板ナポリタン。毎日食べたい美味しさを追求した名古屋喫茶「KAKO BUCYO COFFEE」
コーヒーをオーダーすると一緒にパンやお菓子が付いてくる、名古屋の喫茶店の定番、モーニングサービス。それに欠かせないのが小倉トーストですが、美味しくて体にも優しい小倉トーストが食べたい、というときに訪ねて欲しいのが「KAKO BUCYO COFFEE」。ほっくり優しい甘さのあんこたっぷりの小倉トーストや濃厚な深煎りコーヒーに初めての人はきっと驚くはず。しかし、その美味しさにハマってしまい通う人も多い人気店です。
30年以上の歴史がある、深煎り焙煎珈琲の店
名古屋駅から徒歩10分ほどの場所にある「KAKO BUCYO COFFEE」は、自家焙煎珈琲の専門店。平日はご近所さんや近隣のオフィスワーカーたちが訪れ、モーニングやランチを楽しむなど、街の日常に溶け込んだ憩いの場所です。土日はオープン前から行列ができるほど人気なのだそう。
さまざまな楽しみ方で。小倉トーストモーニング
「小倉モーニング+きなこバター+ソフトクリーム」(950円)
モーニングサービスは開店から10:30までですが、11時からは午後のモーニングというメニューがあり、小倉トーストをほぼ終日楽しむことができます。午後のモーニングのセットにはソフトクリームが付いていて、こちらには無料で愛知県産ふくゆたかを直火焙煎した特製のきなこをトッピングすることも。 もちろんドリンクは、オリジナルのコーヒーを。深煎りなのでしっかりと苦みがありますが、香り豊か。濃いコーヒーですがミルクと砂糖を入れて飲むとバランスよく味わえます。
ランチはあつあつが美味しい、鉄板ナポリタンを
「鉄板スタミナナポリタン」(950円)
ランチタイムは、大盛りサラダのセットやサンドイッチ、バーガーなど、いろいろなメニューがあるので、こちらもぜひ楽しんでみてください。なかでも名古屋グルメとして注目して欲しいのが、熱々の鉄板にナポリタンを盛り付け、溶き卵を流し入れた「鉄板ナポリタン」。名古屋では喫茶店の王道メニューで、懐かしの味として親しまれています。 「KAKO BUCYO COFFEE」ではスパイシーなカレーが香る「鉄板カリーナポリタン」やニンニクや唐辛子を入れた「鉄板スタミナナポリタン」など、パンチの効いた味にアレンジしたものも。食後に濃厚なコーヒーを飲めば、しゃきっと元気になれそうです。
サンドイッチにマリトッツォ?などあんこ尽くし
「小倉バナナサンド」(000円)
小倉トーストでたっぷりと楽しめる小倉あんですが、これはオーナーのお母さんが手作りしているというもの。そんな小倉あんを使ったメニューが色々あるので、とことん堪能するのもオススメです。 「小倉バナナサンド」は、王道の組み合わせで人気のサンドイッチ。コーヒーゼリーに小倉あんとソフトクリームをのせた「クリームぜんざい」もコーヒーによく合います。小倉トーストを持ち帰りできるようにと考案したのは、生クリームをあんと混ぜてパンにサンドした「おぐら最中」。店特製のカイザーパンを選べば、マリトッツォのようです。
カイザーパンの「おぐら最中」(500円)
楽しいメニューで毎日のように通いたくなるコーヒー店に
近隣のお店とのコラボメニューも開発していて、中国料理店「江南柳橋本店」のチャーシューを使った「江南チャーシューバーガー」は、お店オリジナルのカイザーパンに、モッツァレラチーズや柚子ソースなどを組み合わせた一品。ほかにもチーズと味付け海苔、醤油ダレをはさんだ「いそべ焼きトースト」など、和洋中のジャンルを超えたオリジナルメニューにも注目してみてくださいね。 最近では自慢の小倉あんやきなこを使った「おはぎ」を作るなど、通ってくれる人々のために、毎日食べたい、元気になれるメニューを常に考案している「KAKO BUCYO COFFEE」。モーニングはもちろん、それ以外の時間でも名古屋らしい、しかし唯一無二の味わいが楽しめるコーヒー店ですよ。
KAKO BUCYO COFFEE
カコブチョーコーヒー
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田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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