【岡山県岡山市】「岡山市半田山植物園」は、岡山屈指のお花見の名所

桜越しに岡山市街が見渡せる　画像提供：岡山市プロモーション・ＭＩＣＥ推進課

岡山市街を一望する11万㎡もの広大な丘陵地に、自然の景観を生かした植栽方法で約3200種、約15万本の多種多様な植物が植えられている「岡山市半田山植物園」。四季折々の花が目を楽しませてくれるこの場所には、樹齢100年以上のソメイヨシノをはじめとする約1000本の桜があり、満開を迎えると丘陵全体が桜色に染まります。 ツツジ園やツバキ園、アジサイ園など、ブロックごとに分けられている園内には、いくつかの散策コースが整備されています。頂上付近には一本松古墳、中腹には明治時代に作られた配水池などの見どころも。花を愛でながらのんびりと歩ける、おすすめの植物園です。

【山口県岩国市】日本三名橋「錦帯橋」で見る、幻想的な桜ライトアップ

昼間とは違った幻想的な雰囲気に包まれる　画像提供：岩国市観光振興課

錦川にかかる「錦帯橋」は、日本三名橋のひとつに数えられる木造の5連アーチ橋。原型は江戸時代に作られたという国指定の名勝です。約1500本の桜が見られる橋の周辺は「日本さくらの名所100選」にも選ばれていて、春には多くの観光客でにぎわいます。錦川をのんびり進む遊覧船に乗って、川面から錦帯橋と桜、山の上の岩国城をのんびり眺める風情たっぷりのお花見スタイルもおすすめです。 今年は3月19日～6月1日の夜に錦帯橋フルカラーライトアップ、また、桜の開花宣言日〜4月17日には錦帯橋の桜ライトアップを実施。色とりどりの光に浮かび上がる錦帯橋と、夜桜の美しいコラボレーションを楽しむことができます。

【広島県呉市】「音戸の瀬戸公園」は絶好のフォトスポット

桜の花と真紅の橋が青空に映える　画像提供：呉市観光振興課

「音戸の瀬戸」とは、広島県呉市の警固屋町と音戸町（倉橋島）の間を流れる海峡のこと。狭いところで約80mほどしかない海峡を、１日約700隻もの船舶が行き交うことから「瀬戸内銀座」とも呼ばれています。 近くには、呉を代表するお花見スポット「音戸の瀬戸公園」があります。3月下旬〜4月上旬には約2300本の桜が、4月下旬〜5月上旬には約8300本の紅白のツツジが満開を迎え、海峡にかかる真紅のアーチ橋・音戸大橋をバックに花々を写真に収める人でにぎわいます。

つつじの見頃は、例年4月下旬〜5月上旬　画像提供：呉市観光振興課

瀬戸公園で美しい景観を目に焼き付けた後は、音戸大橋のたもとに広がるノスタルジックな街並みを散策してみましょう。古い日本家屋が軒を連ねる路地を歩いていると、まるでタイムスリップしたような気分になりますよ。呉服屋をリノベーションした人気のカフェなどで、のんびりとランチタイムを過ごすのもおすすめです。

【広島県庄原市】「上野公園」の夜桜ライトアップは西日本有数の美しさと評判

例年4月10日前後が桜の見頃　画像提供：庄原市商工観光課

JR芸備線備後庄原駅から徒歩15分の上野公園は、園内の上野池を中心に約600本のソメイヨシノが植えられている桜の名所です。平成2年に（財）日本さくらの会が選定する「さくら名所百選」に選ばれました。 ライトアップが行われる日没後の桜も見逃せません。水面に映し出される幻想的な夜桜の美しさは、西日本有数とも評されるほど。桜の開花と同じ頃に、池の周辺に植裁されたレンギョウやユキヤナギも咲き始め、彩りを添えています。

【島根県大田市】山頂でご来光を眺めながら朝食を味わう「天空の朝ごはん」

山頂で朝日を浴びながら朝食タイム　画像提供：大田市観光振興課

中国地方を旅するなら「天空の朝ごはん」を体験してみては？　朝食会場は、島根県の中心にある国立公園三瓶山の山頂のひとつ、大平山です。 日の出の1時間前に集合し、観光リフトで山頂付近へ。少しずつ朝日の光が見え始める山頂には、選び放題のおいしいパンとスープ、コーヒーが用意されています。 【朝食提供】 ベッカライ コンディトライ ヒダカ(ドイツパン) 洋食屋 FUKU(地元食材のスープ) カフェ&パスタ ピッコリーノ(サトルノコーヒー)

参加費用は3000円（リフト代別途）　画像提供：大田市観光振興課

神々しいご来光や雲海を眺めながら味わう朝食は、忘れられない旅の思い出になるはず。リフトを降りてからは徒歩５分ほどで山頂に着くので、誰でも気軽に参加できるのも魅力です。 朝食後は自由解散。山頂付近を散策した後、山麓の三瓶温泉でぜいたくな朝風呂を満喫するのもいいですね。

【広島県府中市】国登録有形文化財の「恋しき」で、歴史的建造物と300坪の日本庭園を見学

２階大広間など建物の一室を会食などで使用できるほか（有料）、モバイルガイドを片手に館内を巡ることができる　画像提供：府中市観光課

JR府中駅から徒歩8分ほどでアクセスできる「恋しき」は、明治5年に創業した料亭旅館をリニューアルした観光・商業複合施設。かつては政治家、文化人などが宿泊したという貴重な建物で、 国登録有形文化財（建造物）に登録されています。 760坪の敷地内には本館と5つの離れに囲まれた300坪の日本庭園があり、大正初期に造営された回遊式庭園を無料で見学することができます。滝と池を配した築山には樹齢1000年ともいわれるハクの木があります。手入れの行き届いた美しい日本庭園を散策し、雅な気分に浸るひとときを過ごしてみてはいかがですか？ ※現在館内では、モバイルガイドでの案内（タブレット端末の貸出可）も行っています。

【広島県広島市】日本最大の熱帯植物が見られる「広島市植物公園」

総ガラス張りの大温室は中・四国最大級　画像提供：広島市経済観光局観光政策部

JR五日市駅からバスで約20分の場所にある「広島市植物公園」。ここには、幹の直径が2ｍという日本最大のオーストラリアバオバブのほか、サボテンや熱帯スイレンなど、約1万品種20万本の珍しい植物が集められていて、熱帯・亜熱帯の雰囲気を楽しむことができるのが特徴です。 瀬戸内海を見下ろす佐伯区倉重の高台に広がる園内には、国内屈指の規模を誇る大温室をはじめ、標本園や資料館、ベゴニア温室にサボテン温室などのさまざまな施設があり、1年を通して美しい花々が観賞できます。

秋には2500本のコスモスが咲き誇る　画像提供：広島市経済観光局観光政策部

広島市植物公園には、河津桜やソメイヨシノのほか、寒緋桜、陽光桜など約70品種、約250本の桜が植えられており、3月中旬から4月中旬頃まで長い間桜の花が楽しめます。桜のほかにも、チューリップやシャクナゲなど、カラフルな春の花々が出迎えてくれますよ。

いかがでしたか？ 豊かな自然に恵まれた中国地方には、ゆったりと桜を眺められるお花見スポットがいくつもあります。春の訪れに心を弾ませて、小さな旅に出かけてみませんか？

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