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2022.03.25
【鑑賞チケットプレゼント】まるでジオラマのように写し出された、現実に広がる景色「本城直季 (un)real utopia」
都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家・本城直季。 全国を巡回している作家初の大規模個展が、3月19日(土)から都内で開催されています。代表作「small planet」シリーズから、オリンピックイヤーの東京を被写体とした撮り下ろし作品までを展示。本城直季のカメラで表現される、ちょっと不思議な街や景色を見に出かけてみませんか。
恵比寿「東京都写真美術館」で開催中の初の大規模個展
写真家・本城直季が、空撮のアオリを利用して撮る作品は、私たちにこの世界の実在と虚構を問いかけると同時に、被写体である「まち」や「ひと」に対する、作家のあたたかく愛おしげなまなざしを感じさせます。 全国を巡回している初の大規模個展が、3月19日から「東京都写真美術館」で開催中。約200点の作品がそろい、写真家・本城直季の目を通して写し出された、私たちの“まち”の不思議を観ることができます。
これまでに制作されたシリーズ作品を一堂に公開

《Tokyo, Japan》2002(small planetシリーズより) © Naoki Honjo
生まれ育ったまちや世界に作りもののような違和感を覚え、この世界を知りたい、俯瞰したいという思いが本城直季の作品制作の動機であり原動力となっています。そこから、本城のまなざしは、都市のみならず工業地帯や森など様々な場所へ向けられていきました。 本展では、アオリを利用した独自の表現を生み出すまでの試行期の作品から、木村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」シリーズ、そして、そこから派生した数々のシリーズ作品を一堂に見ることができます。
初公開となる3つのシリーズや撮りおろし作品も

《giraffe》2008(kenyaシリーズより) © Naoki Honjo
本来自然であるはずのサバンナに人工的な違和感を覚え、カメラを向けたという「kenya」シリーズ、地上からは全容が窺いしれない工業地帯を空から覗いた「industry」シリーズ、東日本大震災発生から3カ月後に撮り下ろされた「tohoku 311」シリーズ。本展では、これら3つのシリーズが初公開となっています。

《Rikuzentakata, Iwate》2011(tohoku 311シリーズより) © Naoki Honjo
シリーズをすべて網羅し、一冊にまとめた図録もチェック

《beach》2005 (play room シリーズより) © Naoki Honjo
会場では、展覧会の図録のほか、作品をプリントしたポストカードセット、一筆メモなど、日常で使えるステーショナリーやバッグを販売。心に響いたモチーフのグッズをぜひ手に取ってみて。
鑑賞チケットを5組10名様にプレゼント♪
東京都写真美術館で開催する展覧会「本城直季 (un)real utopia」の鑑賞チケットを5組10名様にプレゼントします。 ○「本城直季 (un)real utopia」鑑賞チケット [日程]2022年3月19日(土)~2022年5月15日(日) [会場]東京都写真美術館(東京・目黒区) ○応募締切:2022年3月31日(木) ※当選者の発表は鑑賞チケットの発送を持って、発表とさせていただきます。
応募はこちら
本城直季 (un)real utopia
ホンジョウナオキアンリアルユートピア
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