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2022.04.10
代官山「yumiko iihoshi porcelain」で叶える、お気に入りの器のある暮らし
シンプルながらクラフト感のある佇まいで人気のテーブルウェア「ユミコ イイホシ ポーセリン」の直営店が、2020年に表参道から代官山へ引っ越しました。レトロなビルの1階にあるショップには、暮らしに取り入れるイメージを持てるよう、ブランド初となるカフェを併設。ドリンクとお菓子を楽しめるスペースで、器の組み合わせを考える楽しみも加わりました。 この春は、使うのが楽しみになる素敵な食器を暮らしに取り入れてみませんか。
料理を引き立てる器「ユミコ イイホシ ポーセリン」の直営店
店舗があるのは、八幡通りから一本となりの通りに建つビルの1階
渋谷と代官山の駅のあいだ、どちらの駅からも7分ほど。閑静な住宅地の一角に建つビルの1階にある「ユミコ イイホシ ポーセリン」は、『手づくりとプロダクトの境界にあるもの』をブランドテーマに、オリジナルブランドのテーブルウェアを展開するショップ。 作家のイイホシユミコさんがデザインとプロデュースを手掛け、全国の窯元に依頼し製作をしているシンプルですっきりとした形の器は、料理を引き立てるその使い勝手の良さで、ホテルのレストランから一般のお客さんの食卓まで幅広く愛されています。
店内には全シリーズがそろいます
特注の棚やテーブルなど、店内にはブランドの世界感が広がる
以前表参道にあった東京の直営店が代官山に移転したのは2020年のこと。直営店ならではのシリーズのフルラインナップがそろう店内の中央のテーブルでは、季節に合わせたコーディネートを提案。色や質感の違う器を取り交ぜながらも統一感のあるスタイリングに、自宅でならどう取り入れようかな?と気分が高まります。
ブランドを代表するシリーズ「unjour」
左:カップの大きさは3種。cup S (3080円)、cup M(3300円)、cup L (3520円)。右上:シックなピンク色の「sakura-kumo」。右下:クリーンでスタイリッシュな箱もかわいい
ブランドを代表する「unjour(アンジュール)」は、朝・午後・夜のシーンを想定したカップやプレートを展開する初期からの人気シリーズ。カラーや質感のバリエーションは増えても変わらない形で、多くの人に愛されています。 2021年に発売された「sakura-kumo(さくら雲)」は、イイホシさんが春に出会った桜の様子からインスピレーションを受けて誕生した新色。遠くに咲き連なる桜の花を、マットな質感と青みをおびた爽やかなピンクの発色で表現。かわいらしすぎないので、シックなグレーや鮮やかなブルーの食器との相性のよさも特長です。
リムの立ち上がりが美しい、幅広く使える「dishes」
カラーは上から、ツヤのある「ピスタチオグリーン」cup S(1485円)、plate 110(1320円)、マットな「モスグレー」cup M(1650円)、plate 140(1485円)、マットな「サンドベージュ」plate 200(2860円)
「dishes(ディシィーズ)」は、東京・湯島にある老舗ガラスメーカー「木村硝子店」とのダブルネーム。リムがすっと立ち上がった直線的なかたちは、凛としたグラスのデザインをモチーフに取り入れています。 柔らかなアースカラーの色に、仕上げはマットな質感とツヤのある質感の2タイプ。高台がないのでシリーズで重ねて収納もできるのも魅力です。シリーズでも色や質感が異なる器を取り入れて、テーブルに生まれるリズミカルな雰囲気を楽しむのがおすすめ。気軽に遊び心を取り入れられます。
盛りつけた料理が美しく見える「SHIONARI」
カラーはホワイトとグレーの2種。カップには紅茶やコーヒーはもちろん、スープを入れるのも◎
「SHIONARI(シオナリ)」は、竹芝にあるホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」とのコラボレーションによって誕生したシリーズ。 持ってみると、さらりとしたなめらかな質感と軽さが手に馴染みます。繊細なデザインながら汚れにくく丈夫で、プロフェッショナルな現場でも使われる強度を持ち合わせています。縁やなだらかなカーブの立ち上がりが、よそった料理を自然に美しく見せてくれますよ。
和洋の料理からデザートまで幅広く使える器
左:「Oval Plate(オーバルプレート)」のサイズはssからLまでの4種類。右上:「bon voyge(ボンボヤージュ)」のシリーズ。右下:ガラス職人によって手づくりされるグラス類
家に食器がひと通りそろっている方におすすめなのがオーバル(楕円)型の器。一見すると難易度が高そうに思えますが、試作を重ね深さを持たせた形は、スープやパスタ、カレー、デザートなど多用途に使えます。 取っ手のついたデザインが珍しい「bon voyge(ボン ボヤージュ)」は、重ねた器のハンドルを紐で結び、旅に持っていくことをイメージしたシリーズ。持ち帰った旅の記憶と余韻を、この器とともにいつまでも楽しんでほしい、というコンセプトから誕生しました。
店内奥には器使いを体験できるカフェを併設
期間によって変わるスイーツやパンを楽しんで。写真は「wellk(ウェルク)」のパウンドケーキ
店内の奥には、実際にうつわを使う体験ができるようにと、ブランド初のカフェを併設。「ユミコ イイホシ ポーセリン」のカップや皿で、ドリンクやその時々で変わるスイーツを楽しむことができます。 取材に訪れたときは、目黒にあるカフェ「wellk」のパウンドケーキが用意されていました。
「キャロットケーキ」(550円)、「ハウスブレンドコーヒー」(550円)
パウンドケーキは、プレートにホイップクリームやスパイスを添えてサーブされます。 料理を美しく見せるポイントだという、お皿の余白が活かされた品のあるひと皿。おいしいケーキを食べ進めながらお皿の大きさや質感に触れると、使うシーンのイメージが涌きあがります。オリジナルブレンドのコーヒーや紅茶が入ったカップも、持った時にドリンクの重みが加わることで、より手になじむので、好みに合った大きさを選ぶ決め手になりますね。
「黒糖バナナケーキ」(495円)、「アールグレー」(550円)
家時間が楽しくなる器選びを
ユースフルな食器は、シックなパッケージにリボンをかけて贈り物にもおすすめ
家で過ごす時間が長くなったことで自炊を始めた人や、ルーティーンの料理から気分を一新したいときなど、器を変えると料理へのモチベーションもぐんっと上がります。 見慣れたテーブルが楽しくなる、そんな器を「ユミコ イイホシ ポーセリン」で探してみませんか?
yumiko iihoshi porcelain Tokyo
ユミコ イイホシ ポーセリン トウキョウ
https://y-iihoshi-p.com/
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朝光洋理 写真:小林利穂
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