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2016.04.15
パリのバゲットコンクール優勝店「ル・グルニエ・ア・パン」が本日恵比寿にオープン!
パリを中心にフランスで20店舗以上を展開するブーランジェリー&パティスリー「Le Grenier à Pain(ル・グルニエ・ア・パン)」。東京・半蔵門にある日本1号店に続き、2号店がアトレ恵比寿西館にオープン。パリジェンヌも愛してやまない本場のパンの味とは?
4月15日オープンのアトレ恵比寿西館4階に開店
高温で一気に焼いたバゲットやハードパンは皮がパリパリに
JR恵比寿駅東口の改札から西口連絡通路で結ばれたアトレ恵比寿西館に、「ル・グルニエ・ア・パン」はあります。こちらのお店の人気商品は、毎年パリで開催されるコンクールで2度も優勝に輝いているバゲット。店内にある火力の強いフランス製オーブンで、毎日焼き上げています。 こちらのお店のパンシェフを務めるのは、フランスの本店で修行した中島佐知子さん。フランスの老舗製粉メーカー、ヴィロン社の最高級小麦粉100%を使用し、本店と同じように生地を低温で一晩じっくりと寝かせて酵母を熟成させる製法で、現地の味を再現しています。
「バゲット」(324円)
その味わいは、外の皮はパリパリで香ばしく、中身の生地はもちもちで小麦粉と酵母の甘い香り。噛むごとに小麦の風味と旨みが口の中にあふれ、食べはじめると止まりません。生地に大小の気泡が散らばり、もちもちの食感を生みだしていることがおいしさの秘密なのだとか。「フランスにあるお店と同じ味」という声も多く聞かれ、そのおいしさは折り紙つきです。
フランスで食べられているパンがたくさん
「クロワッサン」(259円)。フランス産の発酵バター100%使用で香り高く、ほんのりと甘い
お店はフランスのパン屋さんでよく見かける対面販売。ショーケースには、バターたっぷりで外がサクサク、中身はしっとりの「クロワッサン」、3種の粉をブレンドした中身がしっとりもっちりの「パン・ド・トロワ」といったスペシャリテのほか、フランスで日常的によく食べられているハード、デニッシュ、惣菜系のパンが並びます。 フランス人が大好きなサンドウィッチも、ハムとチーズをはさんだ王道の「ジャンボン・フロマージュ」をはじめ、キャロットラペとチキン、生ハムとトマトとモッツァレラなど、日替わりで常時8種類ほど揃います。大きな口をあけて具だくさんのバゲットにかじりつけば、気分はすっかりパリジェンヌですよ。
バゲットのサンドウィッチは777円〜。クロワッサンやフォカッチャのサンドウィッチも
また、店内のカフェでは、焼きたてパン、バター、自家製ジャム、飲み物の「朝食セット」(1080円)がおすすめ。パンはバゲット、クロワッサン、ハード系の3種盛り合わせでボリュームたっぷり。食べきれない分は持ち帰ることができます。駅周辺を一望する窓際の席でフランス定番の朝食メニューを味わえば、一日を楽しくはじめられそうですね。
伝統的なフランス菓子を購入できるのも魅力
左から時計まわりに「タルト・フリュイ」(604円)、「タルト・シトロン」(432円)、「タルト・ショコラ」(432円)、「フラン」(356円)
「ル・グルニエ・ア・パン」はもともとパティスリーからスタートしたお店。そのため、パンだけでなく、ケーキやタルト、焼き菓子も充実。パンと同じく、フランスの本店で修行したパティシェ・富澤祐亮さんが、小麦粉やバター、ドライフルーツなどフランス産の材料にこだわり、フランスの伝統菓子の味を再現しています。 おすすめはフランスの代表的なおやつ「フラン」。表面の焦がしキャラメルが香ばしいプリンに似たカスタード味のタルトで、どこか懐かしい感じです。レモン味の「タルト・オ・シトロン」、チョコ味の「タルト・オ・ショコラ」も本格的だけど親しみやすい素朴な味わいで、フランス菓子の奥深さにあらためて気づかされます。
クッキーなどの焼き菓子も手みやげにぴったり
フランスのさまざまな食文化をそのままの味で楽しめるこちらのお店。恵比寿駅の改札からすぐなので、気軽に立ち寄ってみてくださいね。
Le Grenier à Pain アトレ恵比寿店
ル・グルニエ・ア・パン
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森田奈央
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