史跡も多い伊豆の小京都・修善寺

（左）緑に映える「桂橋」。結ばれ橋とも呼ばれる恋愛成就スポットのひとつ　（右上）「桂橋」と「河原湯」を結ぶ桂川沿いの小径　（右下）道端の季節の花が郷愁を誘う

修善寺駅から東海バスに乗って温泉街へ。主な見どころは桂川沿いに集中していますが、路地裏まで足をのばすと源氏ゆかりの旧跡や昔懐かしい遊技場などもあり、奥深く楽しめます。

しっとりと美しい「竹林の小径」。途中の「ギャラリーしゅぜんじ回廊」には修善寺の四季の写真などを展示

戯曲の舞台にもなった名刹「修禅寺」

1200年ほど前に弘法大師によって開かれたとされる名刹。鎌倉時代に源頼家が幽閉され、戯曲『修禅寺物語』の舞台にもなりました。

朝夕に美しい音を響かせる「修禅寺」の鐘

特産品が並ぶみやげ店「修善寺 名産店街 甘泉楼」

和洋菓子やわさび製品、干物などの特産品が並ぶみやげ店。伊豆十三夜焼きや生わさびがトッピングされた豆腐ジェラート、金目鯛の干物も人気です。

手湯やイートインもできる

修善寺温泉発祥の地「独鈷の湯」

弘法大師が独鈷杵で岩を打ち、湧き出たと伝わる修善寺温泉の発祥の地です。桂川の中にある三角屋根が目印。入湯は隣にある足湯「河原湯」で。

「河原湯」に足を浸してひと休み

隠れ家のような甘味処「茶庵 芙蓉」

築100年の風情ある木造家屋で、抹茶900円（上生菓子付）や抹茶白玉あずき840円などをいただけます。四季折々の花や紅葉の庭も美しいと評判です。庭でとれた梅を漬けた自家製梅ジュース510円も絶品です。

名湯を気軽に楽しめる立ち寄り湯「筥湯」

鎌倉2代将軍源頼家も入湯したとされる名湯を気軽に楽しめる立ち寄り湯。木の香り豊かな檜風呂と脱衣所だけのシンプルで落ち着く造り。併設される高さ12mの望楼「仰空楼」からの眺めも清々しいと評判です。

「筥湯」に併設の「仰空楼」からは温泉街を見渡せる

ひと足のばして「カルノ造舟」

作り手に会うことができるのも魅力

地元のクラフト作家の作品を販売。木の器やカトラリーなど、あたたかみのある作品はお土産にもぴったりです。

伊豆の小京都、修善寺温泉街のおさんぽはいかがでしたか？桂川のせせらぎの音を耳にしながら、趣ある名所を散策してくださいね。

新しくなった「ことりっぷ伊豆」では、こちらの記事のほかにも魅力溢れる伊豆の今を紹介しています。ことりっぷオンラインストアのほか、ことりっぷアプリの電子書籍をぜひチェックしてみてくださいね。

ことりっぷオンラインストアはこちら