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2022.06.16
鎌倉長谷の古民家で味わう♪イタリア伝統の生ハムたっぷりのパニーノ「アンティコ・ロンディーノ」
生ハムを使ったイタリアンスタイルのサンドイッチ・パニーノのお店「アンティコ・ロンディーノ」が鎌倉の長谷にオープンしました。築100年の古民家にイタリアンの伝統を漂わせたような店内では、オーダーごとにスライスする生ハムのパニーノを、庭の緑を眺めてのんびりと味わえます。大仏様や歴史ある観音様のお参りなど見どころの多い長谷の散策の途中に立ち寄ってはいかが?
キュートな豚のイラストが目印の一軒家
江ノ電長谷駅から徒歩5分
江ノ電の長谷駅から鎌倉の大仏方面へと向かう道を途中で細い路地に入った先にたたずむ「アンティコ・ロンディーノ」。稲村ケ崎にあるイタリアン「タベルナ ロンディーノ」の姉妹店で「あなたの頬を動かす生ハムとパニーノのお店」というユニークなキャッチフレーズどおり、イタリアから輸入した食べ頃の生ハムのおいしさに思わず頬も緩み、ほっこりとした時間が過ごせます。
入口のカウンタ―でその日のメニューが書かれた黒板を見てオーダー
庭の緑が美しく映る古都らしい縁側の眺め
しっかりとした建具の古民家
イタリアのバルを思わせるようなカウンターで注文をして、中に入ると古民家の細かい仕切りをなくした開放感のある空間が広がります。正面の庭を見渡す広縁と床の間の前にテーブル席が並ぶゆったりとしたつくりで、障子や欄間などの建具をそのまま活かし日本の情緒も感じられますよ。
(左上)テーブルはアンティークの扉を使用(右上)明るい庭を眺めて過ごす広縁(左下)懐かしいガラス障子の引き戸(右下)ワインを注ぐ台は教会で使われていたというアンティーク
こだわりの素材を丁寧に積み重ねたおいしさ
注文のたびにスライサーでカットする生ハムは新鮮でやわらかい
パニーノは生ハムのほかに、サラミやボイルハムを使ったものなどが数種類あります。 その中でも人気は定番といわれる生ハムとフレッシュチーズの「プロシュート」。オーダーごとにカットする豚もも肉を使ったイタリア産の生ハムは、ふんわりとしていて淡いピンク色。これだけでもおいしそうです。
(左上)入口のショーケースにはパニーノに塗るストラッチャテッラやゴルゴンゾーラなどのチーズ、アンティパストなど並ぶ(右上)大きな焼きたてフォカッチャ(左下)オリーブオイル油で揚げるポテトチップス(右下)店頭には氷水で冷やしたコップワインも(550円)
具材をはさむのは厨房で焼く分厚いフォカッチャです。オーブンで温めたところにフレッシュチーズのストラッチャテッラをたっぷり塗り、甘みのあるセミドライトマトとルッコラをのせたら生ハムとサンドしていきます。ストラッチャテッラは生クリームにちぎったモッツァレラが入るミルキーで濃厚なフレッシュチーズで、鎌倉のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で仕入れる新鮮なルッコラとともに生ハムのおいしさを引き立てます。
温かいフォカッチャで具材をやさしく包む
ふんわりとした生ハムのパニーノを緑のまぶしい縁側で
パニーノ・プロシュートとドリンク「ドリンクセット」(1320円 ※バーチレモンソーダは+220円)※メニューはすべてテイクアウトにも対応
パニーノはカフェラテや紅茶のほか、シチリア産の有機レモンを使ったバーチレモンソーダやコップで気軽にいただくワインにもよくあいます。 おすすめは自家製ポテトチップのつく「レギュラーセット」です。スライスしたメークインを2度揚げし、イタリア中粒塩とアルバ産白トリュフオイルで味付けをした贅沢な味わい。ジャガイモと相性の良いトリュフが香るリッチなポテトチップスもぜひ一度お試しあれ。
パニーノ・ドリンク・自家製ポテトチップスの「レギュラーセット」(1650円 ※バーチレモンソーダは+220円)
ワイングラスを傾ける古民家のティータイム
「グラスワイン」(770円~)「ムール貝マリナーラ」(660円)
15時からはアンティパストや生ハムの盛り合わせ(1980円~)も登場します。ローマのバルで見かけたという立ち飲みスタイルを、日本の古民家で再現した粋なグラス掛けもオシャレで、イタリアワインを気軽に楽しむグラスワインのほか厳選したフルボディーのグラスワイン(1320円)の用意も。いつもと違うオシャレなティータイムを過ごしてくださいね。
フルボディーのイタリア産ワインは10種類ほど用意
アンティコ・ロンディーノ
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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