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2022.08.03
瀬戸内の柑橘を飲み比べ♪ 尾道駅「カンキツスタンド オレンジ」オープン、レモン和紅茶や夏期限定かき氷も
2022年7月20日、広島県尾道市のJR尾道駅舎1階に、柑橘を専門に取り扱ったジューススタンド「カンキツスタンド オレンジ」がオープンしました。 日中はジューススタンドとして、尾道市のなかでも特に柑橘の栽培が盛んな瀬戸田産の柑橘ジュース13種類のなかから、常時3種類をビールタップで提供するほか、爽やかなオリジナルスカッシュ、レモン和紅茶などが登場。週末の夕方からは、柑橘を使用したアルコールドリンクや軽食を提供する立ち飲み屋「気まぐれスタンド DAIDAI」と屋号を変えて営業を行います。
柑橘のまち、瀬戸田

様々な品種の柑橘ジュース
瀬戸田町がある生口島は、島の半分が傾斜地で日当たりが良いこと、年間の降水量が少ない温暖な気候であることを生かして柑橘の栽培が盛んな地域。 とりわけレモンについては日本一の国産レモン生産地としてその名が知られています。そんな瀬戸田町ではじつに多くの種類の柑橘が栽培されており、シーズンになると大小異なる様々な柑橘が島を彩ります。

島の主産業である柑橘栽培ですが、生産者の高齢化と担い手の減少という大きな課題が近年顕在化しているほか、「柑橘の旬が冬から春先にかけてであるのに対して、観光シーズンは春から秋にかけてのため、多くの観光客は柑橘に触れる機会が少ない」「多品種な柑橘が栽培されているものの、多くの人に知られていない」「安定した販路を確保できず販売に苦戦」という課題が、生産者との繋がりが生まれるなかで見えてきました。 これらの課題を解決しながら、柑橘商品の販売や、柑橘を通じた様々なコラボレーションを通じて、瀬戸田の主産業である柑橘栽培の存続と繁栄に少しでも貢献することを目指したい、という思いから、今回柑橘の魅力を発信する実店舗として、カンキツスタンドオレンジがオープンしました。

カウンターで気軽に一杯
瀬戸田町ではなくJR尾道駅舎内にオープンした理由は、産地から物理的距離が近いこと、尾道市のなかでも最も人の流れが多い場所のひとつであること。 産地に近いことを活かして、お店に訪れた人に対しては産地や生産者についてのリアルな情報を提供でき、生産者に対しては店舗で得た情報を提供し、次の栽培や加工の参考にしてもらうという循環を作り出すことを目指しています。
昼の顔は「カンキツスタンド オレンジ」

常時3種類の柑橘ジュースをビールタップから提供
日中は、ジューススタンドとして、尾道市のなかでも特に柑橘の栽培が盛んな瀬戸田産の柑橘ジュースを13種類用意。お店では、そのなかから常時3種類をビールタップから提供します。

ジュース飲み比べ

Overview Coffee
その他にも、柑橘を漬け込んだシロップを使った爽やかなオリジナルスカッシュや瀬戸田で焙煎されたOverview Coffeeのコーヒー、Tea Facotory Genの和紅茶を使ったレモン和紅茶といったノンアルコールドリンクを用意。柑橘を使ったクラフトビール、レモンサワーといったアルコール類も提供予定です。

カンキツバック 甘夏3個分
また、夏期限定で柑橘を贅沢に使ったかき氷も販売。店内物販スペースでは、柑橘を使った加工品のお土産や店舗オリジナルの Tシャツやバッグなども販売しています。
夜の顔は「気まぐれスタンド DAIDAI」

週末限定で夜の時間帯は、店名を「気まぐれスタンド DAIDAI」と変え、アルコールやおつまみを気軽に楽しめる立ち飲み屋として営業を行います。 観光客や地元の方はもちろん、近年増える尾道への移住者や関係人口の自然な交流が生まれる場所として、地域に愛される立ち飲み屋になることを目指しています。

気まぐれレモンサワー、気まぐれビール、フルサイズ柑橘ジュース
柑橘を使ったクラフトビールを常時3〜5種類、柑橘シロップを使ったサワーや3種類のレモンサワー、広島のジンやしまなみ海道で取れたハーブを使ったカクテルなど、こだわりのアルコールドリンクを提供しています。 * * * 詳細は、公式サイトをご覧ください。 瀬戸内の柑橘を存分に楽しめるジューススタンドで、お気に入りの味を探してみてくださいね。
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