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2022.10.01
「資生堂パーラー」創業当時の粋でハイカラな流行色“新橋色”パフェやビスケット缶などが期間限定登場
1902年の資生堂パーラー創業当時、粋でハイカラな色として流行した“新橋色”。日本の伝統色でもある明るい緑がかった青色の“新橋色”は明治後期、当時流行の最先端だった新橋芸者が好んで着ていた着物の色から、その名が付けられ広まったといわれています。 こちらの記事では、資生堂パーラーで2022年10月1日から登場する“新橋色”の期間限定商品をまとめてご紹介。百貨店を中心とする全国の資生堂パーラー店舗やオンラインショップでは「花椿ビスケット」の限定缶新橋色が販売されるほか、「新橋色のパフェ」(日本橋店、横浜高島屋店、横浜そごう店、名古屋店、サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店)や「新橋色のブランマンジェ」(銀座本店サロン・ド・カフェ)など、店舗限定のスイーツやカクテルが味わえますよ。
新橋芸者と資生堂パーラーのお話
【日本橋店、横浜高島屋店、横浜そごう店、名古屋店、サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店】10/1-10/31|新橋色のパフェ
【銀座本店サロン・ド・カフェ】10/1-10/30|新橋色のデザート
【BAR S】10/1-10/29|新橋色のカクテル
【全国】10/1-なくなり次第|花椿ビスケット限定缶新橋色
新橋芸者と資生堂パーラーのお話

1902年頃の資生堂薬局内のソーダファウンテン
資生堂パーラーの歴史は、1902年に資生堂調剤薬局に設けられたソーダ水やアイスクリームを製造販売する日本で初めての「ソーダファウンテン」から始まります。 創業当時からのお得意さまは新橋の芸者衆。そのご縁は深く、ソーダ水一杯に化粧水の「オイデルミン(1897年発売)」を景品として付け、酔客の喉の渇きを癒す最上の飲み物として宣伝し、銀座の一大名物として大当たりしたといわれています。 店内には、三味線のお稽古の行き来の合間にソーダ水でひと息つく芸者さん用に三味線置き場を作ったエピソードなども残っています。

昭和20年代、新橋色を背景にした「東をどり」のプログラム。左は当時人気を博したまり千代さん。 *画像提供:東京新橋組合
日本の伝統色でもある明るい緑がかった青色の“新橋色”は明治後期、流行の最先端だった新橋芸者が好んで着ていた着物の色からその名が付けられ広まったといわれています。 毎年開催される江戸の粋と華やぎを今に伝える新橋花柳界のお祭り「東をどり」の期間中は、新橋芸者の上品で粋な振る舞いを表現した「東をどりパフェ」や「新橋色のアイスクリームソーダ」を「資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ」にて提供しています。
【日本橋店、横浜高島屋店、横浜そごう店、名古屋店、サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店】10/1-10/31|新橋色のパフェ

資生堂パーラーの日本橋店、横浜高島屋店、横浜そごう店、名古屋店、サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店では、新橋芸者の小粋で華やかな振る舞いをイメージした「新橋色のパフェ」を、2022年10月1日~10月31日の期間限定で提供しています。(サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店ではスタイルを変えて提供)

パフェは、伝統のバニラアイスクリームと青りんごのフィリング、味のアクセントに柑橘系の青色のゼリーと、当時の氷菓の懐かしい味わいをイメージしたミルクアイスで仕立て、銀座の柳をイメージしたラングドシャを飾っています。
新橋色のパフェ
資生堂パーラー(日本橋店、横浜高島屋店、横浜そごう店、名古屋店、サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店)
【銀座本店サロン・ド・カフェ】10/1-10/30|新橋色のデザート

「資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ」では、資生堂パーラー創業当時に流行していた“新橋色”のデザートを、2022年10月1日~10月30日の平日限定・数量限定にて提供しています。 「新橋色のブランマンジェとプティフール 」は、コーヒーまたは紅茶またはハーブティー/カップサービスが付いています。 お皿中央にはブルーキュラソで“新橋色”をイメージし、中にはブランマンジェが潜んでいます。サブレのシートの上に、キャラメルとハチミツの入ったショコラ、りんごのパート・ド・フリュイ、洋ナシのマカロン、チーズケーキ、マロンのプティシューが整列。ひと口ずつ色々と楽しむことができるデザートです。

「今月の資生堂パーラー物語」(コーヒーまたは紅茶またはハーブティー/カップサービス)は、資生堂パーラー定番のパフェをミニサイズで一緒に楽しめるデザートプレートです。 色鮮やかな“新橋色”のフルーツポンチには、さまざまなフルーツが入っています。その他マロンの焼き菓子、ほうじ茶のブリュレ、抹茶のムース、季節のフルーツが添えられています。
新橋色のデザート
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3F 資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ
【BAR S】10/1-10/29|新橋色のカクテル

東京銀座資生堂ビル 最上階の「BAR S(バー エス)」では、2022年10月1日~10月29日の期間、資生堂創業150周年・資生堂パーラー創業120周年を記念した“アニバーサリーカクテル”や資生堂パーラー創業当時にハイカラな色として流行った“新橋色”のカクテルが勢ぞろいします。 『芸者』(写真左)は、ジンと柚子リキュールの爽やかな新橋色のカクテル。ブルーキュラソーと乳酸飲料で仕立てられています。 『ブルービューティ』は、洋ナシのシロップとサイダーで仕立てられた、セミフローズンのノンアルコールカクテルです。 このほか、1902年に誕生した資生堂パーラーのソーダ水をイメージしたシグネチャーカクテル『銀座1902』(ノンアルコールカクテル)などのアニバーサリーカクテルもそろいます。

新橋色のカクテル
【全国】10/1-なくなり次第|花椿ビスケット限定缶新橋色

百貨店を中心とする全国の資生堂パーラー店舗、オンラインショップでは、2022年10月1日から「花椿ビスケット24枚入 限定缶新橋色」を数量限定で発売します。 「花椿ビスケット」は昭和初期からのロングセラー商品で、資生堂パーラーを代表する最も古くから製造販売されたお菓子です。母親がつくるおやつのような素朴で優しいおいしさが、幅広い年代の人々に愛されています。 今回は創業当時、粋でハイカラな色として流行した“新橋色”缶が登場。粋で華やかなカラーは自分へのご褒美や、大切な人への贈り物としてもおすすめです。

花椿ビスケット24枚入 限定缶新橋色
百貨店を中心とする全国の資生堂パーラー店舗、オンラインショップ
* * * 資生堂パーラーの期間限定“新橋色”はいかがでしたか?歴史を感じながらもクールで近代的でもある華やかなカラーを、この機会にぜひ堪能してくださいね。
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