【金沢からひと足のばして】のどかな里山の地で新たな発見に驚く、小松の1泊2日旅
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【金沢からひと足のばして】のどかな里山の地で新たな発見に驚く、小松の1泊2日旅

県の主要空港があり、新幹線延伸に期待が高まる石川県小松市。近年では市街地はもちろん、山と海に囲まれた自然豊かなこの地の特性を活かして、幅広い範囲に新たな宿泊施設や飲食店がオープンしています。 今回は、特に進化が目覚ましい山側の地域に足をのばして、ユニークな試みをおこなうスポットをめぐります。旅の目的は人それぞれ。地元のグルメや他ではできない体験、その場所ならではの景色や空間など、様々な方面から小松の秘めたる魅力にふれてみませんか。

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田園風景に佇む「みちこのそばと甘味処」で蕎麦と空間にときめく

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海外から塗装材を取り寄せたこだわりの階段と奥から差し込む自然光が印象的

リノベーションを中心に県内外から依頼を受ける設計事務所「SWAY DESIGN」が手掛けた蕎麦処。代表である永井菜緒さんの両親が、長年営んでいた蕎麦店を息子に譲り、以前住んでいた築50年の民家を改装してオープンしました。元々2階は設計事務所として使っていたため、蕎麦処兼ショールームとしての役割もあり、実験的に様々な素材や建材が使用された個性溢れる空間が特長です。 同店はエントランスから意外性の連続。白山麓の山々と田園を臨む昭和の古い建物は、一見よくある田舎の風景かと思いきや、中に入るとモダンな空間へと早変わりします。

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(左上)カウンタースペースの入口にさりげない店舗サイン(右上)おそば膳1300円(左下)和と洋が混在しながらも統一感のある空間(右下)壁の装飾は富山県の伝統工芸・井波彫刻の作品

店内にはガラス張りのカウンターとテーブル席が並ぶスペースが2部屋あり、それぞれに異なる雰囲気を醸し出しています。メニューは九谷焼の器で提供される「おそば膳」の一品のみ。永井さんの母で、看板女将の藤田美智子さんのこしらえる季節の小鉢や炊き込みご飯、甘味のついた贅沢なセットです。蕎麦を厨房で打つのは大阪で修業を積んだ、この道50年の父・久二さん。香りとのど越しのよい二八そばは、長野県産のそば粉を使用しています。久二さんは自身で船を所有するほどの釣り好きで、その釣果によっては蕎麦セットに刺身がつくことも。 建築やインテリアが好きな人は、食後に店内を見てまわるのも楽しいかもしれません。富山の銅器着色所で作った扉や、和紙をつかったツートンカラーの壁、和箪笥を合わせた真空管アンプなど、どこをとっても見どころばかり。リノベーションの過程や経緯についても店内に掲示しているので、ぜひご覧になってくださいね。

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みちこのそばと甘味処

ミチコノソバトカンミドコロ

clock-icon11:00~15:00(L.O.13:30)
pin-icon火曜(その他不定休あり)
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森の緑が麗しい「瀬々らぎの森」でカフェに、足湯に、お買い物まで

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(左)景色を満喫しながらベジタブルメニューが楽しめるカフェ(右上)ベーカリーの店内(右下)晴れた日にはテラスで一服も

深い緑の山を車でひた走ると、突如として現れる和モダンに改装した古い建築。中はカフェやインテリアショップ、温泉などが併設された複合施設となっています。館内からは広い中庭が望め、2022年12月には清流の景色を楽しめるデッキテラスを新設。中庭を散策しながら川のせせらぎに癒されます。中庭テラスはペットの同伴も可能。愛犬と癒しのひと時も嬉しいですね。 また、館内には新たに植物由来のパンを提供するベーカリー&コーヒーショップ「モリスベーカリー」が誕生。動物性食材に加えて五葷(ごくん)も使わないオリエンタルヴィーガン対応で、イーストフードや保存料、トランス脂肪酸を使わない無添加にこだわっています。パンやスイーツは、テイクアウトはもちろんウィリアム・モリスの壁紙をあしらった店内や中庭を眺められるテラスで、ドリンクと一緒にいただくこともできますよ。

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(左上)愛らしい輸入雑貨が所狭しと並ぶインテリアショップ(右上)タイルをあしらった足湯は一人100円で利用可(左下)川側に向けたカフェの大きな窓をからは四季折々の森の景色が楽しめる(右下)パンとともにドイツブランドのダルマイヤーコーヒーや紅茶が楽しめる

元々インテリアや空間のデザインをされていたオーナーが家具のギャラリーとして場所を探していた際、元々温泉旅館だった現在の物件と出合い、自然豊かなこの場所ならばとカフェ「ラプティトゥポルト」を併設。引いてあった温泉を活かして足湯や予約制の浴場も設置し、丸一日楽しめる場所になりました。古民家の和室の続き間は、輸入雑貨や食器、照明やインテリアパーツを取り扱うショップ「ミシェル.アン」に姿を変え、インテリアの相談や買い物目当てに訪れる人も。 季節ごとに変わる森の風景をゆっくり眺めるために、何度も訪れたくなる「瀬々らぎの森」。 旅の立ち寄りスポットとしても充実感がありますが、もっとゆっくりしたいという方にはこの建物の隣に建つ洋館宿「エトワール エフェ」への宿泊もおすすめ。ヨーロッパの田舎町をイメージした建物と海外でオリジナル製作をした家具達に囲まれて素敵な旅の一ページを刻んでみてはいかがでしょうか。

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瀬々らぎの森

セセラギノモリ

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0761-461-565
インテリアショップ・施設全体についてのお問い合わせ 0761-46-1566

clock-icon10:00~17:00(ランチ L.O.14:30、カフェL.O.16:30) ※ディナーは予約のみ18:30~21:30
pin-icon火曜、水曜
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“酒造りの神様”率いる「農口尚彦研究所」で、貴重な日本酒を

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杜庵の空間デザインは九谷焼人間国宝 吉田美統氏、大樋年雄氏によるディレクション

2017年に開業した新酒蔵「農口尚彦研究所」は、現代の名工として表彰され、酒造りの神様と呼ばれる農口尚彦さんが杜氏を務めています。小松市の中でも水が良いとされるこの場所に、農口さんの酒造りへのこだわりを設計に落とし込む形で新設。おいしい酒を造り続けるという想いはもちろん、杜氏の技術、精神、生き様を未来に残すという目的で、“研究所”と名付けられました。 館内には日本酒のテイスティングルームが備えられており、予約制で利用できます。来訪者は、ガラス越しに酒造りの現場を見ながら、ギャラリーを鑑賞し、テイスティングルーム「杜庵」へ。漆喰の壁や、茶釜、四畳半サイズのカウンターなど、茶室から着想を得た空間には大きな窓が設えてあり、四季折々で変化する里山の風景を堪能できます。

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(左上)Limited Edition テイスティングコース3500円(右上)杜庵の文字は吉田美統氏によるもの(左下)能登杜氏四天王の一人・農口尚彦さん(右下)蔵人たちが働く姿が見られるギャラリー

日本酒のテイスティングコースは2種類。この地ならではの酒と肴を通して豊かな食体験を堪能できます。上位コースでは、熟成管理を徹底しておこなった限定酒「Limited Edition NOGUCHI NAOHIKO 01 2018 Vintage」を含めた計5種の日本酒を提供。県外ではなかなかお目にかかれない銘酒をじっくりと味わいましょう。 “日本一合理的な設計の酒蔵”とも言われる「農口尚彦研究所」。その合理性は、農口さんが何十年もかけて編み出した酒造りの理論で成り立っています。ギャラリーで拝見したノートには無数の数字が並び、常にお酒と向き合ってきたことを物語っていました。意外にもお酒が飲めないという農口さんですが、だからこそ自分の好みではなく、理論の追求や情報収集によっておいしい日本酒がつくれるといいます。現在も時たまふらりと杜庵に現れてお客さんに話を聞くというので、運が良ければ酒造りの神様に直接感想を伝えられるかもしれません。 ※吉田美統氏の「吉」は、正しくは「つちよし」

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農口尚彦研究所

ノグチナオヒコケンキュウジョ

clock-icon11:00〜12:00、13:00〜14:00、15:00〜16:00の一日3回 ※時間指定予約制
pin-iconなし
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https://noguchi-naohiko.co.jp/tasting_room
※テイスティングコースの予約は原則上記URLのオンライン予約のみ

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廃校をコンバージョンした「Auberge "eaufeu"」で、アートとこの地ならではのグルメを堪能

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レストランのみの利用も可能。昼夜ともに「Seasonal Menu」16500円(税込み・サ別) の1メニューのみ。※2023年4月より価格改定予定

2022年7月、小松市観音下にオープンしたオーベルジュ。農口尚彦研究所から石切り場を横目に歩いてすぐの場所にあります。廃校になった小学校をコンバージョンし、モダンな空間へと生まれ変わりました。客室とレストランを備えるオーベルジュでありながら、地元の食材を活かしたカフェや現代アーティストのギャラリー、屋上テラスも兼ねており、観光客のみならず地元住民が新たに地域の価値を見出す場としても注目されています。 シェフを任されたのは日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」で史上最年少グランプリを受賞した糸井章太さん。フランスやアメリカの3つ星レストランで修業を積み、各地の食と文化に触れながら感性を磨いてきたといいます。レストランでは観音下の四季がつくりだす自然の恵みが糸井さんの手によって様々な料理として表現されるのを目の当たりにできますよ。

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(左上)京都出身のシェフ・糸井章太さん(右上)この地域で産出される日華石をインテリアに取り入れたカフェ兼フロント(左下)どの部屋からも雄大な景色が堪能できる客室(一泊26400円(税込み・サ別)~ ※2023年4月より価格改定予定)(右下)館内のアートは全て現代芸術家・小川貴一郎氏の作品で、実際にこの地に足を運んで制作した

客室は6種類の全12部屋。都会的なセンスが随所に感じられる空間は、造りとしてはシンプルで、厳選されたインテリアや各部屋で異なるアート、そして豊かな自然が溢れる窓からの風景を引き立たせています。 建物のシルエットや素材はあえてそのまま残して改修された「Auberge "eaufeu"」。客室が元教室や元図書室だったり、レストランが元職員室だったりと知った上で宿泊することで、自分の子ども時代を思い出しながら、ノスタルジックな気分で旅の一日を終えられるはずです。

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Auberge "eaufeu"

オーベルジュ オーフ

clock-iconIN15:00 OUT11:00 ※カフェ営業11:00~17:00、レストランは予約制
pin-icon火曜、水曜(祝日の場合は営業)
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生まれ変わった「スイーツガーデンマルフジ」で甘い誘惑に酔いしれる

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おとぎ話の絵本に登場するような可愛らしい外観

小松最古のパティスリーで、創業68年を迎える「ケーキハウスマルフジ」が、2022年11月にリニューアルオープン。スイーツを中心とした複合施設「スイーツガーデンマルフジ」へとレベルアップしました。創業者の祖父から父、父から子へと3代に渡り店を受け継ぎ、現在ではシェフパティシエ・越栄純平さんとショコラティエ・越栄亮弥さんの兄弟が運営を任されています。 今回のリニューアルでは、ベーカリーやショコラトリー、カフェが入った新棟を建設。敷地内には子どもたちが遊べるようガーデンを設け、2階には菓子教室ができるスペースも備えました。

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(左上)新設されたショコラトリーで一際輝く「ボンボンショコラ」1個300円(右上)新しくなったパティスリーのショーケース(左下)カフェでは新たにジェラートも楽しめるように(右下)クロワッサンが自慢のベーカリー

新棟建設に伴い「ケーキハウスマルフジ」も内装をリニューアル。純平さんの東京や北海道での修業経験を元に、新作のケーキを増やしたといいます。亮弥さんが担当する小松市初のショコラトリーでは、きらめくボンボンショコラやタブレット、テリーヌなども展開。地元食材を取り入れようと、柿や酒粕などとチョコレートの相性を提案しています。越栄一家からベーカリーを任されたのは、村田充司さん。マルフジで学生時代にアルバイトをしていた村田さんですが、卒業後は東京や神戸の有名ベーカリーでブーランジェの道へ。その後シンガポールの大手ベーカリーチェーンで開発や人材育成に従事。経験豊かなパン職人がベーカリーの運営を担います。 今後は施設全体で、より一層地域食材への使用に力を入れ、地元生産者とのコラボ商品にも挑戦していきたいそう。甘くて、おいしい香りが漂う店内では、ショッピングをしたり休憩をしたりと様々な楽しみ方ができそうですね。

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スイーツガーデン マルフジ

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地元でも注目の花かごミニ会席を味わいに「旬の箸 なか村」へ

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繊細な料理がいろんな種類で味わえる「ぜいたく気分ランチ」3500円

地元の料亭や日本料理店で20年研鑽を積んだ中村祐輝さんが、カウンターの中から明るく声をかけ、スタッフが活気よく動く店内。「小松が好きで、店を出すなら絶対に小松がよかった」という中村さんが2014年にオープンさせたのが、気軽に本格的な料理が楽しめる和食店「旬の箸 なか村」です。 白い暖簾が印象的な外観と、明るくカジュアルな店内。カウンターやテーブル席、座敷に完全個室と様々なシーンで利用できるとあって、地域住民のハレの日の食事として使われることも。和食店としては珍しく常連客には若年層も多いそう。気さくな中村さんの人柄を慕って自然と人が集まってくるようです。

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(左上)カウンターで盛り付け。仕上げの色合いには人一倍気を配るそう(右上)同店で使われる地元石川県の食材(左下)白を基調とした店内(右下)夜は地酒を中心に北陸の日本酒を取り揃える

若い世代や女性客を引き込んだ魅力の一つが同店のランチの構成です。花かごを使い小さなポーションの料理をたくさん盛り付けた華やかなビジュアルと、食べ終えた時に会席料理を楽しんだかのような満足感。食材はなるべく地元で採れたものや、知り合いの生産者から仕入れたものを使っているため、この地域ならではの御膳が味わえます。「ぜいたく気分ランチ」には夜も人気の名物メニュー「蓮根豆腐の蟹あんかけ」が付き、より同店の“らしさ”が感じられるはずです。 周囲にある飲食店との横のつながりを大事にしていると話す中村さん。自身も日頃から他の飲食店によく足を運び、和食に限らず幅広いジャンルを扱う同志から多くのインスピレーションを受けているのだとか。たくさんの品数を提供するための数多ある仕込みを丁寧にこなしながら、日々腕を磨き続ける姿勢が、長く人気が続く理由なのかもしれません。

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旬の箸 なか村

シュンノハシナカムラ

clock-icon11:30~14:30 (L.O.13:30)、18:00~23:00 (L.O.22:00)
pin-icon月曜 ※その他不定休あり
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九谷焼の新たな本拠地「九谷セラミック・ラボラトリー」で工芸を体感

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(左)スタンパーによって粉砕される花坂陶石(右上)自分が作りたい器を作れるろくろ体験コース3300円~(右下)隈研吾氏の特徴的な建築が感じられるギャラリースペース

「九谷セラミック・ラボラトリー」は九谷焼の製土工場やギャラリー、体験工房などを兼ねた複合的な文化施設で、2019年にオープン以来「セラボ」の愛称で親しまれてきました。設計は、世界的建築家の隈研吾氏。元々この場所には製土施設があり、その機能を引き継ぎながら、訪れる人にものづくりにおける九谷焼を知ってもらえるよう、鑑賞の要素を付け加えました。印象的な建築の中に、この場所のストーリーが込められています。 入口から向かって右側が、ガラス張りの製土工場とギャラリースペース。セラボの製土工場は、小松市内に現在2軒だけ残る製土所の一つ、谷口製土所の一部として実際に稼働しています。一般的に九谷焼は緻密に絵付けされた色彩が特徴というイメージがありますが、セラボでは採掘した花坂陶石を陶土にするまでの成り立ちに着目し、その全工程が見られるようになっているのです。

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(左上)広い館内外を使って、時折工芸イベントも開催される(左下)地元の土を使った内外の壁(右)焼成前の器

入口から左側に進むと、広々とした工房があります。若手作家育成の目的を持つ同施設では、創作工房のレンタルを行っている他、その工房を借りている作家が直接指導してくれる体験プログラムを用意。施設内で製造された貴重な花坂陶石の磁器土を使って、器づくりや絵付けを体験することができます。 手びねりやろくろの体験で作った白い器は、そのまま使っても素敵ですが、次回の訪問時にその器に絵付けをすることもできるとのこと。何度も訪れて、少しずつ自分だけの九谷焼を完成させていくのも楽しいですね。施設内では小松市で作られた九谷焼の器も販売しているため、旅の思い出としてお土産を持ち帰るのもおすすめです。

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九谷セラミック・ラボラトリー

クタニセラミックラボラトリー

clock-icon10:00〜17:00(入館料:一般300円、高校生以下150円)
pin-icon[12月-3月] 火曜日・水曜日・年末年始 [4月-11月] 水曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
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里山暮らしを想像させる「TAKIGAHARA CAFE」で一息

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店内の床面には滝ケ原で採掘された石材が使用されている

東京でファーマーズマーケットを運営するNPO法人のメンバーが発起人となって2016年に開設された施設「TAKIGAHARA FARM」。施設を営むことは、古民家と豊かな自然を活かした、地域再生を目指すプロジェクトでもあります。2020年には施設内に新しく、様々なデザイナーズ家具が配されたホステル「TAKIGAHARA CRAFT&STAY」や、ナチュラルワインに北陸の地酒、ジャパニーズウイスキーなどを揃えた「MOSS BAR」をオープンしました。 「TAKIGAHARA CAFE」は2017年にオープンした施設内のカフェ。地元産のそば粉を使用したガレットをメインメニューに、自分たちで栽培する野菜や地域で採れた食材を使った料理、手作りのシロップドリンクなど提供しています。施設の中では、お洒落な鶏小屋に4種類の鶏を平飼いで飼育しており、そこで採れた新鮮な卵もカフェの料理に使われるそうです。

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(左)季節の野菜ガレット 卵のせ1400円と自家製シロップのソーダ600円(右上)近隣で採れた米や梅干し、野菜なども販売(右下)2020年に新設されたホステル「TAKIGAHARA CRAFT&STAY」

古民家を改装した店内は、建物の温かみのある素材を活かしながら、洗練されたインテリアを合わせた空間。手作りのスピーカーからは心地よい音楽が流れ、旅の疲れを癒してくれます。ホステルやバーと同時期に新設された「CRAFT GALLERY」には地元の工芸品が並んでいて、購入もできるそう。店内にはインテリアや雑貨、ZINEに野菜など気になるものがたくさん。スタッフに声をかけてみれば、この地域の魅力と共に優しく答えてくれますよ。あまりに居心地の良いカフェに帰りたくなくなってしまったら、予定を延長して隣接するホステルに宿泊、という選択をしてみるのも楽しいかもしれません。

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石川県随一の工業都市と言われ、ものづくりの文化が根付く小松市。小松空港があり、金沢からも車で40分と交通アクセスがよく利便性がありながらも、海や山、湖など自然豊かなこの町には様々な文化が根付き、その文化に新しい価値を見出そうとする場が増えています。新たな驚きと発見を探しに、石川県小松市へ出かけてみてはいかがでしょうか。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。

小松市観光情報サイト

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2023年4月にサイトがリニューアルオープン!「小松にこんないいとこ、こんないいものあるんやよ~」と思わず誰かに教えたくなるような、小松市の観光情報や物産、特産品などを紹介します。

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