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2023.03.24
河口湖近くの「ほうとう蔵 歩成 河口湖店」で、富士山を眺めながら味わうご当地グルメ
「ほうとう蔵 歩成(ふなり)」は、山梨県内に3店舗を構えるほうとうの専門店。山梨県民のソウルフードであるほうとうをメインに、馬刺しや鳥もつ煮などの甲州名物もそろえています。なかでも河口湖店は、蔵造りのスタイリッシュな建物が印象的。美しい富士山を眺めながら、山梨の郷土料理を味わってみませんか。
地元のほうとう味くらべ大会を3連覇した人気店
河口湖ICから車で5分。駐車場も広いので、ドライブの途中で立ち寄るのにも便利
富士急行・河口湖駅から徒歩20分の場所にある「ほうとう蔵 歩成」は、県内に数あるほうとう専門店のなかでも高い人気を誇るお店です。 ほうとうの味を競う大会「昇仙峡ほうとう味比べ真剣勝負」で、3年連続でグランプリに輝いた実力派で、平日でも開店前から行列ができることも少なくありません。
全200席の広々とした店内は天井が高く、開放的
暖簾をくぐって中に入ると、店内は木目を基調にした和モダンな雰囲気。奥の壁一面がガラス張りになっていて、雄大な富士山が眺められるようにデザインされています。 大きなガラス窓の前で存在感を放っているのは、名将・武田信玄の甲冑のレプリカ。諸説ありますが、戦国時代に武田信玄が伝家の宝刀で麺を切り、陣中食として食べていたことから「ほうとう」の名が付いたという説もあるそうですよ。
素材にこだわった看板メニュー「黄金ほうとう」
黄金ほうとう1430円。武田信玄が好んで食べたと伝わる「あわびの煮貝」を入れたプレミアム黄金ほうとう2090円もある
看板メニューの「黄金ほうとう」は、豚肉入りと鶏肉入りの2種類あります。特製味噌にかぼちゃペーストを加えた黄金色のスープは、ほんのりとした甘味を感じる上品でやさしい味わい。だしは、京都の老舗だし専門店と研究を重ねたオリジナルです。 さらに隠し味としてスープに加えているのは、あわびの肝のペースト。山梨グルメのひとつである「あわびの煮貝」を作る際に出る肝をペーストにして加えることで、歩成ならではの奥深い旨みを作り出しています。
食べ応えのあるモチモチの太麺
数種類のきのこや人参、カボチャ、ごぼう、白菜など、野菜がたっぷり食べられるのもうれしいポイント。野菜は自社農園をはじめ、地元産のものを中心に使用しています。 新鮮な鶏のレバーなどを甘辛いタレに絡めた「鳥もつ煮」や、ヘルシーな赤身の「馬刺し」など、ほうとう以外の郷土料理もそろっているので、ぜひ味わってみてくださいね。
オリジナルの調味料をおみやげに
辛みそはひとつ648円
ほうとうをさらにおいしく味わうには、テーブルに常備されている特製の辛味噌で味変するのがおすすめ。ほんのり柚子が香る辛味噌を入れるとスープの味ががらっと変わって、一杯で2度楽しめます。 特製辛みそは、店内で購入も可能。うどんやラーメンに入れたり、炒めものに加えたり、マヨネーズと混ぜて、野菜スティックや揚げ物のディップにしても絶品です。和柄のパッケージもかわいいので、山梨みやげにしても喜ばれそうですよ。
ほうとう蔵 歩成 河口湖店
ホウトウクラフナリカワグチコテン
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小野澤啓子 写真:清水ちえみ
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