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2023.04.19
トラピスト修道院を訪ねて、道南いさりび鉄道で北斗・木古内へ
津軽海峡を望みながらガタゴト走る道南いさりび鉄道。厳かな修道院の空気にふれたり、地場の食材を使ったイタリアンを味わったり。ゆっくり道南らしさを体感できます。
オーシャンビューなローカル列車「道南いさりび鉄道」

濃紺に函館山のシルエット、街明かりや星空をまとった車両「ながまれ号」
五稜郭(JR函館駅まで乗入)から木古内を結ぶ鉄道路線。海岸に沿って運行されるため、車窓から津軽海峡の美しい眺めを楽しめます。通常運行のほか、観光列車としても運行。 詳細は公式サイトをチェックして。道南いさりび鉄道(木古内~五稜郭)が1日乗り放題になる「いさりび1日きっぷ」(700円)もありますよ。

北海道新幹線も発着する木古内駅
道南いさりび鉄道
ドウナンイサリビテツドウ
並木道の向こうに見えるゴシックの建物が印象的「燈台の聖母 トラピスト修道院」

国道から修道院までの並木道が美しい
「燈台の聖母 トラピスト修道院」への最寄り駅は「渡島当別(おしまとうべつ)駅」。トラピスト修道院を模した洋風デザインの木造駅舎です。ステンドグラスやキリスト像が設置されています。 渡島当別駅から徒歩20分、「燈台の聖母 トラピスト修道院」は日本で最初の男子修道院です。修道院内では修道士たちが自給自足の生活を送っています。美しい建物や牧歌的な風情が漂う並木道の散策が楽しめるほか、院外にある資料展示室や売店、修道院から徒歩30分ほどのところにあるルルドの洞窟などの見どころもあります。中庭には入ることはできないので門の外から見学を。

正門の左手に資料室があり、修道院内で行われている作業や院内の様子などを写真とともに紹介


トラピストクッキー24個入1431円。修道院製酪工場で作られているトラピストバターを使用
燈台の聖母 トラピスト修道院
トウダイノセイボトラピストシュウドウイン
数万球のチューリップを満喫「サラキ岬」

約1/5のスケールで再現された咸臨丸。1871年(明治4)年に、仙台から箱館経由で小樽に向かう途中にサラキ岬沖合で座礁。数日後に破船沈没した
木古内駅から車で10分の「サラキ岬」。この岬の沖合には幕末の軍艦・咸臨丸が沈んでいるとされ、終焉の地としてその歴史と功績を語り継いでいます。5月には、咸臨丸がオランダで建造された縁で植えられた色とりどりのチューリップが満開になります。

さまざまな品種や色彩のチューリップが咲く。岬からは、函館山や青森県の下北半島、矢越岬など、津軽海峡の大パノラマが楽しめる
木古内で人気のイタリアン「どうなんde's」

どうなんde’s特製ナポリタン980円。プラス300円で塩パン、サラダ、スープ、ジェラートが付いて、お得
木古内駅からすぐの場所にある「道の駅 みそぎの郷 きこない」内にあるイタリアンレストラン。木古内産はもちろん、道南エリアの優れた海の幸や山の幸など、四季折々の旬の食材を楽しむことができます。

木のぬくもりを感じる店内
どうなんde's
ドウナンデス
道南いさりび鉄道で行く北斗・木古内さんぽはいかがでしたか?津軽海峡を望みながら、癒しのひとときを過ごしてくださいね。

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