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2024.05.17
アートを鑑賞するように建築をめぐろう♪旅の目的にしたい全国の美術館22選
今度の旅は、アートな美術館を訪れてみませんか?館内の展示だけでなく、建物自体がアートになっているものも多く、見どころもたくさん。気になる美術館を見つけてくださいね。
【北海道】歴史的建造物を利用した4つの美術館。「小樽芸術村」で歴史とアートにひたるひととき
【青森】現代アート×建築を楽しむ「十和田市現代美術館」
【群馬】現代アート×自然を楽しむ「原美術館 ARC」
【東京】アートからランチまで♪清澄白河のアートスポット「東京都現代美術館」
【東京】“世界の北斎”が身近に!下町の新拠点「すみだ北斎美術館」
【京都】天王山の森にクラシカルな洋館が溶け込む「アサヒグループ大山崎山荘美術館」
合計約5500坪もある3つの庭園や池もすてき。睡蓮の花が咲く池もある
京都と大阪の間にある天王山の中腹に建つ「アサヒグループ大山崎山荘美術館」は、大正から昭和初期に建てられた山荘を復元して1996年に開館した美術館です。現在、本館として公開されている「大山崎山荘」は、オーナーの実業家・加賀正太郎氏が自ら設計した格調高い英国風。開館時に安藤忠雄さんが手がけた「地中の宝石箱」「夢の箱」が加わりました。
クロード・モネの作品を間近で見られる「地中館」の展示室
アサヒグループ大山崎山荘美術館
アサヒグループオオヤマザキサンソウビジュツカン
【京都】敷地全体がアート作品のよう。「堂本印象美術館」
市とJRバスの「立命館大学前」停留所の目の前、インパクトのある外観が目印
金閣寺・龍安寺・仁和寺の3つの世界遺産を結ぶ「きぬかけの路」沿いにあり、白と金色の外観が目を引く「堂本印象(どうもといんしょう)美術館」。大正から昭和にかけて活躍した京都出身の日本画家、堂本印象が自ら建物から内装、館内や庭の家具や建具まですべてのデザインを手がけた空間に、さまざまな作品や資料を展示しています。
館内で最初に迎えてくれるきらびやかなステンドグラス『蒐核』
京都府立堂本印象美術館
キョウトフリツドウモトインショウビジュツカン
【大阪】大阪アートの新拠点「大阪中之島美術館」
大阪の中心部にある、堂島川と土佐堀川に囲まれた中之島エリア。かつて水運に支えられ発展してきた水の都のシンボルゾーンには、美術館や歴史的建造物などが集中し、大阪の文化・芸術シーンを牽引してきました。2022年2月には、新たなアイコンとして「大阪中之島美術館」が誕生。国内外の貴重なコレクションや建築など、さまざまな観点から注目を集め続けています。
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大阪中之島美術館
オオサカナカノシマビジュツカン
【石川】私設の現代アート美術館「KAMU KANAZAWA」
KAMU kanazawaコレクション 《INFINITE STAIRCASE》©️Leandro Erlich
金沢市の中心部に2020年6月に開館した私設現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」。中核となる施設〈KAMU Center〉を含め複数カ所、徒歩圏内に展示スペースを点在させ歩いて街を巡りアートを楽しむ美術館です。 注目は、螺旋階段を横倒しにしたような造形の作品「INFINITE STAIRCASE」。鑑賞者が作品の中に入って楽しめる体験型のインスタレーション作品です。幅約3.5m奥行き約7m高さ約3mの作品の中に入ると、螺旋階段の吹き抜けを上から覗き込んでいるような錯覚と空間が拡張される仕掛けに驚きを感じずにはいられません。
KAMU kanazawa
カムカナザワ
【徳島】1000点以上の原寸大の西洋名画が集まる美術館「大塚国際美術館」
徳島県・鳴門市の鳴門公園内にある、日本最大級の常設展示スペースを誇る美術館「大塚国際美術館」は、陶板で原寸大に再現された西洋名画が、1000点以上集まる世界初の陶板名画美術館です。その鑑賞ルートはなんと約4km。中でも空間をまるごと再現したダイナミックな展示は世界を旅しているような感覚になりますよ。
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大塚国際美術館
オオツカコクサイビジュツカン
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ことりっぷ編集部、高柳涼子
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