【千代田区】都心とは思えない緑が広がる「北の丸公園」

地下鉄九段下駅、竹橋駅からそれぞれ徒歩5分ほど、皇居に隣接する“都心中の都心”にある「北の丸公園（皇居外苑北の丸地区）」。かつて江戸城だった際に北の丸に位置していたことからこの名前がつき、1969年に森林公園として開園しました。 20万㎡もの敷地には戦前から残る常緑樹林をはじめ、さまざまな種類の木が生い茂り、桜や紅葉、新緑もすてき。周辺の美術館や博物館、史跡と合わせたさんぽも楽しめます。

【テイクアウトするなら…】北の丸公園内の心地よい緑を感じる「CAFÉ 33」

車道をはさんだ向かいは武道館。地下鉄九段下駅にも近い

豊かな緑の中に文化施設や史跡が点在する「北の丸公園」で、園内の無料休憩施設をリニューアルして2022年7月にオープンした「CAFÉ 33」（カフェ サーティスリー）。森の中で過ごすような気分を味わいながら、朝から夕方までさまざまなシーンで利用できます。

ローマ発祥の四角いピッツァ（左）はお店の看板メニュー。自家製スイーツも豊富

【豊島区】池袋駅近く、芝生広場がさわやかな「南池袋公園」

池袋駅すぐとは思えない開放感が味わえる芝生広場。右奥が園内のカフェ

池袋駅から徒歩5分ほどの「南池袋公園」は、約7800㎡の敷地に天然芝の広場を持つ公園。2016年にリニューアルしましたが、50年ほど前の公園誕生時のケヤキやソメイヨシノなども残り、近くに住む人や働く人、池袋を訪れた人に親しまれています。 池袋のアートやカルチャーの発信拠点にもなっているこちら。マルシェや映画上映会、ライトアップなどのイベントも楽しみです。

「南池袋公園」の詳細はこちら

【テイクアウトするなら…】公園内の一軒家カフェ「RACINES FARM TO PARK」

パーク側は全面ガラス張りで明るく開放感たっぷり。カウンターの上が2階の客席になっている

南公園公園を訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、園内の一角にあるカフェ「RACINES FARM TO PARK（ラシーヌファームトゥパーク）」。池袋を中心に都内に展開する人気のビストロ「RACINES」の姉妹店で、美味しさは折り紙つきです。

ハーブがきいたソースと自家製パンも美味しいランチメニュー「ポルケッタサンド」

「RACINES FARM TO PARK」の詳細はこちら

【世田谷区】包まれるような豊かな自然に心が和む「砧公園」

園内を流れる多摩川の支流、谷戸川。23区では珍しい吊り橋がかかる

東急田園都市線用賀駅から徒歩20分、気持ちのよい遊歩道でアクセスできる「都立砧（きぬた）公園」。紀元2600年の記念に作られた大緑地を前身とし、戦時中は防空緑地、戦後は都営ゴルフ場として利用されたあと、家族で楽しめる公園として整備されました。

2025年5月10日と11日には春バラのイベントを開催。終了後は1週間、バラ園が開放される

【テイクアウトするなら…】公園内にある美術館のカフェ「セタビカフェ」

吹き抜けが開放的な外テラス席。室内の席でもここから差し込む光を感じながら過ごせる

公園の自然の中に溶け込むように建つのが「世田谷美術館」。日本を代表する建築家・内井昭蔵氏が自然との融合をテーマに手がけたモダンな建物に、アンリ・ルソーをはじめとする素朴派や世田谷区ゆかりの美術家の作品などを展示しています。

タルトとアイスカフェラテ。食事メニューも一部はテイクアウト可能

いかがでしたか？ 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、東京23区内の公園とテイクアウトグルメを楽しめる近くのお店をまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日、感染対策などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。