179
2023.06.28
【箱根1泊2日】話題の庭園、温泉、神社、カフェ…強羅の森や芦ノ湖畔の水辺をめぐる旅
東京駅や新宿駅から電車で1時間半前後で訪れることができる箱根。富士山の絶景をはじめ、夏のあじさいや秋のススキ、おしゃれなランチ&カフェ、温泉やパワースポットなども楽しめる、日帰りや1泊2日の旅にぴったりのエリアです。 こちらの記事では「ことりっぷ箱根」や「ことりっぷWEB」から最近オープンした話題のスポットなどを中心に、箱根への小さな旅にぴったりのおすすめプランをご紹介します。箱根をめぐる際は参考にしてくださいね。
【1日目】まずは北欧テイストの話題のスポット「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」へ
「箱根の森のパンケーキ」で出来たて&絞りたてモンブランパンケーキを
「ふふ 箱根」の温泉付きスイートで贅沢なひとときを
【2日目】土鍋ごはんがしみじみ美味しい、大満足の朝ごはん
【1日目】まずは北欧テイストの話題のスポット「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」へ
都心から車で約1時間半。手つかずの自然がそのまま残る箱根強羅の森を走ると、いきいきとした緑に囲まれた、おしゃれなガーデンが見えてきます。 「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」は、フラワーボックスで人気を博した、ニコライ・バーグマンさんによる庭園。2022年4月、ニコライさんの世界観を通じて、自然と人がつながれる場所を目指して作られました。
敷地内の折れた枝を使ったオブジェ
あたたかな太陽の光、木々の葉のざわめきに、楽しそうに舞う蝶。ガーデンには、ささやかな自然の喜びがあふれています。 あえてお花畑を造らなかったのは、ニコライさんの「自然に目を向けてほしい」という想いから。「モバイルガーデン」と名付けられたこの庭園は、園内に散りばめられたオブジェや鉢植えが周囲の自然と溶け込むデザインになっています。 そしてワクワク感を高めてくれるのが、大小さまざまなオブジェたち。オブジェに使われる素材は、ガーデン内の倒木の枝など、自然ものを数多く利用しています。
移り変わる周囲の自然もアートの一部
ガーデンで一番高い場所にある「バレービューパビリオン」は見晴らしが良く、思わず「すごい!」と叫びたくなるスポット。アクリルの棚には、敷地内の倒木にバラのドライフラワーを詰め込んだ作品など、ニコライさんのボタニカルな作品がずらっと並びます。
ガーデンでのびのび楽しむ、おいしい時間
「国産小麦のプルドポークサンドイッチ」 (1650円)、「有機緑茶レモネード」 (770円)
園内をぐるっと散策したら、今度はお腹を満たす番。入口付近にあるカフェ「ニコライ バーグマン ノム 箱根」へ向かいます。 ここでは、箱根近郊の食材を使用した北欧スタイルのサンドイッチやスイーツなどを楽しめます。ふっくら香ばしいパンは、毎朝店内で焼き上げる手作り。さらに安心な国産小麦を使用するなど、素材へのこだわりも忘れません。 人気のメニューは、ボリューム満点のプルドポークサンドイッチです。ふわふわのパンの中には、スパイシーなプルドポークがぎっしり。フレッシュな野菜とチーズが入って食べごたえ十分です。
風景に溶け込むテラス席やガラス張りの「カフェパビリオン」
メニューはバスケットに入れて外でも食べられます。せっかくなら、ガーデンをめぐって好きな場所でティータイムを過ごしましょう。緑の屋根の下は、天然のダイニングルーム。鳥のさえずりに耳を傾け、のんびりとした時間を過ごせば、ステキな思い出を作れます。
「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」の記事はこちら
ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ
ニコライ バーグマン ハコネ ガーデンズ
「箱根の森のパンケーキ」で出来たて&絞りたてモンブランパンケーキを
モダンな白い壁にクマさんの看板が目印
箱根の山の中腹。箱根登山鉄道と箱根ケーブルカーが乗り入れる「強羅駅」から坂を少し上ると、ナチュラルでかわいいお店が見えてきます。 「箱根の森のパンケーキ」は強羅駅から2分の場所にあり、箱根観光の途中でちょっとひと休みするのにぴったり。
時を忘れてくつろげるカウンター席
扉を開けると、チリンチリーンと優しい音色のドアチャイムが鳴り響きます。入るときは出迎えてくれるように、帰るときは背中を押してくれるように。トレードマークのクマさんが描かれたマットも可愛らしくて、空間の温かさにほっと心がゆるみます。 1Fはテイクアウトコーナーと、小さなイートインコーナーが。階段を上った2Fが、ゆったりとしたカフェスペースになっています。
「栗とアメリカンチェリーのモンブランパンケーキ」(1580円)
フォトジェニックなパンケーキは、思わずかばんからカメラを取り出したくなる愛らしさ!ひとくち食べれば、ふんわり、しゅわっと。口どけのいいパンケーキを引き立てるように、栗の豊かな風味とエアリーな食感がいっぱいに広がります。甘酸っぱい自家製ブラックチェリーのコンポートもアクセントとなり、口の中をさっぱりとさせてくれます。
無添加の自家製レモンシロップを使った「湘南レモネード」(510円)
パンケーキと一緒にいただきたいのが、ホームメイドのドリンク。一番人気の「湘南レモネード」は小田原産のレモンを使ったオリジナルで、さっぱりさわやかな飲み心地です。
「箱根の森のパンケーキ」の記事はこちら
箱根の森のパンケーキ
ハコネノモリノパンケーキ
「ふふ 箱根」の温泉付きスイートで贅沢なひとときを
箱根登山鉄道「強羅駅」から車で約5分。箱根強羅の静かな森の中に「ふふ 箱根」はあります。 こちらの宿は、熱海、河口湖、奈良、日光、京都に次ぐ、6番目の「ふふ」として、2022年1月に開業。「森林の香り 岩と草花 箱根連山が広がる山のリゾート」をコンセプトに建てられました。 客室棟へと続く渡り廊下は、自然の地形を活かした造り。奥へ奥へと歩くに連れて、中庭が開け、開放的な気分になっていきます。 風に揺れる葉音、可憐に咲く季節の花、歌うようにさえずる鳥たちの声。五感のすべてを使って、四季の息吹を感じることができます。
全10部屋「コンフォートスイート」(約61~62平米)
客室は、すべて50平米以上のスイートルーム。石のインテリアやオブジェが自然に馴染む、モダンな空間になっています。39室すべてが間取りや内装など少しずつ異なるため、何度きても楽しめます。
窓を開ければ、清々しい森の香りが心地良い♪
嬉しいことに、全室、お部屋のお風呂は温泉。大浴場とは違い、客室のお風呂には、塩分を多く含んだ強羅温泉が注がれています。この温泉はpH8.6のアルカリ性で、お肌の角質をきれいに洗い流してくれる効果が。浸かればふんわり体を包まれ、そのまま湯に溶けてしまいそうな心地よさです。
自分だけのオリジナルのコース料理が楽しめる「山の笑」の夕食
夕食をいただきに、日本料理「山の笑」へ。ここでは、日本各地から取り寄せた厳選素材を使ったコース料理を楽しめます。前菜、お椀、お造りまでは共通のメニューですが、メイン料理、食事、水菓子の3品は、約16種類の中から好きなものを選べるプリフィックススタイル。「お寿司にする?」「天ぷらにする?」そんな風に、何を食べるか迷うのも楽しい時間です。
「ふふ 箱根」の記事はこちら
ふふ 箱根
フフハコネ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
の人気記事