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2023.09.05
都内で自然を満喫できるスポット6選~牧野富太郎ゆかりの地から、クラシカルな洋館と庭園まで~
あわただしい毎日、自然の中に身を置く時間はとても貴重ですね。今回は東京23区内から、公園や庭園、植物園など自然を感じる場所を6つまとめてご紹介。TVドラマでも話題の牧野富太郎の自邸を整備した庭園から、渋谷から30分で行ける渓谷まで揃いました。しっかり予習して行くもよし、ぼーっと過ごすもよし。ぜひ気軽におでかけしてみましょう。
【大泉学園】博士が愛した小さな植物園「牧野記念庭園」
【白山】国の特別名勝・史跡の森を散歩♪「小石川植物園」
【湯島】上野観光とセットでも♪「旧岩崎邸庭園」
【新木場】さんぽやランチ、植物館見学も♪「夢の島公園」
【等々力】23区唯一の渓谷をさんぽ♪「等々力渓谷公園」
【大泉学園】博士が愛した小さな植物園「牧野記念庭園」
西武池袋線大泉学園駅から徒歩5分の「練馬区立牧野記念庭園」。日本の植物分類学の父としてテレビドラマでも話題の牧野富太郎博士の自邸跡に整備された庭園です。 94歳で亡くなるまで30年ほどを過ごしたこの地。“我が植物園”と呼んでこよなく愛したという庭には現在も300種類ほどの草木があり、学術的に貴重なものや珍しいものも見られます。のんびり散歩したり、園内の記念館で貴重な展示をみたりと思い思いに楽しめます。
練馬区立牧野記念庭園
ネリマクリツマキノキネンテイエン
【白山】国の特別名勝・史跡の森を散歩♪「小石川植物園」
小石川の高台にある「小石川植物園」。正式には「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」といい、江戸幕府が開園した小石川御薬園を前身とする日本最古の植物園です。 約16万㎡もの広大な敷地に約4000種の植物を栽培。園内には都心とは思えない景色が広がります。桜や紅葉など四季の花木のほか、花ごとの園や林、並木、庭園なども美しいこちら。江戸時代の遺跡なども残るので、ぜひすてきなさんぽルートを考えてみましょう。
東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)
トウキョウダイガクダイガクインリガクケイケンキュウカフゾクショクブツエンコイシカワショクブツエン
【湯島】上野観光とセットでも♪「旧岩崎邸庭園」

ジョサイア・コンドル設計の「洋館」。撞球室とともに国の重要文化財となっている
東京メトロ湯島駅から徒歩3分、東京メトロ上野広小路駅や都営地下鉄上野御徒町駅からもそれぞれ徒歩10分ほどで行ける「旧岩崎邸庭園」。三菱財閥第3代社長・岩崎久彌市の邸宅として建てられ、往時は20もの建物が並んでいました。

当時の日本ではとても珍しかったスイスの山小屋風の「撞球室(ビリヤード場)」
旧岩崎邸庭園
キュウイワサキテイテイエン
【新木場】さんぽやランチ、植物館見学も♪「夢の島公園」
かつての埋め立て地が、広い空と豊かな緑に癒やされる楽園に変わった「夢の島公園」。亜熱帯植物が植えられ、東京にいることを忘れてしまうような景色が広がります。 美しいガラスドームの「夢の島熱帯植物館」(写真)は、池や滝もある大きな温室の中に熱帯植物が育ち、熱帯雨林の眺めや暮らしを体験できる施設。さまざまなスポーツ施設やバーベキュー広場、ランチを楽しめるレストランなどもあり、思い思いに過ごせます。
夢の島公園
ユメノシマコウエン
https://www.yumenoshima.jp/botanicalhall
(夢の島熱帯植物館)
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高柳涼子
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