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2023.10.17
具だくさんデニッシュを巡って!全国のおすすめ店舗6選|by PARISmag
毎日の暮らしのなかで少しだけ心が弾むような豊かさをお届けするWEBマガジンPARIS mag(パリマグ)から、『全国のおすすめデニッシュ』をご紹介します。
「デニッシュ」は、デンマークが発祥のパン。 生地にバターを折り込んでパイのように仕上げているのが特徴です。外はサクッと中はふんわりとした食感で、バターのリッチな味わいが魅力ですよね。 今回は、そんなデニッシュに具がたくさん乗った、見た目も味わいも楽しめる全国のおすすめデニッシュをご紹介。 知れば知るほど奥深いデニッシュの世界を堪能してください!
特有の香りと酸味を持つ野菜「ルバーブ」を使ったデニッシュが大人気!東京都江東区清澄白河『Boulangerie Panta Rhei(ブーランジェリーパンタレイ)』
清澄白河駅から徒歩1分ほどの場所にある『Boulangerie Panta Rhei(ブーランジェリーパンタレイ)』 毎日食べたくなる日常のパンをコンセプトに、地元のお客さまがデイリーに食べられるパンを目指して作っているパン屋さんです。 店名の「Panta Rhei」は、古代ギリシアの哲学者ヘラクレイトスの思想「万物は流転する」から、常にお客さまの要望に応えて変化していく店にしたいという思いが込められているそう。 「パティシエとして13年働いてきましたが、独立を考えたときにケーキのように特別な日のものだけではなく、毎日食べてもらえるパンを作りたいと考えて、5年間修行し独立したという流転を繰り返している自分自身も表しています」と、店主の伊丹さんがオープンのきっかけを教えてくれました。
ルバーブのデニッシュ
『Boulangerie Panta Rhei』で、おすすめのデニッシュの1つが「ルバーブのデニッシュ 」です。 デニッシュ生地にアーモンドクリームと、特有の香りと酸味を持つタデ科の野菜であるルバーブを焼き込み、シュトロイゼルが散りばめられたデニッシュ。甘味とルバーブの酸味のバランスと、そして食感のコントラストがポイントなんだとか。 ここでしか味わえない「ルバーブのデニッシュ」、とても気になりますよね。
モンブランデニッシュ
また、10月から販売予定の秋季限定「モンブランデニッシュ」は、生地にアーモンドクリームを絞って焼き上げ、ラム酒を効かせたマロンクリームを絞り、栗の渋皮煮をのせています。 デニッシュのこだわりを伺うと、「食感を大事にしています。サクサクというよりザクザクという食感としっとりしたフィリングとのコントラストが強く出るようにしています」と、店主の伊丹さん。 また、「食感が損なわれてしまうので、パンやデニッシュはできるだけ早くお召し上がりください」とのこと。 天気の良い日は、隅田川を散歩しながら『Boulangerie Panta Rhei』のできたてのデニッシュを頬張るのがおすすめですよ。
Boulangerie Panta Rhei
ブーランジェリー パンタレイ
ザクッパリッの食感と滑らかなカスタードクリームがたまらない!東京都渋谷区代官山デニッシュ専門店『Laekker(レカー)』
代官山駅から徒歩6分ほどの場所にある『Laekker(レカー)』は、2019年10月にオープンしたデニッシュ専門店です。 1つの素材に集中することで、より良い品を作れるのではないかと考え、デニッシュ専門店をオープン。 「人にあげたくなる、ご褒美になるデニッシュを。」をコンセプトに、店内にはまるで宝石のようにうつくしいデニッシュが並びます。
ヴァームデニッシュ
『Laekker』のおすすめデニッシュは、注文が入ってから滑らかなカスタードクリームを詰めているという「ヴァームデニッシュ」。オープン当初からお店に並ぶ定番のデニッシュです。 デニッシュ生地は、ザクッパリッという食感に焼き上げ、なるべく軽く仕上がるように気をつけているんだとか。 全体の仕上がりも重くなりすぎないようにカスタードは卵黄と北海道産の高脂肪牛乳で炊き上げているそう。オーガニックのバニラビーンズも加えて蒸らし、牛乳にしっかりと香りを移しているというこだわり。
旬のフルーツを使用したフルーツデニッシュ
ほかにも、旬のフルーツを使用したデニッシュがおすすめ。 季節によってラインナップが変わっていきます。現在は、黄桃のコンポートをデニッシュにたっぷり乗せたフルーツデニッシュや、上に乗せるだけでなく、アーモンドクリームと中にもイチヂクを入れたフルーツデニッシュなど、さまざまな旬のフルーツデニッシュが味わえます。
週替わりのお惣菜デニッシュ
フルーツデニッシュはちょっとした差し入れや、スイーツの変わりに。週替わりで店頭に並ぶお惣菜デニッシュは、ワインと一緒に合わせて食べるのがおすすめと教えてくれました。 デニッシュ生地を使用した「デニッシュラスク」なども販売しているとのことで、デニッシュ専門店『Laekker』で存分にデニッシュの世界を楽しんでみてくださいね。
Laekker
レカー
https://www.instagram.com/laekker_daikanyama/
※Instagram DMにて取置きが可能(前日20時まで受付/17時までお渡し可能)
旬のフルーツがたっぷりのった季節限定フルーツデニッシュがおすすめ!神奈川県横浜市青葉区『丘の上のパン屋』
田園都市線たまプラーザ駅からバスで約10分の場所にある『丘の上のパン屋』 こちらのお店では、身体に優しい素材選びにこだわったパンと、くつろぎの時間を味わうことができます。 2018年4月の開店以来、遠方からもパン好きが足しげく通う人気ベーカリーです。
特におすすめなのは、季節限定のフルーツデニッシュ。 その時期の旬のフルーツを贅沢に使っていて、中にはカスタードクリームやマスカルポーネクリームなどの自家製クリームがぎゅっと詰め込まれています。 フルーツに合わせてクリームの種類や量を変えているとのことで、上にのったフルーツ以外の味わいの変化も楽しいですよね。
プラム(貴陽)のデニッシュ
現在(2023年9月時点)は、大好評の「さくら白桃のデニッシュ」をはじめ、「ナガノパープル」や「シャインマスカット」など、毎年大人気のデニッシュが勢揃い。 「台湾パインのデニッシュ」や「プラム(貴陽)のデニッシュ」など、普段出合わないような季節のフルーツデニッシュも店頭に並びます。
デニッシュのほかにも、大人気なのが美しい焼き色の「エッグタルト」 27層に重なる薄いパイ生地のサクサク、パリパリの食感の中に詰め込まれた濃厚なアパレイユは、高温で焼き上げることでプリッとした弾力が実現。甘みは控えめで、舌の上でとろける口どけに思わずうっとりしてしまいます。 『丘の上のパン屋』にはテラス席もあるので、天気の良い日に季節限定のフルーツデニッシュやエッグタルト、ドリンクを味わいながら、緑に囲まれて至福のひとときを過ごしてみてくださいね。
詳しい記事はこちら
丘の上のパン屋
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