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2023.11.04
秋の京都ひとり旅おすすめプラン〜名所さんぽも♪ 紅葉とアートを楽しむ休日〜
多くの人で賑わう秋の京都。便利な中心部からおしゃれな岡崎エリアまで、地元の人にも愛されるスポットをめぐります。紅葉の穴場スポットからアート鑑賞、温かいお茶と一緒に味わいたいスイーツなど、秋ならではのお楽しみが満載。徒歩で移動すれば途中で京都らしい名所も満喫できる1泊2日です。ぜひ秋旅プランづくりにお役立てくださいね。
【1日目】地元の人気分で紅葉を楽しめる「梨木神社」へ
限定メニューも♪ 甘味処「梅園 三条寺町店」でひと休み
美術品に囲まれて贅沢ステイ「ART MON ZEN KYOTO」
【2日目】おしゃれな岡崎エリアでアート&カフェを満喫
すてきな空間も味わいたい「京都市京セラ美術館」
【2日目】おしゃれな岡崎エリアでアート&カフェを満喫
市営地下鉄東西線東山駅を最寄りとし、各線京都駅や阪急京都河原町駅、京阪砂上駅からバスでも行ける岡崎エリア。平安神宮やいくつもの美術館、動物園などみどころ満載です。岡崎疏水などの水辺や豊かな緑も目に心地よいエリア。「ART MON ZEN」からは徒歩20分ほど、風情ある景色が続く「白川筋」を通って向かえば、京都らしさを満喫できます。
すてきな空間も味わいたい「京都市京セラ美術館」
正面の地下1階に新設された「ガラス・リボン」が内と外をつなぐ
岡崎エリアにある美術館のひとつ「京都市京セラ美術館」。本館は日本の公立美術館ではもっとも古い建築です。昭和8年(1933)年に「大礼記念京都美術館」として開館して以来、第二次世界大戦中も活動を継続し、地元の近現代の名品をコレクションする美術館として愛された「京都美術館」を前身としています。 2020年に「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープン。現代アートに対応できる新館やカフェ、ミュージアムショップ、地元の新進作家のためのスペースなども充実した施設に生まれ変わりました。展示でも空間でも京都を感じましょう。
開館当時の美しい意匠を最大限に生かして現代的な要素をプラス
「京都市京セラ美術館」の記事はこちら
京都市京セラ美術館
キョウトシキョウセラビジュツカン
朝食もブランチもランチもお茶も♪「リグナム」
疏水沿いの真っ白な建物。店内からは桜や新緑、紅葉など四季折々の風景を楽しめる
琵琶湖の水を京都市内に引いている「琵琶湖疏水」。そのうち岡崎エリアでは「岡崎疏水」と呼ばれ、美しい水辺の景色を楽しめます。その疏水沿い、京都市京セラ美術館からは徒歩5分ほど、疏水を渡ってすぐ場所にある「Lignum(リグナム)」は、自家製パンやこだわりの食材を使ったメニューを朝から夜まで楽しめるベーカリーカフェです。 「豊かな自然の中で非日常感を楽しんでほしい」という思いから、目にも美しいメニューが料理やスイーツからドリンクまで勢揃い。くつろぎつつも華やいだ気分で過ごせます。朝食やブランチなど時間帯ごとの限定メニューも楽しみです。
旬の果物を楽しめる人気メニュー「フルーツトースト」
「Lignum」の記事はこちら
暮らしの中の美にふれる「河井寛次郎記念館」
格子窓にかかる一枚板の看板が目印。建物は京都市の歴史的意匠建造物に指定されている
大正から昭和にかけて活躍し、民藝運動の中心メンバーでもあった陶芸家・河井寛次郎(かわいかんじろう)の作品やコレクションを展示する「河井寛次郎記念館」。リグナムからは徒歩30分ほどですが、二年坂や三年坂などの名所をさんぽしながら向かえます。 設計から内装、調度品や襖の取っ手まで自らデザインした自宅兼工房に、陶芸はもちろん彫刻、デザイン、書、詩、随筆など多彩な作品がずらり。暮らしの道具の中に美を見い出せる作品が多く、作品を“見る”ことにならないよう、解説はあえて添えていないそうです。大切な人の家を訪ねたような気分でゆったり過ごして旅を締めくくりましょう。
京都らしい“うなぎの寝床”は吹き抜けがあって開放感たっぷり
「河井寛次郎記念館」の記事はこちら
河井寛次郎記念館
カワイカンジロウキネンカン
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、秋の京都ひとり旅にぴったりのスポットをまとめてご紹介しました。情報は各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけください。
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高柳涼子
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