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2023.11.14
カヌレを巡って!全国のおすすめ店舗4選|by PARISmag
毎日の暮らしのなかで少しだけ心が弾むような豊かさをお届けするWEBマガジンPARIS mag(パリマグ)から、全国のおすすめカヌレをご紹介します。
日本でも人気の高い「カヌレ」は、フランスの伝統的な焼き菓子です。 正しくは「カヌレ・ド・ボルドー(cannelé de bordeaux)」という名で、名前のとおり、フランス・ボルドー地方の伝統的なお菓子です。 古くからワイン造りが盛んなボルドー地方では、ワインの澱(おり)を除去するために卵白を使用しており、そのため残った卵黄を活用しようというところから生まれたのが、カヌレなのだそう。 今回は定番のカヌレから進化系のカヌレまで、全国のおすすめ店舗をご紹介します。 これからの季節、お家でカヌレを食べながらホッと一息するのもよし。プレゼントやギフト選びの参考にもよし。ぜひチェックしてみてくださいね。
カヌレの進化系、オリジナルメニュー「パヌレ」が大人気! 東京都墨田区業平『Mr.Bakeman Bake&Coffee(ミスターベイクマン)』
東京スカイツリーのすぐ側、押上駅から徒歩3分ほどの場所にある『Mr.Bakeman Bake&Coffee(ミスターベイクマン)』。 コンセプトとは、季節の果物を使った焼菓子とコーヒーのお店。 店名の『Mr.Bakeman』は、焼く(bake)と職人(man)を組み合わせてつけたそう。 素材に真摯に向き合う誠実さと他にない味わいを楽しめる焼菓子を提供します。
カヌレ
『Mr.Bakeman Bake&Coffee』のカヌレは、外はカリッと中はモチっとした食感が特徴。 高温でじっくりと焼き上げる伝統的な手法で作られたカヌレです。 噛みしめるほどにしっかりと感じる芳醇で香ばしいバターの香りと、濃厚で力強い香味が特長のジャマイカ産ダークラムがアクセントになっていて、癖になるリッチな味わい。 甲府市に焙煎所を構える「AKITOCOFFEE」の豆を使用した、こだわりのコーヒーはカヌレにぴったりです。
パヌレ
また、『Mr.Bakeman Bake&Coffee』のイチオシオリジナルメニューが、「パヌレ」。 「パヌレ」は、パイ生地をカヌレの型で焼いたサクサク食感の焼き菓子なんだとか。 中身の食材が引き立つようにあっさりとしたパイ生地を使用しているそう。 北海道産のあんこの甘みとクリームチーズの酸味を組み合わせ、アクセントにナッツの香ばしさもプラス。 こちらの定番のパヌレのほかにも、旬の味わいが楽しめる季節のパヌレメニューも展開しています。
マロンパヌレ
10月からは、栗を使った期間限定の「マロンパヌレ」が店頭に並びます。 栗を丸ごと1粒使用し、生地にも熊本・宮崎産の和栗ペーストをたっぷりと練りこんだ秋を感じられる贅沢なパヌレです。 秋の風味をいっぱいに感じられるマロンパヌレ、とても気になりますよね。 12月上旬ごろまで販売予定とのことですが早期終了する可能性もあるということで、ぜひお早めに! また、ギフトやお土産にぴったりの「パヌレボックス」がこれから展開予定なんだとか。定番のパヌレからその他5種類の季節によって変わるパヌレの6種類のフレーバーを詰め込んだ、ボックスでしか味わえない限定商品(1日数量限定)になるそう。 日常のちょっとした贅沢や大切な人への贈り物にぴったりです。 テイクアウトはもちろんのこと、解放的で落ち着いた空間の『Mr.Bakeman Bake&Coffee』でこだわりのコーヒーと焼き菓子を楽しんでみてくださいね。
Mr.Bakeman Bake&Coffee
ミスターベイクマンベイクアンドコーヒー
まるで宝石のようなカヌレの詰め合わせにうっとり! 宮城県仙台市泉区『ANN CANNELE(アンカヌレ)』
宮城県仙台市泉区にある『ANN CANNELE(アンカヌレ)』は、2021年にオープンした宮城県初のカヌレ専門店です。 コロナ禍で外出が制限された時期に、「かわいらしく、おいしいスイーツで人々の心を癒したい。新しい食の文化を広めたい」という想いからオープン。 店名の由来は、「アン(un)」はフランス語で数字の「1」、「1つの~」という意味で、 「お客さまにとって、そして提供する私たちにとっても、他にはないオンリーワンのカヌレ」 「宮城県で初(1番目)のカヌレ専門店」 「カヌレで1番の人気店を目指す」 そんな意味を込めて名付けたそう。
カヌレギフトボックス
『ANN CANNELE(アンカヌレ)』のおすすめは、まるで宝石箱のような目と舌と心で楽しめるカヌレのギフトボックス。 プレーン以外にも、抹茶やショコラ、紅茶、コーヒー、レモンなどを生地に練り込み、上には生地の味わいに合わせた素材がぜいたくにトッピングされたカヌレの詰め合わせです。
見た目のかわいさだけではなく、フランスの伝統に準じた製法(銅製のカヌレ型と蜜蝋)で焼成しているというこだわり。 砂糖はミネラル豊富な甜菜糖(テンサイトウ)を使用しています。 また、店頭で購入する際は、自分の好きなカヌレを選んで詰めてくれます。 もちろんおまかせで注文できるそうなので、プレゼントに迷う方は選んでもらうのもおすすめです!
「ショッピング中も食べるときも、非日常を楽しんでいただきたい」という想いがこもった、思わずうっとりしてしまう美しいカヌレと、贈る側も受け取る側にもよろこばれる高級感あるパッケージデザイン。 宮城県にお住まいの方はもちろん、県外から訪れる方には仙台のお土産としても良いですよね。 通販・お取り寄せも行なっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ANN CANNELE
アン カヌレ
ANN CANNELE藤崎POPUP店(※常設)
パティシエ出身のオーナーシェフが手がける”もっちゃり”新食感のカヌレ 新潟県新潟市中央区『canelé de CHIANTI(カヌレドキャンティ)』
新潟県新潟市JR新潟駅から車で20分ほどの場所にある『canelé de CHIANTI(カヌレドキャンティ)』。 パティシエ出身のオーナーシェフが手がける新潟発のカヌレ専門店です。最大で18種のフレーバーの中から好みの味を選べる”もっちゃり”新食感のカヌレが大人気のこのお店。 店名の由来は、オーナーが最初に立ち上げたイタリアンレストラン「Atelier CHIANTI(アトリエ キャンティ)」から名付けたそう。 そこで提供していたカヌレが、お客さんから大好評でカヌレ専門店としてオープンしました。
超低温で2日以上熟成させた生地を長時間かけて焼き上げたカヌレ。 店内にはプレーンや抹茶、ココアなどのフレーバーが最大18種類揃い、フレーバーごとに生地を作り替え、丁寧に焼き上げています。 一口食べると “もっちゃり”とした新食感が楽しめます。 人気のフレーバーは、「塩キャラメル」。 キャラメルの甘さとほろ苦さに結晶塩の甘塩っぱさがアクセントになって、大人の味わいが口いっぱいに広がります。
(左)さつまいも (右)プラリネマロン
現在は、生地に紫芋のペーストを入れたカヌレ「さつまいも」と生地に栗のペーストを入れたカヌレ「プラリネマロン」の季節限定メニューが展開されています。 「さつまいも」はトッピングに紫芋のパウダー、メープルシロップとバターを合わせ、メープルのほのかな甘味とバターのコクが相性抜群! 焼き芋にバターをつけて食べた時の幸福感をイメージしたフレーバーです。 「プラリネマロン」は、バターを練り込んだコクのあるペーストをトッピングし、キャラメリゼしたクラッシュアーモンドのチップがのっています。 栗のこっくり感とキャラメリゼのほろ苦さと食感がアクセントの秋らしい一品です。
イベントごとのプチギフトやおもたせにぴったりの『canelé de CHIANTI(カヌレドキャンティ)』のカヌレ。 オンラインでも販売している他、イベント出店も行なっているので、ぜひ訪れてみてくださいね。 【イベント情報】 11月8日(水)~11月14日(火)『CoCoLo新潟』 11月16日(木)~11月21日(火)『CoCoLo長岡』 11月23日(木)~12月5日(火)イオン新潟南店 【催事出店】 11月23日(木)~11月28日(木)東武百貨店池袋店
canelé de CHIANTI
カヌレドキャンティ
「動く喫茶店」がコンセプト!キッチンカーのカヌレ専門店和歌山県『スタンドバイユー』
和歌山県初のカヌレ専門店『スタンドバイユー』は、なんとキッチンカーのカヌレ専門店! 「動く喫茶店」をコンセプトにしたレトロなキッチンカーになっています。 和歌山県伊都郡かつらぎ町にあるレストラン『スタンドバイミー』の2号店として、2022年にオープン。『スタンドバイミー』のデザートメニューの1つとしてカヌレを出したところ、思っていたより好評だったそうで、カヌレの種類を増やしてキッチンカーでの販売をスタートしました。 本店『スタンドバイミー』の店名の由来は「私のそばにいて」という意味で、移動可能なキッチンカーの店名は「あなたのそばにいくよ」という意味も込めて『スタンドバイユー』にしたそう。すてきなお話ですよね。
『スタンドバイユー』おすすめの1つは、1番人気の定番のプレーン。 外はカリッと、中はもっちりとした食感を保つようにあえて要冷蔵にしているそうで、ひんやりとした味わいが特徴。 小ぶりな一口サイズなので、何個でも食べられそう!
「プレーン」の他にも、「ホワイトチョコ」や「生ショコラ」など9種類ほどのカヌレがキッチンカーで楽しめます。 味ごとに生地の配合を変えているのもこだわりポイント。一口サイズなので、数種類食べ比べてみても良いかもしれません。 そして、季節限定のカヌレメニューもおすすめ。 10月は、季節限定の「さつまいものカヌレ」。 去年よりもさらにさつまいも感を出し、中には甘露煮、トッピングにスイートポテトを使用しているそう。 また、10月からスタートした通常の2.5倍サイズの「あんバターのカヌレ」も1個で大満足できるおすすめメニュー。
「普段言えない言葉の代わりにカヌレをプレゼントしたり、一緒にカヌレをシェアしたり…。そんな風に楽しんでほしい」 『スタンドバイユー』は、土日のみのオープンになので、インスタグラムで要チェックです。家族や友人とのお休みの日にすてきなキッチンカーのカヌレ専門店『スタンドバイユー』にぜひ立ち寄ってみてください。
スタンドバイユー
※出店情報はインスタグラムに掲載しています。
*** クリスマスやお正月などのイベントが待ち遠しいこれからの季節。ギフトはもちろん、お部屋でゆっくり過ごしたいときにもぴったりのカヌレ。コーヒーや紅茶、ワインやブランデーなどのアペロで楽しんでも良いですよね。 伝統的なプレーンのカヌレから、さまざまなフレーバーが楽しめる進化系のカヌレまで。今回のカヌレおすすめ店舗を参考に、カヌレの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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