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2024.01.11
生花みたい♪1年中満開の花で埋め尽くされる蔵前「east side tokyo」
色とりどりのアーティフィシャルフラワーやドライフラワー、花器やクラフトの材料などが、ビルの4フロアに詰まった「east side tokyo(イーストサイドトーキョー)」。クオリティの高さと品ぞろえのよさが評判で、ギフトやウェディング用品を求める人も多く訪れます。お手入れが簡単で枯れることのない花や緑で、自宅を、オフィスを彩りましょう。

華やかなアーティフィシャルフラワーが満開の1階
都営浅草線の蔵前駅から徒歩2分、「east side tokyo」は江戸通りに面して立つビルにあります。黒いシックな建物の外観と、あたたかみがある店内の雰囲気が対照的で、思わず中へと引き込まれます。

1階は店のメイン商品であるアーティフィシャルフラワー(造花)売り場。生花と見間違えそうなほどの精巧な造りの花々が飾られています。ひとつひとつ見ていくと、バラなどの王道から珍しい植物まで、種類が非常に豊富。商品のタグを見るとすべてに実際の植物名が書かれており、リアルに再現されていることに驚きます。

「east side tokyo」は、包装資材や事務用品の卸売りを専門とする「シモジマ」が運営する店で、2009年に花とクラフトの文化を発信する拠点としてオープンしました。アーティフィシャルフラワーのほかにも、花関連グッズやクラフト用品などを、問屋ならではの手ごろな価格で販売しています。

季節に合わせたディスプレイにも注目
アーティフィシャルフラワーは、花大国オランダのSILK-KA(シルカ)社から直輸入した高品質な製品が中心。ひとつひとつ手造りされた繊細なもので、ほしい花材を見つけやすいように色ごとに分かれています。これらの花でどんな素敵なブーケが作れるかを考えると、なんだかワクワクしてきます。 ブーケを作りたいけど自分では難しい、という人には、1階に常駐する「フローリスト」と呼ばれる専門スタッフに尋ねてみましょう。ブーケ作成のアドバイスをしてくれるほか、「この花を中心にブーケを作りたい」「2000円で何か作ってほしい」などの要望にも応えてくれます。 ※事前予約が必要です。

フェイクグリーンやドライフラワーに癒やされる2階

2階はフェイクグリーンの緑が目に鮮やかな、心安らぐ空間です。多様な形の葉が見事に再現されていて、自宅に飾っても気持ちを和ませてくれそうです。

さまざまなドライフラワーとフェイクグリーン
ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど、実際の植物の加工品も販売しています。アーティフィシャルフラワーとはまた異なるナチュラルな質感や色合いが魅力で、飾るとさりげなく周囲に溶け込んでくれるのもいいところ。直射日光を避けた、気温10~25℃、湿度65%以下の環境で、約2年間美しい状態を保ちます。

左の4点がドライフラワーで、右の3点がプリザーブドフラワー。小さなドライフラワーは300円台からあります

花器やフラワー資材が何でも見つかる品ぞろえ豊富な3階

3階ではフラワーベース(花瓶)や鉢のほか、キャンドルやフォトフレーム、デコレーション用品などを販売。エレベーターから出ると、フェイクグリーンの観葉植物が目に入ります。部屋を一段とおしゃれにしてくれそうなものが多く、ギフトにしても喜ばれそう。大きなものは取り寄せとなり、配送まで4~5日かかります。

3階で販売しているさまざまな商品。右下写真のツリー型シードボトルは、ドライフラワーを入れればおしゃれなオブジェに。フラワーベースは入れ替わりが早い商品もあるので注意
アーティフィシャルフラワーからフラワーベースまで、「east side tokyo」で扱う商品の多くは、普段店頭で接客をするスタッフが海外で直接買い付けたものだそう。世界のトレンドをいち早く取り入れたいなら、チェックすべきアイテムがそろっています。

粘土やリボン、レースなどのクラフト用品を取りそろえる4階

粘土や金属の部品、塗料や接着剤など、クラフトに使う材料や道具が所せましと並ぶ4階は、手作り大好きさんにはたまらないフロアです。一部には作品も展示されているので、それまで知らなかった新たな表現方法に出会えるかもしれません。

色紙をちぎってのりで貼る、フランスのデコレーションツール「デコパッチ」の作品
「east side tokyo」は文化発信の拠点として、フラワーやクラフトに関するさまざまなワークショップを行っています。日程は「シモジマ」のサイトで確認を。 周りを居心地よく、暮らしを楽しくするヒントがいっぱいの「east side tokyo」。ここでしか出会えないアイテムとの、一期一会を楽しんでください。
east side tokyo
イーストサイドトーキョー
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