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2024.01.08
未来へ手紙が送れる詩的喫茶「封灯」蔵前にオープン
2023年12月16日、未来の自分へ手紙が送れるお店「自由丁」の二号店として、詩的喫茶「封灯」(FUTO)が東京・蔵前にオープンしました。 未来への手紙を保管する、約高さ3m×幅7mに及ぶ手紙棚のある店内では、未来の自分へ手紙を送る人気メニューをはじめ、優しい言葉で書かれた詩と、飲み物・スイーツを味わえる喫茶メニューを楽しむことができます。

物思いに耽る、読書する、友と語らう、手紙を認める新しい場所

1年366日分、実際に自由丁や封灯で書かれた未来への手紙が保管される手紙棚

封灯店内には至る所に色とりどりの文房具やお花たち、本や詩も

ゆっくりと喫茶を楽しむカウンター席も

「自由丁」とは、東京・蔵前に店舗を構える未来の手紙カルチャーブランド。「素直な気持ちと日々を味わう」をコンセプトに、店舗では一年後の自分へ手紙を書いたり、読書をしたり、自分と向き合うゆったりとした時間を過ごすことができます。 新店舗「封灯」は、喫茶的な軽飲食の要素を取り入れた「自由丁」二号店。各客席には封灯ならではの筆記用具が用意されており、未来への手紙を書く方はもちろん、喫茶利用の方も利用することができます。


自由丁オーナー小山氏と店長山本氏がセレクトした1900年初期のアンティーク家具を中心とした客席では、落ち着いた雰囲気で手紙を書いたり、物思いに耽ったり、ゆったりと自分に浸るひと時を過ごすことができます。 店内の壁には時間を忘れ眺めていられるような、さまざまなアート・イラストが優しい灯りに照らされ展示されています。

メニュー
封灯で楽しめるメニューは「TOMOSHIBI LETTER」と「A CUP OF LETTER」の大きく二種類。じっくりと時間をかけて未来へのお手紙を認めるもよし、封灯ならではのドリンクやスイーツと共に読書をしたり、友と語らったりするもよし。日常的に楽しむことができる、それでいてどこか特別感もある、そんな喫茶店をイメージして考えました。

一年後の自分へ送れる「TOMOSHIBI LETTER」

「TOMOSHIBI LETTER」(ともしびレター)は、一年後の未来へ手紙が送れる特別なレターセットです。忙しない日々の中で忘れがちな、自分の素直な気持ちと過ごす時間を提供したいという思いの元、つくられました。 封灯では、ドリンクと一口スイーツと共に楽しむことができます。 メニューは、封灯に合わせたオリジナルバージョン、以下三種類の「TOMOSHIBI LETTER」を用意。書きたいこと、その時々の心境に合わせて選ぶことができます。 - 新しい今日へ向かう曙の空と共に /今日という一日の心地をじっくり味わいたいあなたへ - 日々を眺める緩やかな日盛りの中で /日々の中で取り組んでいることを改めて考えてみたいあなたへ - 自分が滲む静かな宵にて /趣味や好きなものについて心ゆくまで考えたいあなたへ

好きな色の蝋を4粒(4色)選び、熱で溶かし、封筒に垂らしてスタンプ

少し置き、剥がし完成。風合い、形、色、それぞれ毎回違う、唯一無二のシーリングスタンプに
お手紙は書き終わったら好きな色を選んで、シーリングスタンプ(封蝋)で封をし、店内に設置されたポストへ投函。一年後、封筒に記載した住所へ届けられます。

詩的な言葉と一緒に楽しむ「A CUP OF LETTER」

蔵前「コフィノワ」により焙煎された封灯オリジナルブレンドの珈琲と、自由丁オーナー小山氏による、珈琲に合わせた詩のセット
「A CUP OF LETTER」(ア・カップ・オブ・レター)は、詩的な言葉と飲み物、食事やスイーツと一緒にも楽しむことができる喫茶メニューです。 機械的・論理的な言葉ではなく、情緒的で時に曖昧。そんな詩的な言葉に触れる機会を世の中に増やしたいという願いと共につくられました。

「感性に潤いを。」がコンセプトのノンアルコールブランド「SHINRA」のクラフトジンジャーエールと、自由丁オーナー小山氏によるジンジャーエールに合わせた詩のセット
蔵前の人気ロースター「コフィノワ」による封灯オリジナルブレンドの珈琲、宮崎県「白玄堂」による有機煎茶や紅茶、ノンアルコールブランド「SHINRA」によるクラフトジンジャーエールやハーバルクラフトコーラ、蔵前と同じ台東区御徒町にあるワイナリー「葡蔵人(bookroad)」によるワインなど。すべて自由丁オーナーや店長が好きな人々がつくる、好きな物事を中心に選定。 詩や食器は、ゲストや時間帯に合わせてスタッフが都度選定しています。

葉山の美しい棚田から作られたヴィーガンアイスクリーム「葉山アイス」と蔵前「ダンデライオンチョコレート」のカカオニブ、自由丁オーナー小山氏の詩を乗せて
スイーツには、蔵前のご近所チョコレートファクトリー「ダンデライオンチョコレート」から原料を仕入れオリジナルレシピでつくるガトーショコラ、自由丁オーナー小山氏が足繁く通う神奈川県葉山の棚田から生まれたヴィーガンアイスクリーム「葉山アイス」withカカオニブなど。自由丁らしく、人々との繋がりとこだわりの詰まったカフェメニューが用意されています。
「ダンデライオンチョコレート」の記事はこちら

未来へ手紙が送れる詩的喫茶「封灯」はいかがでしたか? ゆったりとした店内で、思い思いのひとときを過ごしてくださいね。
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