【赤池・平針】バラといちごが競演「カフェRosa薔薇館」

1967年に建てられたヨーロッパスタイルの一軒家。シーズンになるとバラの香りに包まれる

地下鉄赤池駅・平針駅からそれぞれ徒歩15〜20分の場所で50年以上の歴史を持つ洋館「カフェRosa薔薇館（カフェローザばらやかた）」。館内も庭園もバラがテーマ。樹齢50年の樹をはじめ、約200種が咲くローズガーデンもすてきです。アンティーク家具が並ぶ館内には、バラがモチーフの絵画やステンドグラス、グッズも。一年中バラを感じて過ごせます。 人気メニューのひとつが季節の果物を使ったパフェ。いまの時季はいちごのパフェが楽しめます。定番人気の「苺と薔薇のローズパフェ」（写真）のほか、2月はじめからは白いちごのパフェも登場。どちらもバラの香りのソースが添えられたここならではの一品です。

「紅ほっぺ」がたっぷりの「苺と薔薇のローズパフェ」（写真は2020年の「苺と薔薇のパフェ」）

「カフェRosa薔薇館」の記事はこちら

【国際センター】美しいタルトが並ぶ「biquette四間道店」

パティスリーには見えない和の風情が印象的。お店の奥には中庭もある

名古屋駅から歩いて15分ほどの場所にありながら、白壁の土蔵や町屋が残る四間道（しけみち）エリア。パティスリー「biquette（ビケット）四間道店」は、そんな風情ある街並みの一角、神社の向かいの石畳のエントランスを抜けた先にあります。 オーナーパティシエは、国内外の有名店でさまざまなお菓子や料理の修業を積んだ小泉旭さん。こちらでは“洋菓子と庭園”をテーマにしたタルトと、ホールのデコレーションケーキ、焼き菓子にしぼっています。タルトは旬のフルーツとクリームやお酒、スパイスなどの一体感が見事。日ごとに変わることもあるという自由で美しいデザインもすてきです。

いちごが美味しい季節限定の「苺とジャスミンミルクティーのタルト」

「biquette四間道店」の記事はこちら

【大須観音】パリ気分も味わえる「リオン菓子店」

どの席からもバターの香り漂うカウンターを眺められる配置

フルーツたっぷりのパフェで人気の「Cafe de Lyon」の姉妹店として、2022年夏にオープンした「リオン菓子店」。オーナーが修業を積んだフランスの文化を伝えたいという思いを大切にしたお店です。店内はパリのアンティークショップをイメージした空間。手づくりのフレッシュな味わいが魅力の焼き菓子やデザート、上質なドリンクを提供しています。 人気のパフェは、パリ左岸のお店のメニューを参考にしたフレンチスタイル。フルーツの旬に合わせてメニューが替わり、この時季はオーナーが市場で選んだ上質ないちごの中にショートケーキが隠れた「プレミアムいちごのParfait」（写真）を楽しめます。

贈答用の「紅ほっぺ」が目にも美しい「プレミアムいちごのParfait」。クラシカルな器もすてき

「リオン菓子店」の記事はこちら

【高岳】ゆっくり大切に味わいたい「slow本店」

シンプルでキュートなお菓子が並ぶ店内。奥に工房が見えるのも楽しい

地下鉄高岳駅から徒歩5分ほど、久屋大通公園から歩いて10分ほどの「slow（スロウ）本店」。国内外の洋菓子業界で30年近く活躍してきたオーナーが2018年にオープンしたお店です。フランス菓子というよりは洋菓子で、地域で長く愛される存在を目指しています。 「ゆっくりとした時を彩るお菓子を届けたい」という思いを込めた店名の通り、国産とフランス産の上質な素材を使い、ていねいに手づくり。いちごスイーツは、きび糖のやさしい甘さと甘酸っぱいチョコレートが絶妙なショートケーキや、焦がしキャラメルのシュークリームをのせたタルト（写真）などが揃い、ひと口ごとに幸せな気分になれそうです。

「いちごとルビーチョコのショートケーキ」（奥）と「苺のタルト」

「slow本店」の記事はこちら