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2016.06.05
自家焙煎したほうじ茶を使ったパフェからぜんざいまで。創業100年の甘味処、人形町「自家焙煎ほうじ茶の店 森乃園」
※こちらの記事は2016年6月5日に公開されたものです。 人形町にある「自家焙煎ほうじ茶の店 森乃園」では、ほうじ茶パフェ、ほうじ茶わらび餅、ほうじ茶ぜんざいがセットになったメニューが人気を集めています。一体どんなお味なのでしょうか?
毎朝、店内で茶葉を焙煎しています

東京メトロ人形町駅A1出口からすぐ。老舗の飲食店や着物店が並ぶ甘酒横丁に、大正3(1914)年創業のほうじ茶専門店「森乃園」はあります。 ほうじ茶独特の芳ばしい香りに誘われ店内へ入ると、入口近くに大きな焙煎機を発見。緑茶の茶葉を強火で赤茶色になるまでじっくり焙煎し、ほうじ茶を製造しています。 棚には、全国の茶葉から100種類以上から厳選し、5種類の茶葉をブレンドして仕上げたお店の名物「極上ほうじ茶」をはじめ、ごぼう、小豆、梅干しなどがブレンドされたほうじ茶など、30種類以上がそろっています。

焙煎機。芳ばしい香りが店の外へも広がっています
ほうじ茶スイーツを満喫できる、ほうじ茶尽くしセット

2階へ上ると、3代目の渋谷仁志さんが10年ほど前に始めた甘味処があります。こちらでは自慢のほうじ茶はもちろん、ほうじ茶を使ったオリジナルスイーツが心ゆくまで味わえます。 なかでもイチオシは「ほうじ茶尽くしセット」(1580円)。人気のほうじ茶パフェ、ほうじ茶わらび餅、ほうじ茶ぜんざいの3種類がセットになったスイーツセットです。 パフェのあん、クリーム、カンテン、すべてにほうじ茶が使われ、とくに極上ほうじ茶を限界まで生地に練りこんだカステラは香ばしく、3代目の自信作なのだそう。 一見甘そうに見えるかもしれませんが、食べてみると、意外とあっさりとした印象です。
黒蜜にもほうじ茶が入ったわらびもち

「わらびもち」は、のどごしの良い本わらび餅に、極上ほうじ茶の粉末と黄な粉をブレンドしたものが和えられています。ほうじ茶ペーストをブレンドした黒蜜をかけていただきます。 上品な味が口のなかにやさしく香り、やみつきになる人も多いのだとか。
芳ばしさ感じるぜんざい

「ほうじ茶ぜんざい」は、ほうじ茶の粉末とペーストを混ぜ込んだ北海道産の粒あんを使用したぜんざいです。 ほうじ茶の細かい粉末があんのなかに見え隠れして、独特の芳ばしさをしっかりと感じられる斬新な味わいです。 また「ほうじ茶づくしセット」を注文すると、極上ほうじ茶が飲み放題というのもうれしいところ。濃厚さとコクをぜひ味わってみてください。
珍しいビールもあります

またファンの多い、ほうじ茶入り黒蜜シロップにビールを注いだ「ほうじ茶ビール」(850円)もぜひ。甘く仕上げてあるので、女性でも飲みやすい味わいです。 おせんべいと漬物がたくさんついているので、会社帰りにちょい飲みをして帰る方も多いそうですよ。 ほうじ茶づくしのお店で、新たな味を発見してみてくださいね。

自家焙煎ほうじ茶の店 森乃園
じかばいせんほうじちゃのみせもりのえん
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上浦未来
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