神楽坂の路地にある隠れ家民家レストラン

杉玉が目印。誘われるように階段を上がると入口が

東京メトロ神楽坂駅から歩いて2分の場所にもかかわらず、表通りから入った場所にあるため静かに過ごせるレストラン「のいえ」。名前の由来は「～の家」で、家にいるようにくつろいでほしいという想いが込められています。日本各地から仕入れた食材を使った料理を、手頃な値段でいただけるとあって、地元の方にも人気です。同じ神楽坂にあるおしゃれな津軽アンテナカフェ「メロンとロマン」の系列店でもあります。

1卓のみのテラス席はランチ時のみ利用できる

民家をリノベーションした、緑あふれる店内

1階にはテーブル席以外にカウンター席もあり、おひとりさまも利用しやすい

2階建ての店内は、元民家とは思えないほど広々としていて、柔らかな日差しが差し込みます。鉄骨やエイジング加工されたトタンなど無機質な素材に、東大寺改修時の木材を利用した床や布張りの椅子など温かみのあるエッセンスを加え、優しい空間に仕上げています。

2階の様子。席と席の間も広く、ゆったりと食事ができる

日本の農村、漁村から届く食材を丁寧に料理

鳥取県境港のアジフライ定食900円。いぶりがっこ入りタルタルソースも美味しい

長野県宮田村のすくい豆腐、北海道猿払産のホタテのバター醤油焼き、など産地が書かれたメニューが多い「のいえ」のメニュー。オーナーが実際に現地を訪れ、美味しかったものを産直で仕入れているため、新鮮なのにリーズナブルなのが魅力です。新鮮な食材を生かす調理を心がけているそう。 ランチで一番の人気は「鳥取県境港のアジフライ定食」。隠岐島近海のアジは外はカリッと、中はふわっと揚がっています。秋田県成瀬村のお母さんたちが漬けた漬物やブランド米がセットです。

短角牛の牛すじカレーや焼き魚など、ほかにも日替わりのランチメニューを用意

お皿にも心配りが。昭和初期の骨董を取り皿に

全国から集まった食材を肴に日本酒を味わえる

いぶりがっことクリームチーズが好相性。「のいえ特製ポテトサラダ」680円

夜は日本酒と肴が楽しめるお店に。値段が手ごろなので、色々な料理を楽しめそうですね。夜も７割が女性客で、落ち着いてお酒を楽しむことができます。日本酒のほかにも、屋久島みかん酒などの果実酒、ワイン、ソフトドリンクもあります。

各地の日本酒が揃う。2時間日本酒飲み放題2950円は自分でグラスに注ぐスタイル