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2024.04.09
【小田原1泊2日】東京から90分♪海鮮グルメや歴史スポット、温泉に癒やされる小さな旅へ
東京から新幹線なら30分、在来線でも90分ほどで行ける神奈川県・小田原。山海のグルメから、小田原城などの歴史スポット、自然、神社、漁港、温泉まで魅力が満載です。今回はそんな小田原を1泊2日で満喫するプランをご提案。ぜひ、春から初夏のショートトリップの計画づくりの参考にしてくださいね。
【1日目】四季の花に癒やされる「小田原フラワーガーデン」へ
「サカナキュイジーヌRYO」で新鮮な相模湾の海鮮ランチ♪
箱根湯本のお湯を楽しめる「天成園 小田原駅 別館」にステイ
【2日目】桜や藤の花がお城を彩る「小田原城址公園」へ
小田原城のお隣「報徳二宮神社」にも少し足をのばして
【1日目】四季の花に癒やされる「小田原フラワーガーデン」へ
バラは春(5月中旬~6月上旬ころ)と秋(10月下旬~11月下旬ころ)が見頃
小田原に着いたら、まずは四季折々の花や植物、約300種の熱帯植物が楽しめる「小田原フラワーガーデン」へ。小田原駅と南足柄市・大雄山を結ぶ伊豆箱根鉄道大雄山線の飯田岡駅から徒歩20分、または小田原駅からバスに乗って30分ほどでアクセスできます。 温室「トロピカルドーム」や約160品種が植えられたバラ園(いずれも写真)、梅や花菖蒲などが有名。今の時季はチューリップや八重桜、温室内のヒスイカズラなども楽しめます。
小田原フラワーガーデン
オダワラフラワーガーデン
「サカナキュイジーヌRYO」で新鮮な相模湾の海鮮ランチ♪
新鮮な海鮮は美味しいものの宝庫・小田原のお楽しみのひとつ。小田原駅から徒歩3分の「サカナキュイジーヌRYO」は、おしゃれでな空間でさまざまな海鮮料理を楽しめるお店です。 豪華な丼(写真)やお刺身、にぎり寿司や、御膳などが豊富に揃うランチメニューのほか、地元の海山の幸を楽しめるディナーも魅力。ランチが15時まで、ディナーが16時からと営業時間が長く、スケジュールに合わせて立ち寄りやすいのもうれしいポイントです。
サカナキュイジーヌRYO
サカナキュイジーヌリョウ
箱根湯本のお湯を楽しめる「天成園 小田原駅 別館」にステイ
今夜の宿は小田原駅に直結する建物内にある「天成園(てんせいえん) 小田原駅 別館」。プランはシンプルな素泊まりから相模湾を一望するダイニングでの食事つき、ロングステイプランまで揃い、アクティブ派ものんびり派も予定や好みに合わせて活用できます。 大浴場は、箱根湯本にある天成園から専用タンクローリーで運んでくる天然温泉。「エアウィーブ」の寝具、サウナやエステなど、疲れを癒やす設備やサービスも充実しています。
天成園 小田原駅 別館
テンセイエンオダワラエキベッカン
【2日目】桜や藤の花がお城を彩る「小田原城址公園」へ
2日目は、小田原駅から歩いて10分ほどの「小田原城址(おだわらじょうし)公園」からスタート。桜や藤、つつじ、花菖蒲、紫陽花、梅などさまざまな花の名所としても有名です。 小田原北条氏の拠点や徳川幕府の譜代大名の居城として重要な役割を担ってきた小田原城。明治初期に廃城したのちに昭和中期から平成にかけて本丸や二の丸、天守閣、門などが復元され、城址公園として整備されています。お城や歴史に触れながらさんぽを楽しめます。
小田原城址公園
オダワラジョウシコウエン
小田原城のお隣「報徳二宮神社」にも少し足をのばして
神明造りが美しい御社殿。手前左には授与所がある
小田原城址公園には、薪を背負って本を読む像で有名な小田原出身の二宮尊徳(金次郎)を祀る「報徳二宮神社」も。お城と合わせてお参りに出かけてみましょう。 小田原城の本丸近く、豊かな緑に囲まれて建つ「報徳二宮神社」は明治27(1894)年、生涯をよりよい世の中のために捧げた二宮尊徳翁の教えを慕って創建されたもの。境内には食事スポットやオープンカフェもあり、ひと休みにもぴったりです。
報徳二宮神社
ホウトクニノミヤジンジャ
「CAFE & RESTAURANT やまじょう」で海を見ながら自家製かまぼこランチ
木の温もりがたっぷりの店内からは窓の外に相模湾を望む
小田原城からも一望できる相模湾。海を眺めながらのランチもおすすめです。名物の小田原かまぼこを楽しみに、報徳二宮神社から小田原城址公園を抜け、旧東海道「かまぼこ通り」を通って徒歩20分ほどの「Cafe&Restaurant やまじょう」へ。最高級の材料の仕入れから製造、販売まで行う創業146年の老舗「山上蒲鉾店」が2022年にオープンしたお店です。
数量限定の人気メニュー「ワンプレートランチ」
「Cafe&Restaurant やまじょう」の記事はこちら
Cafe&Restaurant やまじょう
カフェアンドレストランヤマジョウ
小田原でしか買えない名物をお土産に♪「ういろう」
お菓子と薬が同じ名前で並ぶ不思議な店内。生菓子などをいただける喫茶室もある
そろそろ小さな旅も終わり。すてきなお土産を手に入れて旅を締めくくりましょう。「やまじょう」から旧東海道を小田原城方向に歩いて15分、天守閣のような建物が目印の「ういろう」へ。室町時代から京都で150年、小田原に移って500年も続く県内最古の商家です。
いちばん奥が元祖の味・黒砂糖、手前が抹茶・白砂糖。小豆や栗、週末限定の杏仁もある
「ういろう」の記事はこちら
ういろう
ウイロウ
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、小田原への小旅行にぴったりのスポットをまとめてご紹介しました。情報は各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
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文/高柳涼子
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