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2024.07.31
伊勢神宮と共に参詣したい。最強パワースポット・みちひらきの神様「猿田彦神社」と「佐瑠女神社」へ
伊勢神宮・内宮から徒歩10分ほどの場所にある「猿田彦神社」は、正しい道へと導いてくれる「みちひらきの神様」をお祀りする、伊勢神宮にゆかりの深い社。猿田彦大神のほか、道祖神、庚申様などとして親しまれている神様です。境内には縁結び・芸能の神様である「佐瑠女神社」やさざれ石なども鎮座し、ご利益を求め多くの人が訪れています。
伊勢神宮創建にも関わった猿田彦大神を祀る神社
伊勢神宮・内宮から徒歩10分ほどの場所にある「猿田彦神社」。祭神である猿田彦大神は天照大神の孫・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を高千穂へと導いたという神話から「みちひらきの大神」として崇められている神様です。
境内には、もともと本殿があった場所に「古殿地」があり、そこには方角が刻まれた八角の石柱が。神様が鎮座されていた神聖な場所なので、この石に触れてそのパワーをいただきましょう。ほかにも「さざれ石」「たから石」など縁起のよいとされる石があります。
良縁・芸能の神様として芸能関係者も訪れる「佐瑠女神社」
猿田彦神社の境内にあり、本殿に向かい合うように鎮座しているのが「佐瑠女神社(さるめじんじゃ)」。祭神の天宇受売命(あまのうずめのみこと)は、瓊瓊杵尊が地上へ降りられる際に随行され、天上の神と地上の神との間を取り持つ役目を果たしたのだそう。その功績により「猿女君」という名を受け、様々なご縁を取り持つ神様として祀られるようになりました。
それぞれの神様のご利益を賜った授与品の数々
境内にある授与所では絵馬やおみくじなどがあるので、ぜひ願いを込めて奉納を。絵馬には「みちひらきの舞」と呼ばれる猿田彦神社オリジナルの神楽の様子が描かれています。
「みちひらき御守」(左)と「佐瑠女神社御守」(右)
例祭などの祭事や結婚式なども行われる、祈りの場所
※写真提供/猿田彦神社
すべての道を良い方向へと導いてくれる。そんな神様が祀られていることから、猿田彦神社では結婚式が執り行われていて、ここで神前式を挙げるために全国から訪れています。 また祭典なども斎行され、毎年5月に行われる御田祭は、神社の裏にあるある御神田にて五穀豊穣・豊漁満足を願い田植えの神事が行われます。周囲の景色は変化していますが、何百年も前から変わりなく続けられている神事です。
猿田彦神社
サルタヒコジンジャ
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田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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