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2025.01.02
開運の神猿に会いに行こう♪ 石川県・小松の「本折日吉神社」で魔除けと開運を呼ぶ旅
石川県・小松駅から徒歩12分、車で5分ほどの場所にひっそりと佇む「本折日吉神社」。神使いの猿「神猿(まさる)」が祀られ、境内には石像や置物としてあちこちに猿の姿が見つかります。古くから地元の人々に親しまれている神社で、開運魔除けの力を感じに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
「開運魔除け」の神様
朱色の鳥居をくぐると本殿が
本折日吉神社では、古来より猿が御祭神・大山咋神の使いとされ、神使いの猿「神猿(まさる)」として親しまれています。その名の読みからも「魔が去り、万福を授けてくれる」といわれ、長きにわたり、地域の人々に愛されてきました。 猿を神の使いとして大切にするこの地は、平安京の鬼門に位置していたことから、鬼門除けや災難除けの神社としても知られています。
猿の石像を見つけるのも楽しい
境内を歩けば、ふと目に入るのは、神聖な猿たちの姿。御幣を持つ猿、母子猿、そしてあの「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿。それぞれの猿が、静かに佇む姿には、何とも言えぬ温かさと神秘的な雰囲気が漂っています。
厄を祓い心を整える「まさる石」
小皿に願い事を書いて投げる「まさる石」300円
本折日吉神社を訪れたら、ぜひ体験してほしいのが「まさる石」。小さな小皿に願い事を書いて、ふっと息を吹きかけると、知らず知らずのうちにたまった災いやモヤモヤをかわらけに移すことができるといわれています。 もしも心の中に、どうしても突破したい願いや乗り越えたい壁があれば、ぜひその思いをかわらけに託し、力強く投げてみてください。その瞬間、きっと心が軽くなり、前向きなエネルギーが湧いてきて、新しい一歩を踏み出す力が生まれるはずです。
矢印の先にある石に向かって小皿を投げる
鬼門に置いて、家の安泰を願う神猿
鬼門除け「神猿」
かわいらしい鬼門除けの「神猿」は、家を守るお守りです。鬼門(東北・西南)の悪霊を祓う役目を担っており、その姿は「邪気が去る(猿)」という意味を込めて大切にされています。家庭や事業を守るために、鬼門の場所にこの神猿を置き、一家の安泰をお願いするのがおすすめです。
季節ごとに変わる切り絵御朱印
お正月時期の切り絵御朱印
本折日吉神社の切り絵御朱印は、季節ごとに色が変わるデザインで、お正月の時期には、鮮やかな黄色とピンクがカラフルに輝くデザインに。「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿がモチーフとなっており、愛らしい姿が繊細な切り絵で表現されています。
かわいらしい十二支のおみくじ
十二支のおみくじ
初詣では、十二支をモチーフにしたかわいらしい干支みくじが並びます。手のひらにちょこんと収まる愛らしいおみくじは、その年の干支を選ぶもよし、自分の干支を選ぶもよし。特にその年の干支は人気が高く、毎年早い段階でなくなってしまうことも。
二社巡りで良縁祈願「うさる詣」
猿をかたどった九谷焼の置物
本折日吉神社から車で5分の場所にある菟橋神社と共に巡る「うさる詣」も人気の参拝コースです。 境内の一角には、小松の九谷焼で作られたかわいらしい「神猿(まさる)」の置物がずらりと集結。それぞれの猿は九谷焼の伝統色「九谷五彩」で揃えられ、色ごとに異なるご利益があるのだとか。自分の願いにぴったりの色を選ぶひとときが、参拝の楽しみをさらに広げてくれます。 大きさも大・中・小とあり、願いを込めて奉納して祈るもよし、願いを込めて家に飾るのもよし。そして願いが叶ったら、お礼参りとして奉納するのもおすすめです。
2枚の御朱印を並べることで絵柄が完成する御朱印
本折日吉神社と菟橋神社で授与される御朱印は、2つを並べると「縁」の字が完成する特別仕様。赤い「縁」の字が神力を宿し、良縁成就を後押ししてくれるとか。良縁を願う気持ちを込めて、ちょっとしたお散歩感覚で巡ってみてはいかがでしょうか。
「莵橋神社」の記事はこちらから
本折日吉神社
モトオリヒヨシジンジャ
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