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2025.01.25
箱根湯本で癒しのひととき♪ 老舗和菓子店直営の和カフェ「茶のちもと」で銘菓やあったか抹茶スイーツを
箱根湯本駅から歩いて5分ほど。「茶のちもと」は、箱根湯本の老舗和菓子店「湯もち本舗 ちもと」直営の和カフェ。12席のこじんまりとした店内では、おいしいお茶とともに、箱根を代表する銘菓「湯もち」やここでしか味わえない季節限定の和スイーツを楽しめます。食べ歩きやお土産探しの休憩スポットに。ふんわりと包み込まれるような隠れ家で、ゆったりほっこり癒やされてみては。
商店街に佇む、クラシカルな建物

昭和初期創建のレトロモダンな建物
箱根湯本駅前のにぎやかな喧騒を抜けた先。商店街の奥に、クラシカルな建物が見えてきたら、ここが老舗和菓子店の「ちもと」です。 「ちもと」は箱根湯本の地で、のれんを掲げて75年以上の老舗。先代より受け継ぐ製法そのままに、今も変わらぬ、体にやさしく安全な和菓子を作り続けています。
ちもと駅前店の右手にお店をかまえる
ここに身を置くだけでやさしい気持ちになれる空間

席数に限りがあるため40分の時間制
店内はホワイトを基調としたナチュラルな空間。やわらかな湯もちを思い浮かべる、角のないやわらかな家具や内装が、空間全体をやわらげてくれます。 そして、ぱっと目を引くのは、抹茶椀形カウンター。シンプルな設えの中にも、和カフェらしい、遊び心が光ります。

「ようこそ」にこやかな笑顔で迎えてくれたのは、「茶のちもと」の店長。聞けば、もともと店長は湯もちの大ファン。その愛情から「ちもと」に入社し、「茶のちもとの」店長を任せられたのだとか。
足柄茶を3煎楽しむ
お店で出される煎茶は、足柄茶をブレンドした山吹色のお茶。3煎提供されるため、それぞれ異なる味わいや香りを楽しめます。 和菓子セットを注文した場合も、まず出されるのはお茶だけ。飲んでみると、日本茶の旨みや甘みにあふれ、うっとり。忘れられない感動のひとくちになります。
ふわふわ食感の虜になる♪

御菓子とお茶を選べる「ちもとの御菓子とお茶のセット」(1100円)
お店の顔ともいえる「湯もち」は、創業以来愛され続ける箱根銘菓。「茶のちもと」では、お茶とセットでいただけます。使われる材料は、ほとんどが国産素材。和菓子職人が丹精込めて、熱した釜で白玉粉をしっかりコシが出るまで練り上げています。 ちょっと変わったこのネーミングは、「湯あがりのやわ肌のようなやわらかさ」から付けられたそう。

ふわぷに食感の秘密は、寒天とメレンゲを合わせること
ほっと心温まる冬季限定メニュー

季節の御菓子「抹茶しるこ」ほうじ茶付き(1100円)
そのほか、お店でないと食べられない「抹茶しるこ」もおすすめ。こちらは、丁寧に点てられた抹茶と自家製の粒あんで上品な味わいに仕上げた、冬だけのあったかメニュー。 上には香ばしく焼かれた餅をトッピング。そのまま食べてもよし、おしるこに浸して食べるのもよし。焼き餅は弾力があって、もっちもちです♪


「わらび餅」
ころんとかわいい見た目の「わらび餅」も、ファンの多い人気の商品。希少な国産本わらび粉で練り上げ、自家製のこしあんを包んでいます。
器を選び、ゆっくりとお茶時間を味わう
食べる楽しみだけでなく、お抹茶を注文すると、器を選ぶことができます。「どれにしようかな?」そんな風に、わくわく選ぶ楽しさを味わって。

ふらっと気軽に立ち寄れる「お庭の茶店」

すぐお隣りには、屋外のイートインスペース「お庭の茶店」も併設。半円ベンチや日除けもあり、長時間快適に過ごせます。

箱根観光の合間に立ち寄ると便利な「茶のちもと」。箱根にお出かけの際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。
茶のちもと
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安藤美紀
Writer
安藤美紀

湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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