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2025.02.05
太宰府天満宮の参道沿いで見つけた♪ 寒い冬に味わいたい、ホッカホカの明太子グルメ3選
福岡屈指の人気観光スポット、太宰府。この地を訪れたら、まずは学問の神様・太宰府天満への参拝が外せません。それに加えて忘れてはならないのが、参道沿いの散策です。 名物・梅ヶ枝餅のお店やみやげ店など、あちらこちらに立ち寄りながら、買いものや食べ歩きするのが太宰府観光の醍醐味。 今回は、福岡名物の明太子に注目して、テイクアウトで楽しめるとびきりおいしい明太子グルメをご紹介。どれも焼きたて、蒸したてのホッカホカで、寒い今の時期にぴったりです。

福岡名物の明太子を使ったテイクアウトグルメが人気

西鉄太宰府駅から太宰府天満宮まで約400mの参道が続く
太宰府の楽しみのひとつは、買いものと食べ歩きを兼ねた太宰府天満宮沿いの散策です。西鉄太宰府駅から天満宮入り口まで、まっすぐのびる約400mの通りには、約80軒以上の店舗が軒を連ねます。 天満宮のご祭神・菅原道真が梅を好んだことから、梅ヶ枝餅や梅モチーフの和雑貨、福岡特産あまおうを使ったスイーツ、合格祈願グッズなど、福岡と太宰府にちなんだグルメとおみやげのお店がズラリ。ほかにカフェ、食事処など、バラエティーに富んだラインナップで、訪れる人を楽しませてくれます。

全国的に知られる福岡の明太子メーカー3社のテイクアウトグルメを探しに
あれも食べたい! これもほしい! と、魅力的な品々が並ぶなか、今回は福岡が誇るごはんのお供、明太子にターゲットを絞ったテイクアウトグルメをご紹介します。 いずれも、全国的に知られる有名明太子メーカーの自信作で、寒いシーズンに食べたい、できたてのホッカホカ。食べ歩きを楽しみながら、明太子の新たなおいしさが発見できます。

カリッと香ばしく、バター&明太子の風味が絶妙な「明太フランス」

明太フランスのほか、店頭ではカラフルなドリンクなども販売
西鉄太宰府駅の改札口を出てすぐ、参道入り口にある「博多の味やまや 太宰府店」は、さわやかな柚子風味と切れの良い辛味が特徴の明太子メーカー、やまやコミュニケーションズが直営するお店です。店内にはやまやオリジナルの明太子、ふりかけやスナックなど、その関連商品がところ狭しと並びます。

明太フランス350円、明太チーズフランス400円
話題の「明太フランス」は、隣接する「YAMAYA BASE DAZAIFU」の看板商品です。休日は約1000本も売れることがあるという人気ぶりで、店頭のオーブンはつねにフル回転。注文すると、表面がサクッ香ばしく、ホッカホカの明太フランスをその場で手渡ししてくれます。 ひと口頬ばると、外はカリッと香ばしく、中からはやまや特製の明太子とバターの旨みがジュワ~ッとあふれ出し、引きの強いフランスパンとの相性が抜群です。

フランスパンにたっぷりの明太子フィリングとチーズをサンド
フレーバーはバター風味の明太フィリングをサンドしたプレーンと、そこにチーズをプラスした「明太チーズフランスパン」の2種類。 11~2月末の期間は桜マークに「合格」の文字をあしらった焼き印を付けてくれるため、受験生をはじめ、縁起をかついで訪れる人があとを絶ちません。

YAMAYA BASE DAZAIFU
ヤマヤ エース ダザイフ

スケトウダラとその卵を使った、蒸したての「めんたいしゅうまい」

店頭の蒸し器から白い湯気が立ち上る
「ひろしょう」は、希少な北海道産のスケトウダラの卵にこだわった辛子明太子の人気メーカーです。清酒と特製の調味液に漬け込み、168時間熟成させた明太子は、水分が多めでプチプチッとした食感も抜群。 太宰府店では、その自慢の明太子を使ったテイクアウトメニューを店頭で販売しています。

めんたいしゅうまい1個200円。明太子がぎっしり詰まっている
一番人気は、スケトウダラのすり身に明太子を練り込んだ「めんたいしゅうまい」。身も卵もスケトウダラでできた親子しゅうまいです。店頭の蒸し器で蒸し上げたものを、注文に応じて提供してくれるので、いつも熱々でふっわふわ。粒感も風味も、明太子ならではの味わいで満足感が高い逸品です。

玉子サンドの専門店「ろじ屋」とのコラボで生まれた「めんたいだし巻き串」一本400円
数量限定の「めんたいだし巻き串」は、卵のふんわり感を保つため、常温または冷蔵した状態でのお渡しとなりますが、売り切れ必至の人気商品です。受験シーズンには「太宰府」の焼き印が「合格祈願」の文字に変わるため、とくに受験生やその家族に好評です。 明太子を練り込んだ生地はほんのりピンク色で、ピリッとした辛味がアクセント。だしをたっぷり含んだ卵のやさしい甘さと絶妙にマッチしています。

ひろしょう 太宰府店
ひろしょう だざいふてん

老舗の明太子に、ふくだしを注いだ「明太温茶漬け」

太宰府店は古民家風のたたずまい
「味の明太子ふくや」は、福岡名物・辛子明太子を発案した老舗ブランド。創業者・川原俊夫を主人公にした物語は映画や芝居、テレビドラマにもなっていて、全国的に知られる存在です。

試食しながら、買いものができる
元祖の味は、雑味のないすっきりとした辛味の中にほのかな甘みがあり、唐辛子の爽やかな香りが特徴。オーソドックスな辛子明太子のほか、チーズ、ふりかけ、お菓子など、さまざまな明太子関連商品がそろいます。 明太子は試食ができるので、好きな味が選べるのがうれしいですね。

2段式のトレーで提供される「明太茶漬け膳」
参道のほぼ中央に位置する太宰府店は、これら主要商品のほとんどを一同にそろえる直営店。お店の奥には食事処も併設していて、生・炙り・ごま油ねぎ和えと3通りの辛子明太子の食べ比べができる「明太茶漬け膳~二重の塔仕立て~」(1500円)が人気です。

テイクアウトの「明太温茶漬け」500円。明太子のトッピングはプラス200円
手軽に、お手頃価格で味わうなら、テイクアウトの「明太温茶漬け」がおすすめです。店頭の自販機でチケットを買って専用窓口に提示すれば、その場でつくってくれます。 あったかごはんの上に、創業時から受け継ぐ明太子をトッピングし、贅沢にもフグでとった熱々のだしをかけて出来上がり。別途料金で明太子2切れを追加することもできます。

ふくや 太宰府店
ふくや だざいふてん
福岡の人気観光地である太宰府天満宮の参道で味わえる、明太グルメの特集はいかがでしたか。今回紹介した「めんたいフランス」「めんたいしゅうまい」「明太温茶漬け」は、いずれもできたてを提供してくれる、寒い季節にぴったりのホットメニューです。 参拝や散策の合間にぜひ立ち寄って、福岡の名所と名物の両方を堪能してくださいね。
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文:コガユミコ 写真:藤光一郎
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