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2024.05.18
福岡で食べたい博多うどん7選。伝統の味から、進化する創作の一杯まで
近年全国でも話題の福岡のソウルフード・博多うどん。だしをたっぷり含む柔らかい麺が博多うどんの特徴ですが、伝統の味から進化する創作の一杯まで、バリエーション豊かなうどんがそろいます。 こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ福岡」改訂版から、福岡・博多を訪れたらぜひランチや締めに食べたい、うどんの人気店をまとめてご紹介します。福岡の多彩なうどん文化をぜひ味わってみて。
うどん・そば発祥の地
博多区にある「承天寺」にはうどん・そば発祥の地碑があります。聖一国師が宋から製粉技術を持ち帰り、この地で伝えたとされ、うどんとそばも博多が発祥との説が生まれたのだとか。
伝統のもっちりやわらか麺「かろのうろん」
ごぼう天うろん650円
うどんのことを博多弁では「うろん」といいます。1882(明治15)年創業から代々の味を守るうろんは、もっちりとしたほどよい弾力があり、のどごしがいいと評判です。だしは羅臼昆布を使い、風味を生かした薄味に仕上げています。 「ごぼう天うろん」は、薄口ながら旨みたっぷりのスープに、やややわらかめの麺が特徴。スライスしたごぼうはシャキッとした歯ごたえです。
櫛田神社のすぐそばにある
かろのうろん
カロノウロン
昔スタイルのうどん屋が今もここに「みやけうどん」
丸天うどん500円
福岡でも屈指の極太麺が特徴で、つゆを吸ってぽってりと膨らんだ麺は、独特な歯ざわりとのどごしが味わえます。うどん(400円)に好みのトッピング(各100円)を注文するシンプルなスタイルです。 「丸天うどん」は、昔ながらの博多うどんの製法で作っています。麺は茹でおきのため、20秒から1分ほどで完成します。
くぐり戸から背を丸めて中へ。古民家の風情が味わい深い
みやけうどん
ミヤケウドン
新ジャンルのもちもちうどん「釜喜利うどん」
すだちかけうどん880円(変動の場合あり)
麺は、博多うどんと讃岐うどんの中間を目指すもちもちした食感。徹底した温度管理のもと8時間熟成させることで、絶妙なのどごしを作っています。温かいうどんと冷たいうどんのメニューが豊富です。 「すだちかけうどん」は、すだちの酸味を利かせたすっきりした味わいのだしに、ツルツルしたのどごしのいい麺がよく合います。
カウンターとテーブル席がある店内
釜喜利うどん
カマキリウドン
パンチの効いた生姜がクセになる味わい「元祖肉肉うどん」
肉肉うどん850円
特製の生姜をトッピングしたうどんが看板メニュー。生姜に合うように作られたスープは魚介と肉の合わせだしで、見た目よりあっさりした味わい。ややコシのある麺は食べ応えがあります。 「肉肉うどん」は、あっさりめのスープにコシのある麺、牛ばら肉と生姜がマッチしています。生姜は好みの量にオーダーできます。
シックな雰囲気の店内。女性客も多い
元祖肉肉うどん
ガンソニクニクウドン
独自製法の細くて白いうどん「能古うどん製造所」
おろしぶっかけうどん(並)605円
細麺ながらコシのある麺が人気のうどん店。時間をかけて熟成させた麺は透き通るような白さとツヤツヤとした輝きがあります。小麦粉本来の風味と、モチモチした歯応えを最大限に味わうには、つけ麺がおすすめ。 「おろしぶっかけうどん」はセルフ形式で、トッピングはごぼう天、丸天、えび天など約15種類がそろっています。
キャナルシティ博多の地下に看板を掲げる
能古うどん製造所
ノコウドンセイゾウショ
【〆のうどんがあるお店】「うどん居酒屋」を全国に知らしめた「二○加屋長介 本店」
鶏スープあつかけうどん1100円が看板メニュー
2016年に東京に進出し、うどん居酒屋を発信。うどんで締めるのが店のスタイルです。
二○加屋長介 本店
ニワカヤチョウスケホンテン
【〆のうどんがあるお店】うどんも酒肴もひと工夫加えたオリジナル「博多あかちょこべ」
やかんに入ったユニークなずぼらうどん720円
古式胚芽うどんをはじめ、スペアリブ肉うどんなど変わり種が評判です。
博多あかちょこべ
ハカタアカチョコベ
バリエーション豊かな博多うどんはいかがでしたか?福岡の多彩なうどん文化を、この機会にぜひ味わってくださいね。
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