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2025.09.27
秋旅で訪れたい。レトロな町並みに癒される日本各地のおすすめスポット6選
暑い夏がようやく終わりを告げ、おでかけが楽しい時季の始まり。美しい景色を楽しみながらさんぽするのもすてきです。今回は、非日常感がたっぷり味わえる町並みを全国から6つ選んでご紹介します。江戸時代の面影を残す宿場町から人々の暮らしを肌で感じる懐かしい場所まで、小さな旅行の目的地にもぴったり。ぜひ秋旅の参考にしてくださいね。
【福島県】今も大切に住み継がれる南会津「大内宿」
【埼玉県】4つの時代を楽しめる“小江戸”「川越」
【岐阜県】 江戸時代の面影が残る「飛騨高山 古い町並」
【石川県】古都・金沢の歴史と文化を感じる「ひがし茶屋街」
【広島県】懐かしい風景にほっこり。「尾道の町並み」
【福島県】今も大切に住み継がれる南会津「大内宿」

鎌倉時代ころから会津と関東を結ぶ街道として往来があり、江戸時代に整備された下野街道。宿場として栄えたのが南会津の「大内宿(おおうちじゅく)」です。1981年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。「売らない・貸さない・壊さない」という住民憲章を守り、まちの景観や屋根葺きの技術を受け継ぐ活動を続けながら、多くの観光客を迎えています。
ほとんどの建物が店舗兼ねた住宅となっているこちら。飲食店や名産品のお店、宿泊施設などが揃います。長ねぎをお箸がわりに使って食べる名物のそばやスイーツなど、食事やお茶を楽しむのもおすすめ。建物を中からもゆっくり眺めてみましょう。
大内宿
オオウチジュク
【埼玉県】4つの時代を楽しめる“小江戸”「川越」
新河岸川で野菜や米を江戸に運ぶ場所として栄え、代々の譜代大名が江戸の祭りや文化を持ち帰った川越。現在は都心から30分ほどでありながら江戸の情緒を残すまちとして愛されています。明治の大火を乗り越えた蔵が残る「蔵造りの町並み」や、江戸時代から4代にわたって時を告げ続ける「時の鐘」、懐かしく温かな「菓子屋横丁」など、名所が満載です。
歴史機的建造物を改装したお店もたくさん。名産のさつま芋や抹茶などを使ったスイーツやドリンク、キリッとした縞柄がすてきな川越唐桟、クラフトビールや日本酒などのグルメや買い物を、レトロな街並みをさんぽしながら楽しめます。
川越
カワゴエ
【岐阜県】 江戸時代の面影が残る「飛騨高山 古い町並」
江戸時代に城下町、商人町として発展した高山市の「飛騨高山 古い町並」。上町と下町の三筋の通りは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。町家や造り酒屋など江戸時代から残る建物が並び、人力車が行き交うことも。飛騨春慶塗、一位一刀彫、渋草焼など伝統工芸品を扱う店も多く、江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。
特徴的な出格子や軒下を流れる水、酒屋の軒先に下がる杉の葉の玉など風情あるまちを回るだけでも楽しいですが、ご当地グルメも充実。飛騨牛の握り(写真)や串焼き、みたらし団子など気軽な食べ歩きできるものや、高山ラーメンなど、魅力的なメニューが揃います。
飛騨高山 古い町並
ヒダタカヤマノフルイマチナミ
0577-36-1011
(飛騨・高山観光コンベンション協会)
https://www.hidatakayama.or.jp/index.html
(飛騨高山観光公式サイト/飛騨・高山観光コンベンション協会)
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高柳涼子
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