【上野駅】名建築やカフェにもうっとり♪「国立西洋美術館」

JR上野駅公園口から続くメインストリートからもよく見える前庭の彫刻群も見どころのひとつ（写真：古本麻由美）

動物園や博物館、美術館が集まる上野恩賜公園。その中にある「国立西洋美術館」は、西洋美術全般を専門とする、日本で唯一の国立美術館です。本館と園地は、20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエ建築作品のひとつとして、7か国にまたがる世界文化遺産に登録。氏の「無限成長美術館」の基本原理にもとづき、展示室が中央ホールをらせん状に取り囲んでいる設計にもぜひ注目してみましょう。

1階奥の「CAFÉ すいれん」。クロード・モネの代表作の名を冠した明るい空間（写真：古本麻由美）

【上野駅】秋さんぽにも。一日楽しめる「東京国立博物館」

正門の先、水盤の奥に建つ本館。日本有数の美術品が集まる

同じく上野恩賜公園にあり、“トーハク”の愛称でも親しまれる「東京国立博物館」は1882年からこの地にあり、質・量ともに日本一のコレクションを誇る博物館です。日本の美術・工芸品が展示されている「本館」や、特別展を行う「平成館」、東洋美術を展示する「東洋館」など、テーマごとの7つの建物がゆったりと配されています。

本館の北側に広がる庭園。池を中心に5棟の茶室があり、珍しい植物も植えられている

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【竹橋駅】見ごたえ満点の所蔵作品展「東京国立近代美術館」

谷口吉郎氏が手がけたモダンな建物もすてき。ほぼ開館当時のままの外観はエリアのシンボルのひとつ

日本で最初の国立美術館として1952年に京橋で創設され、1969年に皇居の北側、北の丸公園地区に移転オープンした「東京国立近代美術館」。19世紀末から現代までの日本の近現代美術を扱い、約1万4000点のコレクションを誇る美術館です。

文化の日には所蔵作品展が無料に。テーマ別に12室に分けて約200点が展示される国内随一の規模です。内容は会期ごとに替わるので、何度でも訪れたくなります。最上階の休憩スペースからの眺め（写真）もすてき。文化の日は、開館の地・京橋にある「国立映画アーカイブ」（旧 東京国立近代美術館フィルムセンター）の展示室も無料となります。