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2025.11.07
【プレゼントも♪】手つかずの自然の中でウェルネス♪ 心とからだを整えるパラオ時間
「ただ、美しいだけじゃない」。パラオを旅する魅力は、世界有数の透明度を誇る海や太古からの自然に包まれて、五感を解き放ち、心と身体をリセットできる時間にあります。 フィリピンの東、ミクロネシアの群島に浮かぶパラオ共和国は、約340*の島々からなる小さな南の国。年間を通して気温は27〜30℃ほど過ごしやすく、季節を問わず海の色が美しく輝きます。日本との時差はゼロ。通貨は米ドル、公用語は英語とパラオ語で、はじめての海外旅行でも気負わず訪れることができる、心地よい距離感の楽園です。 日常から少しだけ離れて、“何もしない贅沢”を体験してみませんか? ただ海を眺め、風に身をゆだねるだけで、きっと心の奥が静かに整っていくことでしょう。 記事の最後には、パラオに行きたくなる雑貨セットが当たるアンケートもご用意しています。ぜひ最後までお読みいただき、応募してみてくださいね。 *パラオ政府発表 写真:iStock(benedek)
特別な場所へは、現地を知り尽くしたプロのガイドとともに

写真:iStock(Norimoto)
今回ご紹介する場所は、パラオの中でも特に保護されたエリアにあり、個人では立ち入ることができない特別な自然空間。そのため、現地発着のオプショナルツアーやガイド同行のアクティビティに参加する必要があります。一見手間に感じるかもしれませんが、これこそがこの美しい自然が守られてきた証です。 経験豊かなプロのガイドが、安全面や自然保護のルールを丁寧に教えてくれるので、初めての方でも安心して楽しめます。自然に身をまかせながら、安心して心をゆるめる。パラオでのウェルネス旅は、そんな丁寧な時間の積み重ねから始まります。
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海に浮かぶ緑の宝石たち。心ほどける世界遺産へ

写真:PIXTA
パラオの象徴ともいえる景観が、ユネスコ世界自然遺産にも登録されている「ロックアイランド」です。数百もの石灰岩の小島が、エメラルドブルーの海に点在する姿は、まるで宝石を散りばめたよう。どの角度から眺めても、自然が描き出した芸術のような光景が訪れる人を魅了します。 島々の間をボートで縫うように進んでいくと、海の色が刻々と変わり、青のグラデーションが目に飛び込んできます。ここでは、観光地を“見る”のではなく、壮大な自然に“身をゆだねる”ことが大切。波に身をまかせ、風を頬に感じ、ゆっくり呼吸する。その一瞬一瞬が、日常の喧騒を遠ざけ、心をととのえてくれる時間になるのです。

写真:PIXTA( Hiromi Ito Ame )
Rock Islands
ロックアイランド
天然スパリチュアルで白い泥に包まれる

写真:パラオ政府観光局
ロックアイランドの奥にある「ミルキーウェイ」は、パラオでしか出会えない天然のスパスポット。海底に堆積した石灰質の白い泥は、ミルクを溶かしたように水面を淡いターコイズブルーに染めあげています。その泥をすくって全身に塗ると、ひんやりとした感触が心地よく、洗い流したあとは肌がすべすべに。地元の人々からも美容効果があると親しまれてきました。泥をまとった仲間と笑い合う時間は、非日常のなかで思わず心までやわらかくなる瞬間。自然がくれた贈り物に身をゆだねる体験は、エステ以上の深い癒しを感じさせてくれます。

乳白色の泥で天然パック。自然の恵みに包まれて、心も肌もすっきり 写真:パラオ政府観光局
Milky Way
ミルキーウエイ
潮が引いたときだけ現れる幻の道「ロングビーチ」

干潮のときだけ現れる真っ白な砂の道。干潮の時間帯は日により異なり、潮位によりロングビーチが現れない日もある。事前に確認してから訪れましょう 写真:パラオ政府観光局
干潮のときだけ現れる幻の一本道、それが「ロングビーチ」です。真っ白な砂浜が、透きとおる海の上にまっすぐ伸びる光景は、息をのむほど幻想的。時間帯によってはほんの数時間しか姿を現さないため、訪れること自体が特別な体験になります。両側に広がる青のグラデーションを眺めながら歩いていると、まるで海の上を散歩しているような不思議な感覚に包まれます。

どこまでも続く青に抱かれながら、潮の満ち引きが生み出す奇跡の景色を歩く 写真:Maddison Toddma
ロングビーチ
透き通った海で、色とりどりの熱帯魚たちと海中さんぽ

写真:Josh Burkinshaw
パラオの海は、世界有数の透明度を誇ります。シュノーケルをつけて水面に顔を出すと、目の前にはサンゴ礁の森と、色鮮やかな熱帯魚たちが広がり、まるで別世界に迷い込んだかのよう。波に揺られながら呼吸を整えるうちに、自分のリズムが自然と調和していくのを感じます。時には、悠々と泳ぐウミガメや、優雅に通り過ぎるサメと出会えることも。 パラオでのシュノーケリングは、観光アクティビティとして楽しむだけでなく、静かに漂いながら心をゆだねることで、心身のデトックスにもつながるのがパラオのシュノーケリング。非日常に抱かれる贅沢な時間が、ここにはあります。

色とりどりの魚に出会えるどこまでも透明な海 写真:PIXTA(osamudiver)

写真:PIXTA( osamudiver)
ツアー会社で広がる、ロックアイランドの楽しみ方
どこまでも青く澄んだパラオの海を楽しむには、オプショナルツアーへの参加が欠かせません。なかでも「ロングビーチ」や「ミルキーウェイ」といった人気スポットをめぐるツアーは、各社が趣向を凝らして企画しており、それぞれに個性があります。今回は、ベラウツアーとインパック、2社のプログラムをご紹介します。
ベラウツアーのロックアイランド、ロングビーチ & ミルキーウェイツアー

ホテル送迎込みで所要7時間で、ロングビーチ & ミルキーウェイをめぐれるツアー 写真:ベラウツアー
ベラウツアーが提供するのは、定番スポットをぎゅっと凝縮した王道プラン。 ロックアイランドをクルーズしながら、「ミルキーウェイ」で天然泥パックを体験し、干潮時にだけ現れる「ロングビーチ」を歩く──そんな特別感あふれる一日が待っています。 シュノーケリングではサンゴ礁や熱帯魚に出会え、運が良ければウミガメの姿も。ランチや器材レンタル込みで、初めての方でも安心して参加できるのが魅力です。 まるで“パラオの定番をしっかり楽しむための入り口”のようなツアーです。

写真:ベラウツアー
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IMPAC TOURSで開催している新サウスロックアイランドツアー

ランチはロックアイランド内唯一のリゾート施設「カープ島」にて特製BBQを。カープ島では、ビーチ沿いのハンモックでのんびりするなどのフリータイムを過ごせます 写真:IMPAC TOURS
もう少しゆったりと過ごしたい方におすすめなのが、インパックの「新サウスロックアイランドツアー」。午前は泥パックを楽しめる「ミルキーウェイ」やマンタの通り道「ジャーマンチャネル」を訪れ、正午にはロックアイランド唯一のリゾート施設「カープ島」でBBQランチ。設備が整った島でのんびり休憩できるため、女性やご年配の方にも安心です。午後は「ロングビーチ」やビッグドロップオフでのシュノーケリングへ。たっぷり一日かけて“海と一緒に過ごす”時間を満喫できます。(海況や潮位により、各スポットを訪れる順番が変わります。)

写真:IMPAC TOURS
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オーシャンアカデミーのみで実施している、白い砂浜が広がるマルキョクへ

マルキョク遊び放題ツアーで出会える景色。まるで鏡のような美しい海面 写真:オーシャンアカデミー
観光地の喧騒を離れて、静かなリゾートといえるマルキョクの秘密の海辺へ連れてってくれる「マルキョク遊び放題ツアー」。白い砂浜が広がるマルキョクのビーチは、時間がゆっくりとほどけていくよう。ここでは、パラオでも貴重な天然の白砂の浜を、まるで自分だけのプライベートビーチのように満喫できます。クラゲ湖やミルキーウエイのような人気スポットとは異なり、ツアー客の姿もほとんどない静かな場所です。 波に揺られながらSUPやシュノーケリングで海をのぞいたり、中級者ならサーフィンやボディボードで思いきり体を動かしたり。アクティブにも、のんびり派にもぴったりの“遊び放題ツアー”です。ひとしきり遊んだあとは、木陰に腰かけて海風に吹かれながら、贅沢にランチを楽しむひとときを。ガイドが気分やスキルに合わせて丁寧にプランを組み立ててくれます。 近くには、伝統建築物バイやストーンフェイスといった歴史あるスポットも点在。希望すれば、国会議事堂やショッピングセンターにも案内してもらえます。 あなただけの特別な時間が、この手つかずのビーチから始まります。

写真:オーシャンアカデミー
オーシャンアカデミーのマルキョク遊び放題ツアーはこちら
心をほどく時間が、静かに、やさしく流れていく

写真:PIXTA
波の音に耳を澄ましながら深呼吸するたび、自然のリズムと自分の呼吸が重なっていく…。 パラオは何かを「する」ことに追われる旅ではなく、何も「しない」ことに身をゆだねる、静かな贅沢を教えてくれる場所。 どこまでも澄んだ海に足をひたせば、その透明な青が、張りつめていた心をふっとゆるめてくれるでしょう。。 目の前に広がるのは、写真にも言葉にも映しきれない海のグラデーション。 きらめく陽光が水面に踊り、ゆるやかな風が髪をなでると、五感がそっとひらかれていく感覚に包まれていきます。 心を整えたいとき。自分を取り戻したいとき。この海と空と光に出会うだけで、もう充分なはずです。 忙しさに埋もれた日々の隙間に、パラオという名の静かな癒しを、そっと忍ばせてみてはいかがでしょうか。
パラオのほか観光情報はこちらから
【アンケート&プレゼント】抽選で5名様にパラオ旅行に行きたくなる雑貨詰め合わせをプレゼント♪

※写真はイメージとなります。 手編みかご、サロン、ピアスの柄と色は賞品により異なりますので、ご了承ください
成田からの直行便で夕方に出発すれば、その日のうちにパラオへ到着できる、気軽に行ける常夏の楽園・パラオ。エメラルドグリーンの海を眺めるだけで、心が癒やされ、リフレッシュできる場所です。 そんなパラオの魅力をもっと感じていただけるよう、現地から届いた雑貨5点をセットでプレゼント。ヤシの葉の手編みカゴやベラウ・エコ・グラスのピアス、水着着用時に腰に巻いて使えるサロンなど、パラオを身近に感じられるアイテムを抽選で5名様にお届けします。
プレゼント概要
賞品:パラオへ旅行に行きたくなるパラオグッズセット 全5名様
(1名あたりのセット内容)
1.パラオ産 手編みカゴ
2.天然素材のリップバーム(パラオ産ココナッツオイル&シアバター)
3.ベラウ・エコ・グラスのピアス
(パラオ国内で出た廃ガラス瓶を再利用して作られたピアス)
4.パラオ政府観光局オリジナルステッカー(防水)
5.アイランド スタイル サロン
(腰に巻いたり、肩から羽織ったり、テーブルクロスにしたりなど、用途はさまざま)
応募期間:~2025年11月16日(日)まで
賞品の発送:2025年12月上旬
※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
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横井直子 取材協力:JICA
パラオ政府観光局

パラオ政府観光局は、手つかずの自然と文化を未来へ守りながら、その魅力を世界へ伝える窓口。観光情報の提供やコミュニティーベースのツアーの推進などを通じて、旅人が安心して訪れ、心豊かな時間を過ごせるようサポートしています。
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