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2025.10.15
お茶とケーキを優雅に楽しむカフェ♪金沢・橋場町近くの「茶室小雨」
JR金沢駅から南東に位置する橋場町エリア。文豪の屋敷跡や昭和初期の元銀行、老舗和菓子店など、賑わいを見せた落ち着きある町並みからほど近い場所に、非日常の旅時間をさらにゆったりと満たしてくれる、エレガントな雰囲気のカフェ「茶室小雨」があります。 こちらは、東京にある「from afar」や「菓子屋シノノメ」の系列店で、厳選された香り高いお茶と手づくりの上品なお菓子が楽しめるカフェです。

生花が飾られた大きなテーブルが印象的
ひがし茶屋街から兼六園下へと続く百万石通り沿い。橋場町三差路近くにある「茶室小雨」は、2019年に東京・蔵前で開業し、2023年金沢へ移転オープンしました。 店内は温もり感じる木のテーブルと、グリーンカラーのチェアが調和し、まるでヨーロッパにあるような正統派カフェやレストランのように洗練された雰囲気。アーチ状の棚や天井高で余白のある空間から醸しだされる穏やかな時間は、居心地の良さを感じさせます。
香りを確かめて飲みたいお茶をセレクト

(左)缶の蓋をあけて香りを確かめてお気に入りのお茶を選ぶ(右上・下)CHA YUAN、HARNEY & SONS、SMITH TEAMAKERの好みのなど、好みの茶葉を購入することも可能
店名の「茶室」らしく厳選されたお茶が用意されています。紅茶に、台湾茶や中国茶、ハーブティー、そしてフレーバーティーは、フランス・リヨンに本店を構える紅茶専門店CHA YUANやニューヨーク発の紅茶専門店HARNEY & SONS、アメリカのティー文化の再興に尽力したSMITH TEAMAKERなど、国内外のこだわりのティーメーカーからセレクト。イートインでは、本日のお茶4種類と、ミルクティー3種から、気分に合わせて選べます。 なかでもこの時期試してみたいのは、HARNEY & SONSで人気NO.1のフレーバー「ホット・シナモン・スパイス」。砂糖を入れなくとも、甘くとてもスパイシーで香りの良さに心満たされる一杯です。

半月焙煎研究所のオリジナルブレンドも持ち帰り用に販売
金沢移転してから、コーヒーのメニューが加わりました。こちらは系列店の蔵前にある半月焙煎研究所の豆を使用。昔ながらの喫茶店のコーヒーをイメージした深煎りで、酸味が少なく飲みやすい味わいです。
イートインのお菓子は金沢で毎日手づくり

季節のショートケーキ700円~。写真はメロンのショートケーキ、ホット・シナモン・スパイスティー(ポットサービス)800円
茶室小雨の代名詞的存在である、スポンジケーキに季節のジャムを挟んだ「ヴィクトリアケーキ」はもちろん、おすすめは季節のショートケーキです。シンプルにメロン×生クリームもあれば、アールグレイ×桃、キャラメルクリーム×洋梨、鉄観音茶×いちごなど、心躍る組み合わせも楽しいショートケーキが、約1か月ごとに変わり楽しめます。このほか、濃厚なチーズケーキや硬めの昔ながらのプリンも用意されています。

珈琲のティラミス650円
金沢移転時の新作メニューはティラミス。系列店の半月焙煎研究所のコーヒーをゼリーにして、その上にはイタリア産のマスカルポーネを使用しマルサラ酒が入っているチーズクリームがのります。クランブルが食感のアクセントになった、甘さとほろ苦さを楽しめる大人のスイーツです。
お気に入りのお茶や焼き菓子をおみやげに

オープンすぐは種類豊富なシノノメ菓子店のお菓子。マドレーヌ220円~など
お店に到着したら、まずはお茶やスイーツを選び、お会計を済ませて席へ着くスタイル。そのカウンターの上には、東京・蔵前のシノノメ菓子店から取り寄せたクッキーなど、魅力的な焼き菓子が並んでいます。東京ではなかなか買えないという方も、ここならお気に入りの種類が手に入るかもしれません。旅の思い出に、ぜひおみやげとしてチェックしてみて。

新しいソファ席もあり、店内はどこを切り取っても絵になり写真撮影も楽しい
「茶室小雨」は、ひがし茶屋街と金沢城公園・兼六園の間にあり、休憩に立ち寄れるちょうどいいロケーションです。長居する地元の方も多いという優雅で和める雰囲気のお店。旅の途中で緊張していた気持ちを、すっと静めてくれるようなカフェに立ち寄って、パワーチャージしてみて。洗練された空間で、こころ落ち着くお茶時間をゆっくり楽しんでください。

茶室小雨
チャシツコサメ
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土井淑子 撮影:新井智子
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