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2026.01.02
新春のアート&カフェさんぽ♪京都よりみちこみち 平安神宮と岡崎通【後編】
京都市の東部、美術館や図書館、コンサートホールが集まる文化エリア・岡崎。広い芝生には、のんびり時を過ごす人の姿も見られる穏やかなスポットです。 今回の「京都よりみちこみち」のテーマは新春のアート&カフェさんぽ。平安神宮と粟田神社を結ぶ岡崎通には、京都市京セラ美術館や地元の愛されグルメ店をはじめ、町家カフェ、器や布小物などの雑貨店、京都らしい漬物の老舗が並びます。初詣の行き帰りに、ふらりと立ち寄ってみましょう。
ノスタルジーを誘うレトロで新しい美術館「京都市京セラ美術館」
世界が認めたパティシエの冬に恋しくなるチョコレート「Chocolaterie HISASHI」
一子相伝のだしが命 三位一体の京うどん「京うどん生蕎麦 おかきた」
歴史ある漬物の老舗で 冬が旬の千枚漬を「京つけもの大安」
日本最大級の神馬を訪ねて新たな年の旅の安全を祈願「粟田神社」
ノスタルジーを誘うレトロで新しい美術館「京都市京セラ美術館」

美術館へはガラスリボンと名付けられた地下の入り口から入ります
1933(昭和8)年に開館した90年以上の歴史を刻む「京都市京セラ美術館」。本館は日本の公立美術館建築の中でもっとも古く、和洋が融合した帝冠様式と呼ばれる建築の代表格で、美術館の建築や庭園も見どころのひとつです。ミュージアムショップやカフェも充実しており、オリジナルグッズは気の利いたおみやげにもなりそう。

本館の中央ホールは高い天井とらせん階段が印象的な空間

2階の天井にはレトロなステンドグラス

五世大木平藏製《初節句雛 人形》1934年、丸平文庫蔵。江戸時代創業の人形司・丸平大木人形店の作品
館内には無料エリアが設けられており自由に見学も可能です。 また、2025年12月19日から2026年3月15日は、コレクションルーム 冬期特集「お雛さまと人形の世界~ 絵画と共に四季をめぐる」を開催中なので、是非訪れてみて。
京都市京セラ美術館
キョウトシキョウセラビジュツカン
世界が認めたパティシエの冬に恋しくなるチョコレート「Chocolaterie HISASHI」

手みやげにしたいボンボンショコラ6個3024円~。抹茶や日本酒、柚子など和素材を生かしたものも
「Chocolaterie HISASHI」オーナーの小野林範さんは、クラブハリエで15年修業し、ワールドチョコレートマスターズ2015で準優勝した世界レベルの実力派。素材を生かすことを基本に、数10種のチョコレートを駆使しスイーツを作り上げます。

タルトショコラ972円。チョコレート細工の美しいグラデーションにも注目

モンブラン972円には、栗の風味を生かせるやさしい味わいのミルクチョコレートを使うを使う

イートインはカウンター席でどうぞ。
Chocolaterie HISASHI
ショコラトリー ヒサシ
一子相伝のだしが命 三位一体の京うどん「京うどん生蕎麦 おかきた」

1940(昭和15)年創業の京うどん専門店「京うどん生蕎麦 おかきた」。その特徴は、麺、だし、具材が調和し一体となるバランスのよさ。まとめ役となるだしは、天然利尻昆布とうるめ、めじか、鯖の節からひく。もちろん麺も自家製で、挽きたての新鮮な小麦から打ち上げる色白の細めの麺は、コシがありながらもだしがよくしみ込む。

壁紙は、江戸時代の版木を使って摺り上げられた贅沢で優美な秋草模様の唐紙

衣笠丼1230円
「衣笠丼」は、卵とご飯の間に揚げと九条ネギが入る珍しいタイプ。 「たぬき」は、甘く炊いた刻んだ揚げと九条ネギを散らしたあんかけうどん。おろし生姜が、散策で冷え切った体をぽかぽかと温めてくれますよ。

「たぬき」1070円
京うどん生蕎麦 おかきた
キョウウドン キソバ オカキタ
歴史ある漬物の老舗で 冬が旬の千枚漬を「京つけもの大安」

1902( 明治35)年創業、120年以上の歴史を刻む京漬物の老舗「京つけもの大安 本店」。野菜本来の味を生かすため、野菜はもとより、トウガラシや山椒などの副原料、調味料にいたるまで国産にこだわり、各地から集まった良質の素材を自社工房で漬け込んでいます。大きな聖護院かぶらの皮をむき千枚漬を仕込む風景は、京都の冬の風物詩。 現在の場所に店を構えたのは1930(昭和5)年のこと。大安の本店として常時100種類以上の漬物が並んでいます。

千枚漬100g 864円。 聖護院かぶらをスライスし、塩で下漬した後、北海道昆布と調味液に漬け込む

美容液のトライアルセット「至貴」2本入2310円
原料野菜の不使用部分から作る化粧品も販売しています。発酵の力で肌にうるおいを与え、柔らかくしてくれるのだそう。
京つけもの大安 本店
日本最大級の神馬を訪ねて新たな年の旅の安全を祈願「粟田神社」

境内は旧東海道から石段を上った高台に広がり、京都市街を一望できる
スサノオノミコトとオオナムチノミコトを祀り、厄除け・病除けのご利益で知られる「粟田神社」。京の東玄関である粟田口に鎮座することから、旅の安全を願い、道中の無事を感謝してお参りする人が絶えず、今では旅立ち守護や旅行安全の神様として知られています。


日本最大級の躍動感あふれる青銅製の神馬像も参道の石段でお出迎え
干支にちなみ、参道で迎えてくれる明治時代に奉納された神馬像にもお参りを忘れずに。旅立守護お守りやうまおみくじなど、馬に関する授与品もあります。 「必勝祈願のひだり馬お守り」は、馬は右から乗るとつまずいて転ぶという習性があり、「左馬は倒れない」として必勝、成功を得るとされています。持っているだけで気持ちも明るくなりそうですね。
粟田神社
アワタジンジャ
もっとよりみち

粟田神社からは京の街を一 望。北山の左大文字や西賀茂の船形まで見渡せる
徒歩で10分ほどの南禅寺界隈は湯豆腐の名店が集まるので冬のランチにおすすめ。また、粟田神社から徒歩5分ほどで木村英輝の襖絵で知られる「青蓮院」に。そこからは、除夜の鐘がテレビで取り上げられることもある「知恩院」、もうひとつの初詣スポット「八坂神社」も徒歩圏です。新春の京都旅を楽しんでくださいね。
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文:戸塚江里子 写真:小川康貴 編集:ことりっぷ編集部
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