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2026.03.03
名古屋・大須からちょっと歩いて。国内外の選りすぐりのアイテムに出会える「MATO OBJECTS STORE」へ
名古屋市中心部の人気エリア“大須”からふらっと足を延ばせる松原は、これから素敵なお店が増えそうな町。こちらで2024年から営む「MATO OBJECTS STORE(マトオブジェクトストア)」は、国内外から集めた器や木工作品、民芸品などがそろうセレクトショップです。作り手のぬくもりが感じられる品々との出会いを、自分のペースで楽しめる空間。街のにぎわいや日常を少し離れて、そっと扉を開けてみませんか。
住宅街の中にある花き市場の一画を訪ねて

花を抱えたクマさんのロゴがかわいい
MATO OBJECTS STOREがある名古屋市中区松原は、都心に近いのに静かな住宅街。多くの人でにぎわう大須商店街から大通りを渡って、徒歩5分ほどの場所です。お店があるのは、名古屋市民にも案外知られていない、花き市場の一画。早朝は花の仕入れで人が集まり活気が見られますが、MATOが開店する11時頃には再び静かに。にぎわう大須からも適度に距離があり、「絶え間なく人が出入りするのではなく、目的を持って足を運んでもらえる環境がいい」と考える、的山さんの理想に適う場所です。

花き市場の気配が感じられる場所や場面もあるけれど、撮影には配慮して
MATOは、大手セレクトショップで長年経験を積んだ的山大介さんが開いた、インテリアのセレクトショップ。1・2階からなる店内には、的山さんがセレクトした国内外の作家の作品や民芸品など、新旧さまざまなアイテムが並んでいます。陶器や木工作品、置物など幅広いジャンルの品々ですが、どこかやわらかさやぬくもりを感じるという共通点が。「作った人の手の跡が残るような、民芸的なものが好き」という的山さんの好みが伝わってきます。
海外の民芸品や独自にセレクトされた書籍

どんな発見があるかわくわくしながら、階段で2階へ。イベントの内容によってディスプレイはがらりと変わることも
2階は海外の古い民芸品がメインで、アジアやアメリカなど各地の生活に密着した道具や置物など。動物をモチーフにしたものや、ユニークなアイテムも多く、じっくりと見入ってしまいます。写真や建築、フォークアートなどの古書もありますよ。書店さんがお店の雰囲気やイベントなどにあわせてセレクトした、個性的なラインナップ。他ではなかなか出会えそうにない珍しい書籍も含まれているので、思いがけない発見や出会いがあるかもしれません。

カラフルなメキシコの民芸品など。味のある表情やポーズに、ふっと気持ちが和らぐ

北海道の木彫り熊も的山さんが集めているもののひとつ。「これもクマかな?」まじまじと見つめたくなる、ゆるやかな作品も
愛着を感じて使い続けられる、器や木工作品

壁際の棚にずらっと作品が並ぶ1階
1階は国内の作家さんの陶器や木工作品が中心。多治見や瀬戸、高山など東海エリアをはじめ、全国の作家さんの品々が並んでいます。入荷してもすぐに売り切れてしまう人気アイテムや一点物も多いので、お気に入りを見つけたら、迷わず手に入れるのがおすすめです。

飛騨高山「まる工芸」のオーバルボックス。曲木の曲線が美しく、色が深みを増していく経年変化も楽しみ

「TEMBEA」のトートバッグ。ギンガムチェックのタイプは黒が定番で、年に数回シーズンカラーも登場

コーヒー(550円)は的山さんもお気に入り、名古屋を代表する名店Coffee Kajitaのブレンド。店内で飲むなら作家さんの器、テイクアウトならロゴ入りのペーパーカップで提供
1階奥にはベンチがあり、コーヒーや紅茶、チャイなどのドリンクもいただけます。気になる作品の作家さんについて的山さんに聞いたり、購入したものをどう使おうか考えをめぐらせたり。一杯を味わうひととき、思い思いに楽しめそうです。
イベント情報はSNSでチェックして

店内の様子が外からよく見えるので、初めてでも入りやすいはず
20代の頃は興味の対象が主に洋服だったという的山さん。年を重ねてライフステージも変化するなかで、器やインテリアへの関心が高まっていったとか。これからそういった変化をたどっていく方たちに寄り添えたらという想いもあるそうです。まずは自由に店内をめぐって、詳しく聞いてみたいことがあれば、ぜひ気軽に声をかけてみてくださいね。贈り物選びなどの相談にも乗ってもらえますよ。 月1回くらいで定期的にイベントも行われているので、詳しくはInstagramでチェックして。気になる催しを見つけたら、それにあわせて訪ねてみるのもよさそうです。あまり詳しくないから…と気後れすることなく、ふらりと立ち寄って、新たな出会いを楽しんでみませんか。

MATO OBJECTS STORE
マトオブジェクトストア
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文:豊野 貴子 写真:山本 章貴
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